Food&Nutrition 朝の食べ方で1日の体調が変わる!血糖値スパイクを防ぐ朝ごはん この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 18歳でカナダへ移住した時、私の食生活は180度変わりました。 当時の朝ごはんの定番は、ホームステイ先で出てきた巨大なチョコレートマフィン。 ときには、朝からケーキを食べることもありました。 そのころの私は「血糖値」という言葉すら知らず、「朝は何を食べても太らない」という根拠の無い情報を信じて、毎日好きなものをおいしく食べていました。 そして午後になると、強い眠気やだるさ。 それをごまかすように、コーヒーやスナックに頼る毎日。 病名のつかない不調、アレルギー、生理不順が悪化していったのも、「海外生活のストレスや環境のせいだ」と思っていました。 でも、海外生活に慣れても、環境を変えるために引越しをしても、体調は変わりませんでした。 食事と不調のつながりに気づいたのは、それから何年も経ってからです。 今なら、あの頃の私が ・なぜ常に甘いものを欲していたのか・なぜ午後や夕方に強い疲れを感じていたのか・なぜ生理不順だったのか その理由が、よくわかります。 こんな心当たりはありませんか? 毎日の生活で、こんなふうに感じていませんか? もし当てはまる点があれば、「血糖値スパイク」を起こしやすい食べ方をしているかもしれません。 血糖値スパイクとは? 血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急上昇し、そのあと急降下する状態のこと。 食後に血糖値が上がるのは普通のことですが、緩やかな上昇ではなく、まるでジェットコースターのように血糖値が上下してしまうイメージです。 そして、血糖値が急降下する時、 といった影響が出やすくなります。 特に朝は、血糖値スパイクが起こりやすい時間帯です。 血糖値スパイクは朝に起こりやすい 朝は、体がエネルギー源である糖を血中に放出させ、一生懸命「目覚めて活動する準備」しています。 さらに、一晩中何も食べていない「絶食状態」の朝は、消化システムが空っぽで非常に敏感です。 これらの理由から、朝は何もしなくても血糖値が上がりやすい状態になっています。 そのタイミングで のように「糖質に偏った」の食事をすると、糖がロケットのように素早く吸収されます。 その結果、食後に体への大きな負担(血糖値スパイク)を招いてします。 朝に血糖値スパイクが起こると、その影響は一日中続く可能性が高いです。
Food&Nutrition “老け見え”を防ぐ!春の抗酸化食材で「サビない」体を手に入れる この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 冬の寒さがゆるみ、いつもの景色にやわらかい色がつき始める3月・4月。 実はこの季節、体は「サビやすい」状態になりやすいことをご存じですか? 寒暖差、花粉、急増する紫外線、そして環境の変化によるストレス… これらはすべて、体内の「酸化(サビ)」を一気に進めてしまう要因です。 だからこそ春は、旬の食材で内側から抗酸化ケアを始めるベストタイミング。 今回は、日本の春に旬を迎える食材を使った、大人の女性のための“体のサビ”対策をご紹介します。 そもそも「体のサビ」って? 体のサビとは、「活性酸素」による酸化ダメージのこと。 活性酸素は、呼吸・紫外線・ストレスなどによって体内で自然に生まれます。 少量なら免疫に役立ちますが、増えすぎると細胞を傷つけ、以下のような悩みを引き起こします。 これに対抗するのが、食材に含まれる「抗酸化物質」です。 春の食材には、過酷な環境で芽吹くための強い抗酸化力が蓄えられています。 春に取り入れたい「抗酸化」春食材 ① 菜の花(紫外線ケア&解毒の臓器”肝臓”のケア) 冬から春にかけて旬を迎える菜の花は、抗酸化成分の宝庫です。 ② 新玉ねぎ(血液サラサラ&代謝) みずみずしく甘い新玉ねぎは、この時期だけの贅沢品。 ③ 春キャベツ(胃腸を元気に&ハリ維持) 柔らかく甘みの強い春キャベツは、内側からの美肌づくりに。 ④ アスパラガス(疲労回復&血管ケア) この時期、グングン伸びるアスパラガスは「元気の素」が詰まっています。 ⑤ タケノコ(整腸&スローエイジング) 食物繊維のイメージが強いですが、実は抗酸化にも役立ちます。 ⑥
