自分のフィルターを外し、物事をあるがままに見るということ

”私たちは物事をあるがままに見ているのではない。見たいように見ている。” − アナイス・ニン(フランスの著作家) 見たいように見ている…とは少し訳しすぎな気もするけど、私達の状態を通して見ているということ。 私達は物事を見たり聞いたりする時、自分というレンズ、フィルター(色眼鏡とも言ったりするらしい)を通している。 その自分フィルターは、過去の経験や、家庭環境、親からの価値観だったり、今自分に至るまでの全てによって作り上げられているといいます。 物事とは単なる事実であって、それ自体に良いも悪いもない。でもそれぞれの人のフィルターを通しての見方で変わってくる。 だから同じ事が起きても、人によってとらえ方が違うなんていうのは当たり前の話。 先週日本に帰省をしていた時に、京都にある春光院のZen & Mindfulness Classに行きました。 副住職である川上全龍氏のことは、テレビチャンネルVicelandのGAYCATIONというドキュメンタリー番組で知りました。この番組は、女優エレン・ペイジが様々な国の同性愛者(LGBT) の状況をドキュメントするという番組です。 【Vice】GAYCATION  Japan テレビで拝見して以来、川上氏の活動に興味を持っていましたが、友人から春光院の禅の教室を勧められたので、今回の帰省では楽しみにしていた一つでもありました。 川上全龍氏の著書 「世界中のトップエリートが集う禅の教室」はとってもオススメです! 『ここで大事な事はまず、瞑想への先入観や固定観念を取り除いてください。』 そんな言葉から始まった、春光院での禅・マインドフルネスの教室。 アメリカへ留学経験もある川上氏は、流暢な英語で瞑想や禅について、素人にもわかりやすく説明してくれます。 詳細は下の動画にありますので、ぜひご覧くださいね。 仏教に置いて「悟り」とは、「物事をありままの状態を見たり、聞いたりできること」を言うそうです。 「本や経典で勉強して得る知識ももちろん重要ですが、その知識にとらわれすぎないこと。とらわれすぎてしまうと、知識も自分のフィルターとなります。」 なるほど。本当にそう。 人間なんて所詮、自分の聞きたいことや、自分の意見と一致することが目に入ってくるわけ。だから知識も所詮、自分のフィルターを通しての知識なのかもしれませんね。 物事を自分なりに理解し、消化する上で自分のフィルターがとても重要になるとも私は思います。それが自分の考えになったり、自分らしさにもなったりする。 でもそれが全てではない!ということを知っておくことは大切ですね。 そんな川上副住職さんのお話をお聞きしながら、物事や考えや知識にとらわれすぎずに、自分と価値観が違う人の意見も大切にしながら、常にオープンに謙虚に生きていきたいなぁなんて改めて思ったり。 人間関係に悩んだり、なんかイライラする相手がいたり。 そんなことは誰もがあって、思う存分悩んだり、イライラすればいいんだと思うんです。でも同時にふと自分がどんなフィルターで見ているのかを考えてみる。そしてそのフィルターは変えることができるのか、取り除くことができたりするのか。そんなところに意識を向けてみるのもいいのかなぁ。なんて思います。

TEDxTokyo に行ってきました!

