ヨガと食事:ヨガ初心者でももう迷わないヨガの前後にはこの食材

ヨガ食事 
この記事を書いた人
ホリスティック栄養士 Eriko

ヨガは、自分の心と体と向き合い、対話しながら、全体のバランスを整えていく助けをしてくれます。そのヨガをより楽しむために、毎日の食事も少し意識をすると、ヨガの効果を最大限にすることができるはずです。しかし、いきなり毎日の食事を変えるのは、なかなか難しいですよね。特にヨガ初心者さんは、ヨガ前後の食事について悩んでいる方も多いのではないでしょうか?このブログでは、ヨガの効果を高め、ヨガをより一層楽しむため、ヨガ前後の食事について話していきます。

ヨガ前後の食事

ヨガ前の食事

ヨガを行う前の食事には、エネルギー源となる食べ物をとること、胃の負担になりにくい消化しやすい食材を選ぶことが大切です。軽く消化しやすい食材を選ぶことで、ヨガの実践をサポートします。

フルーツ

フルーツには、エネルギー源となる糖質、ヨガのパフォーマンスの向上を助けるビタミンやミネラル、運動によるストレスから体を守る抗酸化栄養素が豊富に含まれています。バナナやベリーなどは、フルーツは消化もしやすく、すばやくエネルギー源となるので、ヨガの前にぴったりです。

できれば調理や加工をせずに、フルーツをそのまま食べるのが一番です。スムージーにして飲む場合は、噛むようにゆっくり飲むことで消化がしやすくなります。市販のフルーツジュースには、糖分だけ高く、その他の栄養素があまり含まれていないものが多いので、おすすめしません。

ナッツや種子類

アーモンドやくるみ、チアシードなどのナッツや種子には、良質な脂質、たんぱく質、食物繊維、ミネラルなどの栄養素が含まれています。ナッツはできれば、味のついていないものを選びましょう。ヨガの前にとることで、持続的なエネルギーを得ることができます。1日に食べるナッツの量の目安は、手のひらにおさまる程度です。食べ過ぎには注意してくださいね。

無糖ヨーグルト

乳製品が体に合う人には、ヨーグルトもおすすめです。ヨーグルトに豊富に含まれるたんぱく質は、筋肉の修復や成長に欠かせない栄養素です。また、発酵食品であるヨーグルトは、消化しやすく、腸内環境を整える栄養素も豊富に含んでいます。

運動前の十分な水分補給は、体が脱水症状になるのを防ぎ、エネルギーを効率的に使う助けをしてくれます。お腹がたぷたぷするほど飲んでしまうと、逆に動きにくくなりますが、運動中に水分を失うことを考えて、十分水分を摂取しましょう。利尿作用のあるコーヒーやお茶、大量の糖分や人工甘味料を含むジュースなどではなく、水、汗を大量にかく場合は電解質の入った糖分の少ない飲み物で水分補給をしましょう。

ヨガ後の食事

ヨガの後には、まず失った水分を補給しましょう。そして、筋肉の修復やエネルギー補給を助けてくる栄養素を含む食材をとることが大切です。バランスのとれた食事で、ヨガの効果を最大限にし、体へのダメージを最小限に抑えましょう。

たんぱく質源

ひよこ豆やレンズ豆、大豆などの豆類、鶏肉や疲労回復を助けてくれるビタミンB1を豊富に含む豚肉などのたんぱく源は、筋肉の修復をサポートします。ヨガの後には、脂質の少ないたんぱく質源をとることで、体が回復しやすくなります。

野菜とたんぱく質がとれるパワーサラダ

ヨガの後には運動によるストレスから体を守る抗酸化栄養素たっぷりの野菜と筋肉の修復に欠かせないたんぱく質を含むパワーサラダがおすすめです。野菜だけしか入っていないグリーンサラダだけでは、たんぱく質が十分とれないので、鶏肉やサーモン、ステーキ、たまごや豆類がたっぷり入っていて、野菜もとれるパワーサラダを選んでみてください。

炭水化物源

ヨガ後にはエネルギー補給のために、炭水化物源をとりましょう。ミネラル、抗酸化物質、食物繊維を豊富に含む、分づき米やオーツ麦、キヌア、全粒粉で作られたパン(できれば消化のしやすく腸にも優しい天然酵母)、さつまいも、じゃがいも、かぼちゃなどがおすすめです。

ヨガ食事

ヨガと食事の組み合わせることで、より一層心と体の調和がとれるようになります。ヨガ前後の食事選びには、エネルギーの供給と消化、筋肉の修復を考え、バランスの取れた食事をしてみてください。自分の体と対話する習慣をつけると、だんだんとその時の自分の体が必要としている食べ物がわかってきます。ヨギライフをより充実したものにするため、ヨガの前後の食事にも少し意識を向けていただけたら嬉しいです。