Food&Nutrition 腸は第二の脳!ネガティブ思考は“心が弱い”せいじゃなかった この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 今年は笑顔でご機嫌で一年を過ごそう! 新年は、そう意気込んでいたのに、 「最近、気持ちが落ち込みやすい…」「イライラしやすくなった」「眠りが浅い・疲れが取れない」 そんなふうに感じていませんか? また、パートナーや子どもなど、周りの人のイライラに影響を受けてしまうこともあるかもしれません。 実は、こうしたネガティブな感情には、食事が関係していることがあります。 イライラや不安は、血糖値の乱れやミネラル不足など、さまざまな原因からも起こりますが、今回お話ししたいのは「腸内環境の乱れ」です。 メンタルの不調というと「脳の問題」と思いがちですが、実は腸はメンタルの土台と言っても過言ではありません。 昔から、感情を表す言葉には“お腹”が登場します。 例えば、「腹を括る」とか「腹の底から笑う」。 英語でも、緊張した時に butterflies in the stomach(お腹に蝶が舞う感覚)と表現したり、直感のことをgut feeling(腸から感じる)などがあります。 実はこれ、科学的に間違いではなく、腸と脳が絶えず会話していることは様々な研究で明らかになっています。 みなさんも、「腸は第二の脳」とどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。 今回は、腸が第二の脳と呼ばれる理由をに解説していきます。 最後まで読んでいただくと、 「なんとなく不安になりやすい」「気分の浮き沈みが激しい」「理由はないのに疲れやすい」 こんな心や体の不調を改善するためのヒントが見つかるかも知れません。 腸が「第二の脳」と呼ばれる理由 1.体のはじまりは「腸」から 人の体は、受精卵が成長する過程で、まず原腸(消化管のもとになる構造)が作られます。 その後、腸が伸びて口や肛門ができ、さらに肝臓や肺、そして脳や神経系が発達していきます。 最初に作られるのが腸だから腸が一番大切ということは言えませんが、腸は体の重要な器官であることがわかります。 また動物の進化の過程で最初にできた臓器も腸と考えられています。 実際、クラゲやイソギンチャクのように「腸はあるけれど脳はない」生き物は存在しますが、消化管のない生き物はほとんどいません。
Food&Nutrition ホリスティック栄養学とは?女性の体と心を整える新しい健康の考え方 この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 「ホリスティックって、どういう意味なんですか?」 私の肩書きを見て、こんな質問をいただくことがよくあります。 ホリスティックは、日本ではまだあまり馴染みのない言葉ですよね。 ・なんだかスピリチュアルっぽい・オーガニックしか食べない人?・意識高い系の健康法? そんなイメージを持たれることも少なくありません。 でも、私が学び、実践しているホリスティック栄養学は、とても現実的で、科学的で、そして日常に寄り添った考え方です。 この記事では、「ホリスティックとは何か」「ホリスティック栄養学とはどんな学問なのか」を、できるだけわかりやすくお伝えします。 ホリスティックとは「全体を見る」ということ ホリスティック(Holistic)とは、「一部分だけでなく、全体として見る」という意味の言葉です。 私たちの体と心の状態は、 など、たくさんの要因が影響し合ってつくられています。 ホリスティック栄養学では、「何を食べているか」だけでなくどんな状態で、どんな暮らしの中で食べているかも大切にします。 同じ食事をしていても、 ・よく眠れている人と睡眠の質が悪い人・ストレスとうまく付き合えている人と強いストレスを感じている人 では、体の反応はまったく違うからです。 なぜ「栄養だけ」では足りないのか 私は栄養士ですが、「栄養さえ整えれば健康になれる」とは思っていません。 たとえば、どんなにバランスの良い食事をしていても、睡眠の質が悪いと体はうまく体の組織の修復をできません。 炎症を抑えたり、免疫を整えたり、ホルモンバランスを調整する働きも低下します。 その結果、老化が進みやすくなったり、イライラや不安を感じやすくなったりします。 また、強いストレスが続いていたり、腸内環境が乱れていると、体は栄養素をうまく吸収・利用することができません。 しっかり食べているのに、 といった不調が出ることもあります。 どんなに良い食事でも、心と体が「受け取れる状態」でなければ、その力を発揮できない。 これが、ホリスティックな考え方のとても大切なポイントです。 特に女性の体は、一直線ではありません。 年齢やライフステージ、ホルモンの変化、環境によって、必要なケアや栄養は大きく変わっていきます。 だからこそ、「これをやれば一生大丈夫」という方法ではなく、その時々の自分の体の声を聞き、調整していくホリスティックな考え方を身につけることが大切なのです。 「変化を恐れるのではなく、楽しむ!」