ただいま日本帰省中。 3年半ぶりという久しぶりすぎる帰省なのに、11日間という短い中、会いたい人や行きたい場所がいっぱいいて、西へ東へ動き回っていました。そして明日はカナダに帰る日。 家族、そしてたくさんの友達に感謝をいっぱい感じた帰省でした。 日本もとっても大好きだけど、やっぱりカナダが大好きなので、帰省は2週間くらいがちょうどいいです。 次回はもう少し前もって計画して、ヨガクラスやワークショップなんかもやりたいなぁ。 日本に着いた次の日は、お台場にTEDxTokyoに行ってきました。 この動画でもご紹介しているように、私はTEDトークスを見るのが大好き。 TED(テッド)とは、テクノロジー、エンターテインメント、デザインが一体となって未来を形作るという考えに由来します。 1984年に米国で始まり、「広める価値のあるアイデア、Ideas worth spreading」をテーマに、世界をより良い場所にしていくために、あらゆる分野の人が集まりプレゼンをしたりパフォーマンスをしたりする場所。 ”今さら聞けない「TED」とは” 2006年から講演の内容をインターネット上で無料で配信する事でどんどん広まっていきました。バンクーバーでは大きいTEDが行われます。チケットもとっても高いらしい! そしてTEDx(テデックス)は、TEDの精神である「広める価値のあるアイデア」を共有するために世界各地で生まれているコミュニティーです。TEDxTokyoは2009年から行われているそう。 いつか講演に行ってみたいなぁなんて思っていたので、バンクーバーを旅立つ朝友人から招待のみのこのイベントのお誘いを受けた時は即返事!会場に着き、いつもは画面を通して見ているTEDの文字にまず大興奮!U\(●~▽~●)Уイェーイ! もちろん、お決まりのこんなこともし。 受付をしていたら、私の大好きなドキュメンタリー映画、”happy ”のプロデューサーである、清水ハン栄治さんがオーディエンスにいて大興奮! 私は旦那さんとともにこの映画が本当に大好きで、(ブログにまでしてあります!)、今回の帰省ちゅうに清水さんの講演会なんてないかなぁなんて調べていたのでなんとも嬉しい偶然。 今回彼はスピーカーではなかったのですが、ガールフレンドにTEDの舞台の上でプロポーズをしていて、そんな場所にいれたことにまた感動。 動画で見ていたそのままのスクリーンに、これまた感動。 スピーカーの中には、ホリエモンもいて。 これまたホリエモンらしい、講演をしていました。 素晴らしいパフォーマンス、スピーチや、考えさせられるスピーチ、専門的過ぎて理解できなかったスピーチ、色々ありましたが(笑)、その場にいれたことがとにかく素晴らしい経験でした。誘ってくれた友人に感謝! いつの日か、世界をより良い場所にしていくために、舞台に立って何かシェアすることができたらなぁ。なんていう新たな夢を抱いてしまったり。。。笑 いつか。。ね。 TEDは日本語でももちろん見れるし、面白く、勉強になるスピーチがいっぱいなのでオススメです!https://www.ted.com/talks?language=ja このドキュメンタリーはみんなに見て欲しい! – ブログ管理者 Arisaの紹介

静寂な幸せホルモン「セロトニン」と体の動きの関係

「セロトニン」という言葉を聞いたことがある人は多いと思うけど、セロトニンは”静寂な幸せ”に深く関係している脳内物質。 「ドーパミン」という言葉も聴いたことがあると思うけど、こちらは”ドキドキ、ワクワクの興奮の幸せ” と呼ばれる脳内物質。 セロトニンは脳幹と言う場所にあるセロトニン神経から分泌されています。実際はホルモンではないのですが、身体に影響する作用が大きいことから”幸せホルモン”なんて呼ばれています。 静寂な幸せホルモン、セロトニンの作用 1、大脳皮質に作用して、脳を適切な覚醒状態にする。頭がスッキリ冴えた状態になる。 2、心に影響をあたえて、心のバランスを整える。 3、自律神経のバランスを整える。 自律神経の中枢は脳幹にあり、セロトニンが分泌される場所です。 4、姿勢筋の働きを良くしてくれる。 姿勢筋とは、抗重力筋とも言われ、重力に逆らって様々な部位を引き上げてくれる筋肉らしいです。セロトニンは見た目の美しさにも関係するみたい! 5、痛みの調節。 自前の鎮痛剤と言われています。 詳細は東邦大学医学部、有田秀穂先生のこちらの記事をご覧ください。 身体の中枢は、セロトニンが分泌される場所と同じ「脳幹」にあります。 お腹を動きを意識した腹式呼吸や、歩行、サイクリング、ジョギングなどのリズミカルな身体の動きはセロトニン分泌に重要といわれています。 身体の感覚に意識を持っていったり、呼吸を意識したりするヨガの動きは、セロトニン分泌と関係がある! だから、ヨガをしていると、興奮することがあるわけではないのに、 「ハァ。太陽があったかくて幸せだな。。。」 なんていう、内側からじわーっいう静かな幸せを感じることが多くなるのかなぁ。 なんて思ったりする。 【セロトニン脳健康法】―呼吸、日光、タッピング・タッチの驚くべき効果 有田秀穂 よろしければ、LINEでぜひお友達になってください。 毎日がさらにHappy になる!Wellness To Goアプリ ArisaWellness To Goにようこそ!カナダ・バンクーバーでヨガインストラクター/ボディワーカーをしているArisaです。日本では眼科医をしていました。 「ヨガを身近なものにし、多くの人が自分の体と心も向き合えるような時間を提供したい!ヨガやエクササイズを通して、自分らしく楽しく生きる輪を広げたい!!」

幸せはたどり着く場所ではなく、生きかたである

幸せはたどり着く場所ではなく、生きかたである。 旦那さんと2人して、朝10時まで寝たゆっくりな日曜の朝。 録画してあったテレビシリーズ『”State of Play” : Happiness』by HBO Sport を彼が見ていた。 何となく興味のある”Happiness”という言葉が見えたから、コーヒーを片手に旦那さんの隣に座って一緒に見た。 今までの私のブログのタイトルを見ていると、”幸せ” ”人間関係”なーんていうタイトルが多いことに気づいた。私のテーマなのかな。 日本にいた時は”外因的要因”からの幸せ”しか知らなかった私は、8年前にバンクーバーに来てから本当の幸せについて考えることが多くなり、そのての本や映画は興味がある。 そのエピソードでは、NFLフットボールプレーヤーと彼らの引退後がとりあげられていた。 日本ではあまり馴染みのないアメフトだけど、NFL player の平均年収は5億以上で、北米大人気のスポーツなので、その選手なんて言ったら一般で言う”大成功”を手にいれている人達。 でも選手がリタイアした後、多くがうつ病になるという。 これは、フットボールプレーヤーに限らず多くのアスリートに共通するらしい。 「コミュニティー、何かに所属しているという感覚を失う」 ことが、彼らがうつ状態になる原因の一つだという。 チームで戦うスポーツは、チームメイトとつながり、一緒に成長し、目標に突き進んでいく。お互いを励ましあい、助け合っていく。 コミュニティーを失った時、人はうつ状態になるという。 ・人とつながること ・人に貢献すること、助けること ・自身の成長 この3つは、人間が幸せに生きていくのに必要であると言われている。 合わせて読んでね。 ↓ 【研究結果で明らかに!健康で幸せな人生を送るために欠かせないもの】 会社をリタイアする時、倒産、離婚、愛する人との別れや死別、病気…

ゴールを持たないということ

「ヨガを始めて1年経つのですが、体も硬いし、成果らしいものが感じられません。何か良い方法はありますか?」 という質問を時々もらうことがあります。 ヨガのゴールは体が柔らかくなることではないと思っています。 ヨガジャーナルのような美しいポーズができることでもないし、 逆立ちのポーズができるようになることでもない。 ゴールを設定して、そこに向かっていくことはとても大事だと思うのね。 でも現代社会、全部それじゃない? 目標達成の社会。 仕事でも、家庭でも。 筋トレでは、目標の体になるために、鍛えたい筋肉をつけるために頑張って、 マラソンをしている人は、タイムを目標にする人もいるかもしれない。 だからヨガをしている時くらいは、ゴールを持たずに、ただ呼吸とともに動いて、体を感じる。 終わった後にスッキリしているかもしれないし、もしかしたら良い気分で終われない時もあるかもしれない。その期待もせずに。 いつもできなかったポーズは今日は簡単にできたり、その逆でいつもできるポーズが今日はできないかもしれない。それもどっちでもいい。 ここの筋肉をストレッチしてやろう!とか、この痛みをとってやろう!とかそういう目的も持たずに。 ただ体に意識を向けて動かして、狭い場所やつまっている場所に空間を作っていく。 奥歯の力を抜いて、ポーズに溶け込んでいって、呼吸に意識し、「今」を生きる。 スローダウンして、普段外向きの意識を、自分の内へと持っていく。 そうすると、いつの日か、 体に対して感謝したり、 頭の中の思考や感情を、第3者的にただ見守ることが上手になったり、 心の周りに自分を守るために作った壁が少しずつとれていって、人間関係が自然と良くなったり、 人生で起こる、コントロールできない出来事に、慌てふためいて反応するのではなく、落ち着いて呼吸をして対応できたりするかもしれない。 他の分野での目標達成への強いメンタルが鍛えられるかもしれない。 いつの日か、 体も柔らかくなるかもしれないし、体重が減るかもしれないし、綺麗なポーズができるかもしれない。 ゴールを持たずに、感じる時間。 それがヨガだと私は思う。 Don’t think,