Food&Nutrition 「体温が低い」はたんぱく質で解決?たんぱく質の摂取量ととり方のコツ この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 年齢を重ねるにつれて、 「とにかく冷える」「手足が温まらない」「疲れが抜けない」 そんな不調に悩まされていませんか? 私は今では、平熱は36.5度以上。 指先まで温かく、食事や軽い運動をすると汗をかく代謝の良い体をしていますが、20代半ばまで平熱は常に35度代でした。 小さい頃から低体温・低代謝の私の体は、むくみ・生理不順・肩こり・むくみ・便秘(書き出したらキリがない)があるのは当たり前。 これらの不調は体質だから一生無くなることはない、となんの根拠もなく思い込んでいました。 タイムマシンがあったら、低体温がかっこいいなんて思っていた残念な中学生の自分に「体の悲鳴に気づいて!」「ご飯をしっかり食べなさい。」と言いに行きたです笑 もしあなたも以前の私のように低体温であるなら、騙されたと思ってこのブログに書いてあることを少しづつ試していただきたいです。 本題に入りますが、実はこの冷えの背景に深く関わっているのがたんぱく質不足です。 たんぱく質は、筋肉やホルモン、酵素だけでなく、わたしたちの体温そのものを生み出すために欠かせない栄養素です。 今日は、「たんぱく質で体温を上げる仕組み」「どんな食べ方をすれば代謝が上がるのか」についてお話しします。 最後まで読んでいただけたら、冷え性改善・代謝アップのためには今どうしたらいいかわかるはずです。 なぜ、たんぱく質で体温が上がるの? ① 食べただけで熱が生まれる(DIT:食事誘発性熱産生) 食事をすると体がポカポカするのは、食べ物の消化・吸収にはエネルギーが必要だからです。 特にたんぱく質の消化・吸収には、脂質や炭水化物の消化・吸収の何倍ものエネルギーが必要です。 ある研究では、高たんぱく食の方が、低たんぱくまたは標準たんぱく食に比べて、摂取後のエネルギー消費(DITと日中のエネルギー消費量)が高くなるということが研究でわかっています。参考文献 冷えやすい方ほど、たんぱく質を十分にとることで体温が上がりやすくなります。 ② 筋肉量を増やして体温アップ 筋肉は「熱を生み出す組織」であるため、運動をして筋肉量を増やすことで基礎体温を上げることができます。 特に平熱が低い女性ほど、その効果が大きいことがわかっています。 女性は30代後半以降に筋肉量が減少する傾向があります。参考文献 筋肉量が減少すると、 という状態が起こりやすくなります。 筋肉量を増やすことで、冷え症を改善できるだけでなく、疲れにくく太りにくい体を手に入れることがことができるんです。 これはもう、筋肉をつけるしかない!
Food&Nutrition 天然の精神安定剤?「マグネシウム」を味方につけて、イライラ・不眠にサヨナラする食材 この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 今月の Wellness To Go のテーマは「自律神経を整える」。 アプリ内でも「自律神経を整えるために手放したいこと」や、「欠かせない3つのミネラル」についてお話ししましたが、たくさんのコメントをいただき、とても嬉しく読ませていただいています。 今日は、その中でも特に大切な“マグネシウムについてお話しします。 実は私自身、忙しさやストレスが重なると、眠れない・肩がこる・心がソワソワ・足がむずむずするといった不調を感じることがあります。 そんな時は、マグネシウムを豊富に含む食べ物を意識して食べるようにします。 そうすると、少しづつ睡眠の質が改善し、体が徐々に軽くなっていきます。 (もちろん、休憩すること・ちょっと違うことをやって気分転換することなども大切です。) もし最近、 ✔ 疲れやすい・疲れがとれない✔ 肩こり・首こりがつらい✔ 不安感やイライラが増えた✔ 眠りが浅い✔ PMSや更年期の症状がつらい そんな不調に悩んでいたら、もしかするとマグネシウム不足かもしれません。 ぜひ今日から、今回のブログでお伝えするマグネシウムが豊富な食材をとり入れてみてほしいです。 マグネシウムって、どんなミネラル? マグネシウムは体内で300以上の代謝反応に関わる必須ミネラル です。 身体のほぼすべての細胞に必要とされ、特に神経・筋肉・心臓の働きを支えています。 ストレスでマグネシウム不足になる? ストレスがかかると、自律神経は「緊張モード(交感神経)」を優位にして私たちを守ろうとします。 しかし、この反応には マグネシウムが大量に使われます。 その結果…
Food&Nutrition 栄養士が教える”食べる”スキンケアの極意〜内から潤す冬の乾燥肌対策〜 この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 冬の冷たい空気と暖房の乾燥で、肌のかさつきやかゆみが気になる季節。 「保湿クリームを塗っても追いつかない…」 そんなとき、肌が本当に求めているのは内側からのケアかもしれません。 最新の研究でも、肌の水分保持力やバリア機能は、食事・腸内環境・脂質バランスによって大きく左右されることが分かっています。 今回は、皆さんに「今日から始められる”食べるスキンケア”」をお伝えします! 塗るだけじゃない乾燥対策のススメ 私が住んでいるカナダでは、冬になると空気がとても乾燥し、肌の乾燥対策が欠かせません。 栄養学を学ぶ前の私は、「乾燥肌=スキンケアで対処するもの」と思い込み、乾燥肌用のスキンケア商品をいくつも試してきました。 