折れない心、レジリエンスを鍛える方法|一喜一憂しない

以前こちらのブログでも書いたように、『レジリエンス』に生きていくことは、とっても大事なことだと思っていて、それはハッピーに生きていく鍵でもあると信じている。 【ハッピーに生きる鍵☆「レジリエント」になる方法】 昨夜、かなり古い記事だけど、こんな記事が目にはいってきました。 【クローズアップ現代|折れない心の育て方 〜「レジリエンス」を知っていますか】 Resilience,レジリエンス: (名詞)回復力、立ち直る力、復活力 Resilient, レジリエント: (形容詞)1.弾力のある 2.たちまち元気を回復する、快活な、打たれ強い 「レジリエンス」という概念が注目されたのは1970年代だそう。 きっかけのひとつとなったのは、第2次世界大戦でホロコーストを経験した孤児の研究だったそうです。 過去のトラウマや不安に悩まされ気力を持てない人がいる一方、トラウマを乗り越え、前向きに生き、幸せな家庭を築く人もいました。 そんな人に共通だったのは、思考の柔軟性。 「心が強い人」と言うと、「跳ね返す」、「頑丈」、「固い」というイメージかもしれませんが、「レジリエンスな人」は思考の柔軟性があり、自分の状況を前向きに、しなやかにこなしていく人 ということが研究であきらかになっているそうです。 どんな難しい状況でも、思考を柔軟にして見方を変えていくことはとっても大事。 でももうひとつ、私がとっても共感した、折れない心を育てる方法、レジリエントになる方法はずばりこれ。 一喜一憂しない。 ”よい結果” ”よい反応”を得られた時は喜んで、”悪い結果” ”よくない反応”の時は落ち込む。人からの反応やことばや結果に一喜一憂していたら、それだけでエネルギー消耗していまう。 これはマッサージをしていたり、ヨガを教えたりしていても思う。 人の反応や結果に期待して、そこを目標にマッサージをしたり、ヨガを教えたりすると必ずいいことがない。自分がなんでそれをしているかという一番大事なことを見失ってしまう。 ヨガの練習をしていてもそう。 目指していうポーズができてもできなくても、一喜一憂しない。 もちろん人は人のためになにかできると幸せを感じる生き物だから、喜んでくれたら嬉しい。でもそこにこだわらない。 自分は100%の力を注いで、100%そこにいるだけ。 自分にとって何が大切なのかを見極めること。 なんでそれをしているかという根底の思いに、常に立ちもどること。 そうすると、目の前の成功や失敗に一喜一憂しなくなる。 これも練習だね。 そして、その練習の過程に大事なのは、お酒を飲みながら愚痴を言ったり、思いを共有したりするパートナーや友達。(^▽^) 人間はやっぱりひとりでは生きていけない生き物なのよね。(≡^∇^≡)