でも、どんなに高価なクリームを使っても、肌の乾燥はなかなか改善されず、正直お手上げ状態でした。 そんなときに出会ったのが、「食べ物と肌のつながり」という考え方です。 栄養学を学び始めてから、体の内側から潤いを育てる食事を意識するようになり、気づけばシンプルなスキンケアでも乾燥によるトラブルが減っていました。 今では、肌が乾燥してきたときこそ、まず「食べ物と食べ方を見直す」ようにしています。 内側から整えることで、ようやく長年の乾燥肌の悩みから解放されました。 「スキンケアは”ぬるだけ”だと思っていた!」「食事が大切なのは知っているけど具体的にどうすればいいかわからない…。」 そんなあなたへ、今日からできる「食べる」スキンケアの方法をまとめました。 “食べる”スキンケア① 水分のめぐりを整える「内側からのうるおい補給」 冬は喉の渇きを感じにくく、水分不足になりがちです。 普段から水分補給を意識している私も、冬は水分をとるのを忘れがちです。 (夏も同じですが)私は朝起きたらまず大量のお水を沸かして、保温機能のある水筒にお湯をためておきます。 こうしておくと、1日の終わりにどれだけ水を飲んだかわかりやすいです。 毎日体が必要な水分量は、活動量・食事・天気などのさまざまな条件で変わるので、「毎日何リットル飲む」と決める必要はないですが、のどがかわく前にこまめに水を飲む習慣をつけるようにすると良いです。 前置きが長くなりましたが、体内の水分が不足すると、肌細胞への水分供給が滞り、乾燥やくすみの原因になります。 体を冷やさずにうるおすなら、常温の水・白湯・なつめ茶・カモミールティーなどがおすすめです。 読者さんからの質問:トイレに行きたくなるのは水分のとりすぎ?回答:トイレに頻繁に行きたくなる場合、水分をうまく吸収できていない可能性があります。普段飲んでいるお水に海塩や岩塩などのミネラルを含むお塩を少量加えて、様子をみてみてください。水分は“とる量”でなく“体に吸収される量”が大切です。海塩や岩塩の量は1リットルの水にひとつまみ程度。 “食べる” スキンケア② 肌とホルモンを整える、うるおい脂質のチカラ 皮膚のバリア機能を支えているのは、細胞のすき間を埋める脂質(セラミド・コレステロール・脂肪酸)です。
Food&Nutrition カロリー制限で失敗しないための4つのポイント|無月経になった私が伝えたいこと この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 「カロリー制限すれば痩せる」 これは確かに科学的に正しいことです。 でも、カロリー制限を続けた結果、痩せたのに体調を崩したり、生理が止まったり、リバウンドしてしまったなんていう経験をした方も多いのではないでしょうか。 実は私自身もその一人。 栄養士になる前、カロリー制限で体重は減ったけれど、同時に健康も女性らしさも失ってしまいました。 同じようにダイエットで苦しい思いをする人を一人でも減らしたい! そんな想いから、今日は「カロリー制限で失敗しないための4つのポイント」をお伝えします。 私の「カロリー制限 失敗」体験 20代の頃、ジムの専属栄養士に、 「1日1050カロリーを摂れば、半年で理想の体重になりますよ」 と言われ、栄養や体のことを全く知らなかった私は、その言葉を信じて1年以上も超低カロリー生活を続けました。 最初は体重が落ちていくのが楽しく、気分も軽くなったように感じました。 しかし、そのうち体調不良が次々と現れてきました。 生理が止まり、肌はカサカサ、髪はツヤを失い、爪は少しの衝撃で割れてしまうように… それだけではなく、15キロ痩せたのに思い描いていた理想の体型にはならず、女性らしい丸みがなくなり、心も白黒思考に偏っていきました。 食べ物を見れば、頭の中でカロリーが数字で浮かぶ。 その頃の私にとって食事は「楽しみ」ではなく「計算」になっていました。 「これは何カロリー?」「たんぱく質は?」と考えずには食べられない生活…。 その経験のおかげで、今でも食材の栄養価が自然と頭に入っているので、レシピ作りや栄養指導の時にとても役立っています。 でもあの頃のように「数字にとらわれた不健康な生活」には、もう二度と戻りたくありません。 私があまりカロリーの話をしないのは、みなさんには過去の私のように数字に縛られて欲しくないという思いがあるからです。 本当に綺麗な人は「食べている」 極端なカロリー制限をすると、一時的には痩せられます。 しかし、その代償として以下のリスクがあることが科学的にも報告されています。 「体重は減っても、健康な心とからだや女性らしい自然な美しさを失う」ことは、珍しくありません。 よく「モデルや女優さんは食べていない」と思われがちですが、実際はその逆です。 長く活躍している人ほど、栄養バランスを考えてしっかり食べています。 私の友人のバレエダンサーたちも、20代前半の頃から自炊を徹底し、疲れていても栄養バランスを重視した食事をしています。
Food&Nutrition 食欲の秋を”賢く”のり切る!カナダ在住栄養士オススメの”高たんぱく”食材10選 この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 「食欲の秋」到来! 町を歩いていても、携帯を開いても、目につくのは美味しそうな秋の味覚。 「季節限定」「秋の新作」「食べごろ」なんて言葉に惹かれて、ついつい食べすぎてしまったことはありませんか? そんな時、多くの女性が「食べ過ぎたから食事を抜こう」「お肉は太るから控えよう」などと考えがちです。 でも、これは間違い。 このような間違った食事制限は、食欲の暴走、リバウンド、体脂肪が減らないどころか太りやすい体質になる原因となります。 実は、食べ過ぎてしまった後こそ、たんぱく質をしっかり摂ることが大切なんです。 今回は、「食欲安定」「食べ過ぎリセット」の助けをしてくれる8つの「高たんぱく質・低脂質食材」をご紹介します。 食べ過ぎた後に「高たんぱく質」を選ぶ理由 そして、たんぱく質は、私たちの体のあらゆる部分(髪、爪、肌、そして筋肉!)を作る上で欠かせない栄養素です。 たんぱく質を摂ると、満腹ホルモンの分泌が促され、満足感が持続します。 これは食べ過ぎを防ぐ効果も期待できるんです。 また、たんぱく質は消化吸収に時間がかかるため、食後の代謝をアップさせ、エネルギー消費量を増やす効果もあります。 これは「食事誘発性熱産生」と呼ばれ、安静にしていても代謝が向上します。 たんぱく質は、摂取エネルギーの約30%をエネルギー消費に使うと言われています。 (ちなみに、糖質のみでは摂取エネルギーの約6%、脂質のみでは約4%がエネルギー消費に使われる。) 30%って、かなり大きい割合ですよね。 さらに、たんぱく質は、筋肉の維持・増量にも重要で、特に年齢とともに失われがちな筋肉をサポートします。 「高たんぱく質」なだけでなく「高たんぱく質・低脂質」が良い理由 食べ過ぎた後に狂った食欲を安定させ、体脂肪の増加を防ぐためには、高たんぱく質・低脂質の食品を選ぶのがおすすめです。 高たんぱく質食材である、お肉やお魚には脂質を多く含むものもあります。 これらは、普段は避ける必要はありませんが、食べ過ぎた後には脂質やカロリーのとり過ぎとなる可能性もあります。 そして、脂質は少量でもカロリーが高いため、体脂肪を減らしたい時には脂質を減らすのが手っ取り早いです。 もちろん、普段から脂質を怖がる必要はなく、健康的な脂質をしっかり摂ることも大切です。 良質な脂質は、心とからだの健康に欠かせないだけでなく、食欲を安定させる栄養素でもあります。 しかし、体脂肪を減らしたい時は、一時的に高カロリーな脂質の摂取を意識的に控えることで、より早く目標に近づくことができます。 栄養士が選ぶ「高たんぱく質・低脂質」食材10選 それでは、私自身が普段食べていて、日々の食生活にとり入れやすい、「高たんぱく質・低脂質」食材を紹介します。 1.
Food&Nutrition 朝からだるい、気分が落ち込む…秋の不調を防ぐ「体内時計リセット法」 この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 夏が過ぎ、朝晩が冷え込むようになる秋。 過ごしやすい季節のはずが、 「なんとなくだるい」「朝起きるのがつらい」「食欲がない」「気分が落ち込みやすい」 そんな秋特有の不調、感じていませんか? その不調の原因は「体内時計の乱れ」かもしれません。 * * * * 私たちの体は、季節の変化に影響を受けやすく、特に夏から秋への移行期は、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなります。 こうした不調を予防・改善するカギとなるのが「体内時計を整えること」。 そしてその第一歩が、季節に合った食事と生活リズムです。 「体内時計を整える」というのは、私が特に意識していることの一つです。 このブログでは、「体内時計の基本」と「秋の食事で体内リズムを整える方法」の2つを、 ホリスティック栄養学の視点からご紹介します。 体内時計の基礎を知る 体内時計とは? 私たちの体は、地球の自転(約24時間)に合わせて、ホルモン分泌や体温・血圧の変化など、体のさまざまな生体リズムを調整しています。 これを、体内時計(サーカディアンリズム)と呼びます。 しかし、体内時計の1日の周期はぴったり24時間ではなく、約25時間だと考えられています。 そのため、地球の自転とズレた分は毎朝リセットされます。 体内時計(サーカディアンリズム)は、私たちの以下のような働きを調整しています。 つまり、私たちの体のほぼすべての機能が「地球の動き」に合わせて働いているのです。 体内時計が乱れる原因 現代のライフスタイルでは、体内時計が乱れる原因が多く存在します。 このような習慣は、脳や内臓の時計にズレを生じさせ、ホルモンバランスの乱れや自律神経の不調を引き起こす原因となります。 体内時計を整えるなら…秋がベスト! 今では毎月ぴったり満月の日に生理が来る私ですが、実は過去に、生理が2年ほど止まったことがあります。 薬を使わずに時間をかけて食事と生活を整えることで生理周期を元に戻すことができたのですが、生理周期が戻った今でも、自然のリズムとの調和をとても大切にしています。