過去や未来への心配は時間とエネルギーの無駄

iPhoneの写真がいっぱいすぎて、整理をしていたら、いつの日か見つけて ”ブログでシェアしよう” と保存していたこの言葉をみつけた。 ”心配や不安は時間の無駄だ。心配することで何かが変わるわけでもない。あなたから楽しみを奪い、何もしていないのに忙しくさせるだけ。” 2008年にバンクーバーに移り住んで半年くらいたってから、私は将来について不安になったり心配したりすることがあった。それが原因で、ダンナさんと言い合いもした覚えがある。 もともと悩んでも「ま、悩んでても仕方ないか!」って思う性格の私だけど。 でも当時の不安や心配は時々表れていた気がする。 日本にいたら、そのまま眼科医として働いていけるから安定した収入はある。 買いたいものは買える。 そのうち結婚し、いつか子供をもって家族を作る。 それが ”普通、一般的” と思っていたし、親やまわりをなんとなく見ながら自分の将来もある程度見えるような感じがした。 それがよいのか、嫌だったのか、そんなことすら考えたこともない人だった。 バンクーバーに住んで、先が全く見えなくなった。 肩書きはなくなったし、仕事もなくなって、安定した収入も入らなくなった。 手に職を持っていたい人だったので、マッサ–ジの学校 (VSBM)に通っていてそれはそれは毎日が新しい学びや発見の連続で楽しかった。 でも働きだして、マッサージが私にあっていなかったら? 私はここで何をしていくんだろう? 今は貯金があるけれど、これもいつかはつきてしまうし。 だいたいマッサージで日本にいた頃のようにお金稼ぐことはできるんだろうか。 考えれば考えるほど、将来のことが心配になる。 そして心配は不安やストレスを引き起こす。 ある日、学校のクラスメイトの子が読んでいる本、エックハルト・トールの “The Power of Now、(邦)わたしは「いま、この瞬間」を大切に生きます”  を真似して読んでいた時にすんなり入る言葉があった。 “Worry pretends to be

仲良し夫婦から学ぼう!愛を深める秘訣2つ

Happy Valentine’s Day! バンクーバーは大雨のバレンタインデー。 北米のバレンタインデーは、愛する人と愛を誓い合うという、1年のうちに最もロマンチックな日。 日本のように女子から男子にチョコレートをあげるというきまりはなく、誰が誰にあげてもいい。でも多くの場合、男性が女性に何かをする場合が多い。 お店はバラの花にあふれて、レストランはどこも満席。 私の働いているVida Spaでは、朝から晩まで、カップルが一緒の部屋でマッサージを受けるなんていう、カップルズマッサージで予約いっぱい。 バレンタインデーにちなんで、今日は”愛”に関するウェルネスTip。 というか、リレーションシップね。 私のまわりには、素敵カップルがたくさんいます。 60歳、70歳になったらこんな夫婦になっていたいなぁと思うお客さん夫婦や、友達。 特にバンクーバーは多い。日本からカナダに移民をしてくる日本人夫婦やカップルなんかは、やっぱり2人の絆が強い人が多いしね。 ま、2人しかわからない、色々なことももちろんあると思いますが。 ダンナさんと一緒に住んで8年がたちますが、一緒にいるならばいつまでも仲良しカップルでいたいなぁと私は思うわけ。 まず、自分がどんなリレーションシップを築きたいかを見つけていくことは大事だなと思います。 素敵カップル達と一緒にいたり、話しをしたりしていて、みんなに共通なことがありました。 きっとどんなリレーションシップでも、生きていくうえでも基本的な2つのこと。 【仲良し夫婦から学ぶ!愛を深める秘訣2つ】 1. あるがままの相手を受け入れる。無条件の愛を持つ。 相手に期待をせずに、変えようともせずに、そのままを受け入れサポートする。 いやいや、これ超難しいから!! カナダに最初の頃、私にはこれが難しい時もあった。 カナダに来たのは自分の選択なのに、 「日本からいろんな思いをしてきたのに!なんなの!」って思ったり、 だんなさんに期待したり変えようとしたり。他がうらやましくなったり。 そんなことは人間だから絶対にある。 恋に落ちると最初はすべてが楽しくて、すべてを受け入れられる。 無条件に相手を愛しているわけ。

上手な気持ちの切り替え方法をみつけよう!