Food&Nutrition, Health 夏の不調に、海外で人気“飲むハーブ酢”で体も心もスッキリ!冷やしオキシメルのすすめ この記事を書いた人自然療法薬剤師/ ハーバルライフコーディネーターWaka 暑さと湿気で、なんだか気持ちも体もぐったりしがちな日本の夏。そんな季節におすすめしたいのが、海外のハーバリストに人気の「飲むハーブ酢」です。 その名も、オキシメル(Oxymel)。 お酢×はちみつ×ハーブのシンプルなドリンクながら、夏バテ・食欲不振・イライラなど、夏特有の不調にやさしく寄り添ってくれる頼れる一杯。 今回はこの「オキシメル」について、健康情報の根拠を調べずにいられない薬剤師の視点からご紹介します🌿 効率よく栄養を吸収するヒントもお伝えしていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。 オキシメルってなに?自然派のための優しいホームレメディ 海外で人気のオキシメルとは? 《オキシメル(Oxymel)》とは、シンプルなお酢のドリンクのことで、「Oxy=酢」「Mel=はちみつ」を意味する言葉から名付けられた、ハーブ酢の伝統的なドリンクです。 古代ギリシャ時代から薬草療法に用いられており、紀元前400年ごろには、「ヒポクラテスの誓い」で知られる医師ヒポクラテスも、呼吸器の不調に使っていたと伝えられています。 近年では、北米のハーバリストたちの間で再び注目が集まり、ナチュラル系のドリンクとして市販されるほか、家庭でも気軽に作れるレシピが数多く紹介されています。 材料はとてもシンプル オキシメルの基本の作り方はとてもシンプル。以下の材料を瓶に入れて漬け込むだけです。 お酢の酸でハーブの成分が抽出されるため、水に溶けにくい成分も取り込めるのがポイント。また、アルコールを使用しないので、お子様やお酒が苦手な方でも安心して楽しめます。 ハーブの種類や量、はちみつの割合を調整することで、免疫力サポート・消化促進・気分リフレッシュなど、目的に合わせたブレンドが自由に楽しめるのも魅力です。 自然素材だけで作る、やさしい家庭のセルフケアドリンク。 常備薬代わりに、ご家庭で仕込んでみてはいかがでしょうか? オキシメルの嬉しい2つの健康効果 オキシメルは、自然素材だけでできたシンプルな飲み物ながら、その組み合わせによって得られる健康効果は多岐にわたります。 ここでは、主な素材ごとの特徴を踏まえて、期待できる効果を紹介します。 1.お酢の力で、代謝アップ&疲労回復 お酢に含まれる「酢酸」には などの作用があるとされ、夏にぴったりです。 また、酢酸は腸内の善玉菌のエサとなる「プレバイオティクス」としての働きも期待されていて、お酢を飲むことで間接的に腸内環境を整えるサポートになります。 今回おすすめする「アップルサイダービネガー(りんご酢)」には、基本の酢酸の力に加えて、さらに植物由来の成分が期待できます。りんご由来のポリフェノールや有機酸も含まれており、飲みやすく、穏やかに胃腸の働きを助けてくれます。 とくに注目したいのが、りんごポリフェノールに含まれる「プロアントシアニジン」。 これは【最強の抗酸化物質】とも言われていて、血糖値の上昇をゆるやかにしたり、血の巡りをよくしたりと、うれしい働きがいろいろと期待されています。私たちの毎日の健康づくりに、心強い味方になってくれます。 2.はちみつのやさしい栄養と抗菌作用 天然のはちみつは、ビタミンやミネラル、酵素がバランスよく含まれていて、自然のエネルギーをギュッと凝縮した存在ともいえます。 ハチミツは、自然の甘みとともに、ビタミン・ミネラル・酵素などを含む栄養価の高い食品です。特に「生ハチミツ(非加熱のもの)」には抗菌・抗炎症作用があるとされ、のどのケアや軽い不調時の自然療法として世界中で使われています。
Food&Nutrition 栄養士が教える「夏バテ知らずになる5つの習慣」ー夏の食欲不振を吹き飛ばそう この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 暑さが本格化する8月。 食欲が落ちて、冷たい麺やアイスに手が伸びる…そんな日もありますよね。 でも、実はこの「食べたくない」には、からだからの大切なサインが隠れているかもしれません。 夏生まれの私は、夏が大好き。 そうは言いながら、暑さにはあまり強くありません笑。 私の住んでいるカナダは日本ほど気温は上がりませんが、紫外線は強いです。 直射日光にあたると短時間でもぐったり…なんてことも。 昔の私は、夏バテになるのは当たり前。 でも、最近は夏バテになることが減りました。 その理由は、夏バテが起こる原因を理解し、今日このブログでシェアする5つの対策を実践しているからかもしれません。 夏の“食欲不振”は、実は体のサイン? 夏になると食欲が落ちる… そんな「食欲不振」は、単なる暑さのせいではなく、体内の代謝(エネルギー産生)力が低下しているサインかもしれません。 