今朝起きてメールをチェックしたら、気分が少し落ち込むような、ざわつくようなメールがきててね。ま、詳細ははぶくけど。笑 自分のなかでは、もうどうすればいいかわかっていることなんだけど。 なんか悔しさでいっぱいになった。 すぐに感情的になる私(そうなのさ…)は、 PMSingしているという噂もあるけれど(笑) もちろん涙もでてきた。 10分くらい”どよよよーん”としていたのだけど、 「こんなことで、私の大切な1日を台無しにさせてたまるかよ!おい!」 って思って、気持ちを切り替えることをしたよね。♪( ̄▽+ ̄*) 生きていると、悩むことや、凹むことやだっていっぱいある。 仕事や家庭が思うようにいかないことだって絶対あると思うし、 壁にぶちあたる時だってある。 でもそんな時に、自分の元気がでる方法、『これをやれば気分があがる!』ていうことがわかっていたら、その気持ちに停滞することが短くなる。 【気持ちを切り替えたい時に私がする5つのこと】 1. 瞑想(メディテーション) 毎朝5分でもするようにしている瞑想。 迷走じゃないよ。。。迷走もしそうだな。 こちらでご紹介した超簡単な瞑想法もやるし、体に意識をもっていく方法とか、呼吸にフォーカスする方法とか、その時の気分によって色々。 短い時間でもやった後はやっぱりなんとなく、ざわついていた心がすぅーっと静かになっていく感じがする。 ほら、こういう置物あるでしょ。 中にキラキラがいっぱい入ってて、振ると水のなかをキラキラが舞うんだけど、 少し時間だたつと、下のほうにゆっくりゆっくり降りて行く。 思考がそのキラキラで、ボールが脳みそ。 脳の中をあちらこちらに舞っていた思考が、 瞑想後は静かになる。 そんな感じがする。 脳みそと瞑想のよい関係は科学的にも証明されているよ。 2. 音楽とダンス 私にとって、音楽は気分をあげさせるとっても大事なもの。 気持ちを切り替えたい時はアゲアゲの音楽をかけてそれにあわせて体を動かす。

【Wellness Tips】家族、親子関係の悩みを解決する3つの方法

  どんな家族にも、問題や課題があって、家族、親子との関係に悩んでいる人も少なくはないのかなぁ。なんて思います。 問題が全くない家族はもっちろん最高です!(o^∇^o)ノ   私も両親との意見の違いを感じることが多くあり、悩んだ時期もありました。   そんな時に私がする3つのこと。       1.  自分の感情に正直になって、だすこと。リリースする! 怒り、悔しさ、その時の感情を思いっきりだすこと。 ひとりで泣いたり、叫んだり。 心から信用できる友達やパートナーに、ただただ話を聞いてもらったり。 やっちゃだめなのは、実際の相手に対して怒りをぶつけること。 落ち着いて自分の思いを言うのは大事だと思うけど、 怒りの気持ちをもちながら言うと、相手を傷つけることも言ってしまう。 感情は、ためているのが一番よくない。 正直になってリリースしよう。   2. バウンダリー(境界線)をしっかりもって、自分の幸せにフォーカスする 家族も親もひとりの人間なんだから、彼らにも育った環境やしてきた経験からの価値観があるわけで。それは尊重しないといけないし、意見が自分と違うことだってあるのが当たり前。 家族だから必ず理解しあわなきゃいけないとか同じ意見をもっていないといけないというわけではないと私は思います。 それに一喜一憂するよりも、しっかり自分とのバウンダリー(Boundary: 他者との境界線)をもって、自分の幸せにフォーカスする。 パートナーを大切にし、家族を築いていったり、自分の好きなことをしたり、夢を追いかけたり。 自分の幸せにフォーカスすると、きっと自然にまわりに感謝の気持ちがわいてくる。 そんな気がします。  