代謝には、食べたものをうまく消化・吸収・利用する力が欠かせませんが、夏はこの一連のプロセスが乱れやすい季節です。 その理由は大きく3つあります。 ① 胃腸の血流が落ちる 暑いと体温を下げるために、皮膚表面の血管が拡張し、血液が体表へと集中します。 その結果、内臓(特に消化器)への血流が減り、胃腸の働きが鈍くなりやすくなります。 ② 冷たくて糖質中心の食事に偏りがち 冷たい麺類、ジュース、果物、アイスクリーム、かき氷などに手が伸びやすくなりますが、暑いからといって、このような食べ物ばかり食べていると「内臓冷え」を招き、消化力が低下してしまいます。 その結果、 ✔ 疲れやすい✔ むくむ✔ 朝起きられない✔ 気分が落ち込む などの夏バテ症状が強くなることもあります。
Food&Nutrition キッチンから始めるやさしい暮らし〜ココナッツミルクの選び方 この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko ヴィーガンやプラントベース料理で牛乳の代替として、東南アジア料理でよく使われるココナッツミルク。 その香り高く濃厚な風味は、カレーやスイーツのおいしさを一層引き立ててくれます。 私もココナッツの香りやクリーミーさが大好きで、よくココナッツミルクをスパイスカレーやデザートに使っています。 最近では日本のスーパーやネット通販でも手に入りやすくなりましたが、その裏側には深刻な動物虐待や、私たちの健康に関わるリスクも潜んでいることをご存知でしょうか? このブログでは、ココナッツミルクの栄養価、そして安心して使えるココナッツミルクを選ぶためのポイントと、生産背景にある現実についてお伝えします。 ブログを読んだ後に、ココナッツミルクがもっと身近なものになっていたら嬉しいです。 ココナッツミルクとは?ココナッツウォーターとの違い 簡単に説明すると、ココナッツミルクは成熟したココナッツの果肉をすりつぶし、水と混ぜて絞った植物性ミルクです。 ミルクと呼ばれますが、乳製品は一切入っていません。 よく誤解されがちですが、ココナッツにストローをさして飲む「ココナッツウォーター」とは異なり、ミルクは白く濃厚で油分を多く含んでいます。 泡立て器でホイップして作るココナッツホイップクリームは、いちごやマンゴーなどのフルーツと一緒に食べるととってもおいしいです。 ココナッツミルクの栄養価 ココナッツミルクには、以下のような栄養素が含まれています。 中鎖脂肪酸(MCT)でエネルギー代謝をサポート ココナッツミルクに含まれる脂質の約60%は中鎖脂肪酸(MCT)です。 中鎖脂肪酸は、一般的な油脂よりもすばやくエネルギーに変わるという特徴を持っています。 そのため、中鎖脂肪酸(MCTオイル)をコーヒーに加えたり、サプリメントのように摂るのがブームになったこともあります。 私は、精製度が高いMCTオイルを単体で摂るのはあまりおすすめしていませんが、ココナッツミルクのように過度に精製されていない食品から中鎖脂肪酸をとれるのは良いと考えています。 ココナッツミルクは、おいしくエネルギー補給ができるうれしい存在です。 出典:https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk/66/11/66_440/_pdf/-char/ja カリウム・マグネシウム・鉄分などのミネラル むくみ予防に欠かせないカリウム、筋肉や神経の働きをサポートするマグネシウム、そして現代女性に不足しがちな鉄分も含まれています。 乳製品不使用 名前に「ミルク」と入っていますが、牛乳は一滴も入っていません。 ヴィーガンの方、乳製品やナッツアレルギーのある方も安心して利用することができます。 脂質 脂肪として身体に蓄積されにくい中鎖脂肪酸が多いですが、脂質を多く含み、たんぱく質はあまり含んでいないので、飲み過ぎには注意です。 ちょこっと豆知識:食物性ミルクの中で、牛乳のようにたんぱく質がとれるものを選びたいのであれば、豆乳・ヘンプミルク・ひよこ豆やレンズ豆で作られているミルクがおすすめです。 ココナッツミルクの選び方
Food&Nutrition 【頭痛に悩むあなたへ】日常で取り入れたい、頭痛をやわらげる食べ物&飲み物 この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 「最近なんだか頭が重い…」「ズキズキする片頭痛が続いてつらい…」そんなふうに感じること、ありませんか? 仕事や家事、育児に一生懸命になっていると、つい自分の体のサインを後回しにしてしまいがちです。 頭痛にはさまざまな種類があり、それぞれ原因や症状が異なります。 ストレスや姿勢の悪さ、ホルモンバランス、食生活、天気の変化など、引き金になるものも人それぞれです。 そのため、これをすれば良いという対処法はなく、自分に合った方法を見つけることが大切です。 そんな中で、意外と見落とされがちなのが「食べ物や飲み物」の影響です。 実は、頭痛を和らげる助けになる食べ物もあれば、逆に症状を悪化させてしまう食べ物もあるんです。 今回は、ホリスティックな視点から日常の中で取り入れやすい「頭痛をやわらげる食べ物&飲み物」についてご紹介します。 頭痛の種類 ららぽーと横浜クリニックによると、頭痛は痛みの起こり方によって大きく「日常的に起こる頭痛」「慢性的な頭痛」「脳の病気に伴う頭痛」3つのタイプに分けることができるそうです。 その中でも、頭痛全体の約80%が「慢性的な頭痛」によるものだそうです。 慢性的な頭痛はさらに「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3つに分けられます。 片頭痛 片側または両側のこめかみや目のあたりに、脈を打つような「ズキズキ」とした痛みがあらわれるのが特徴です。 頭の血管が拡張し、炎症が起きることが原因と考えられています。 光や音に敏感になったり、吐き気をともなうことも多く、頭痛の前に視界にチカチカとした光が見えることもあります。 緊張型頭痛 頭の後ろから全体にかけて、締めつけられるような鈍い痛みが広がります。 もっとも一般的なタイプの頭痛で、年齢や性別に関係なく誰にでも起こる可能性があります。 精神的ストレスや、長時間のデスクワークなどで同じ姿勢を続けることにより血流が悪くなり、首や肩の筋肉がこわばることで起こります。 群発頭痛 目の奥やそのまわりに、激しく鋭い痛みが突然あらわれる頭痛です。 上あごや頭の片側へと広がることもあり、「目をえぐられるような」強烈な痛みが特徴です。 症状が出ると、1〜2ヶ月の間、毎日ほぼ同じ時間帯に痛みが繰り返されます。 患者の多くは男性で、比較的まれなタイプの頭痛です。 これら以外にも、くも膜下出血や脳出血などの病気が原因で起こる頭痛もあるので、急激に激しい痛みが現れたら注意が必要です。 のどがかわく前に水分補給をしよう 意外かもしれませんが、水分不足は頭痛の大きな原因のひとつです。 特に予定がぎっしりでまともに休む時間もなく忙しく過ごしていると、気づかないうちに水分が足りていないこともあります。
Food&Nutrition, Health 【北米最新ニュース】お腹のゆるさに悩む人に朗報!改善のキーは食事 この記事を書いた人ホリスティック栄養士 Eriko 北米で最近話題のトピックスや最新ニュースから、Wellness To Goをご覧の皆さんが関心ありそうなことや普段の暮らしに役立てていただけそうな話題を、カナダ在住ホリスティック栄養士の私Erikoがピックアップしてご紹介したいと思います。 今日はこんな話題からお届けします。 食事や健康に関する話題、あちこちで耳にしますよね。 昔からよく言われていることもあれば、最新の研究で解明されたばかりのこと、など。 そして「●●がいいらしい」と聞くと、つい試してみたくことありますよね。 でも必ずしも全てがあなたにピッタリ当てはまるのかといえば、そうとは言えないかもしれません。 ”発酵食品が腸にいい”とよく言われるけど、私には合わない気がする…。 りんごやたまねぎなどの食物繊維が豊富で健康に良いはずなのに、食べるとお腹が張ったりガスが出る。 それ、気のせいではないかもしれません。 健康に良いとされる発酵食品や食物繊維を豊富に含む食べ物が、過敏性腸症候群(IBS)やSIBO(シーボ、小腸内細菌異常増殖) などを持つ腸のバランスが崩れている人にとっては、お腹のハリ・ガス・下痢・便秘などの不調の原因となることがあります。 これまで、過敏性腸症候群(IBS)の人には低FODMAP(フォドマップ)ダイエットが推奨されてきたした。 しかし、低FODMAP(フォドマップ)ダイエットは、多くの栄養価の高い食材も制限されてしまうため、なかなか取り組むのが難しい食事法です。 また、低FODMAPダイエットでは食べれる食材が限られているため、長期間続けることで栄養バランスが崩れてしまう可能性もあります。 そこで、低FODMAPダイエットよりも実践しやすく、過敏性腸症候群などの症状に効果的な新しい食事法としてSSRD(Starch and Sucrose Reduced Diet:低デンプン・低ショ糖食)が注目されています。 最近の研究では、SSRD(低デンプン・低ショ糖食) も低FODMAPダイエットと同じくらい過敏性腸症候群などの症状に効果があることがわかってきました。 今回は、最新の研究をもとに低FODMAPダイエットとSSRDの違い、そしてどんな人にSSRDが向いているのか、SSRDの食事の例を解説します。 過敏性腸症候群(IBS) とは? 過敏性腸症候群は、腹痛やお腹の不快感に加え、下痢や便秘などの便通異常が続く状態です。 命に関わる病気ではありませんが、「トイレのない場所に長時間いられない」など、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。 はっきりとした原因は解明されていませんが、消化管運動の異常や生活習慣の乱れ、ストレスが関係していると考えられています。