【研究結果であきらかに!】健康で幸せな人生を送るために欠かせないもの

より健康に幸せに、そして豊かに生きていくことは、多くの人が望んでいることだと思います。私ももちろんそのひとり。 そのために、欠かせないものがひとつだけある!としたら、何だと思いますか? お金? 名誉? 必死に働くこと? 安定を得ること? 結婚すること? 先日、友人がfbでシェアしていたこちらのビデオをみました。 【Ted Talk: What makes a good life? Lessons from the longest study on happiness.】 ハーバード大学で、724人の男性の人生を追跡していく研究が行われています。 この研究は1938年に始まりました。 この手の研究は、途中で資金がつきたり、興味をなくしたり、研究からドロップアウトをする人がいたりして続くのがごく稀だそうです。 しかし、この研究は75年間続いており、最初の研究対象724人のうち60人はまだ生きていて、ほとんどは90歳代。今はその男性の子供達2000人以上が研究の対象になっていて、まだ研究は続いているそう。 当時の研究対象になったのは2つのグループ。ひとつはハーバード大学卒業生、いわゆる”エリート”と呼ばれる人達のグループ。もうひとつは、当時アメリカで最も貧しく、問題があった場所、ボストン近郊で、恵まれない環境で育った男性達。 研究はただ質問表を与えて答えてもらうだけではありませんでした。 リビングルームで彼らをインタビューし、医師からの医療記録、脳スキャン、血液検査、彼らの子供達をインタビュー、彼らが奥さんと話す様子、相談する様子をビデオテープにとったり、などという研究が続けられたそうです。 そして、その結果ひとつのことがあきらかになりました。

【感情に振り回されない方法】幸せだけじゃない!いろんな感情があっていい

気づいたら、最後の更新が2ヶ月以上も前になっていたこのブログ。 ヨガのこと、身体のこと、心のこと、バンクーバーのこと。 書きたいことや伝えたいことがいっぱいあるのに、 なかなか言葉にならなくて。 『♪ことばに、できな〜い♪』 はい、小田和正。 昭和だなぁ。。。 すっかり遠ざかってしまっていました。 このブログで、バンクーバーでの生活、旦那さんとの関係、ヨガやマッサージを通して、気づいたり学んだりした小さなことや思いを、ただシェアしていきたいなと思っているのですが、 だんだん 『みんなに役にたつ情報はなにか?』 『読んでもらえる内容はなにか?』 ということにフォーカスをしてしまい。 そうなると、なかなか自分の素直な思いや書きたいことがなかなかすらすらかけなくなるんですね。 ということで、これからは、考えすぎずに自分の思いや自分のなかでの勝手なホットなトピックをもっともっと書いていきます!(o^∇^o)ノ ちょっぴり早起きをした日曜日の今朝は、おなじみYyogaのYaletownロケーションでパワーヨガを受けてきました。日曜の朝8時なんて、普段なら爆睡だよ。でも今日はなんとなくいきたくてね。 いつもとっても仲良くしてもらっている、Tomo yogaのともさんから 『パワーだけど、朝だから、そんなに激しい動きはないよ〜』 なんて聞いてたから、余裕ぶっかまして行ったら。 は、激しかった…。( ̄▽ ̄;)!!ガーン いや、実際そこまで激しくなかったんだけど、自分の想像とのギャップで激しく感じただけ。 中盤で、ポーズをやりながら、 「なんでこのポーズこんないっぱいやるの!もういいから!」 とか、 隣で、息がじゃっかんあえぎ声チックになっているカナダ人に 「うるさいから!」 って怒りすらこみ上がってきちゃったりして。(  ̄っ ̄)ムゥ ヨガ中や、ヨガの後にいろんな感情がでてくることがあると言われています。

自分と人に優しく生きよう

私のハズバンドは、クローン病(Crohn’s disease)という持病があります。 厚生省で特定疾患とされいている原因不明のこの病気は、 なぜか日本人には少なく、欧米の10分の1と言われています。 ま、普段は元気で、服薬はなし。食に気をつけてはいますが、食べること大好き、お酒も飲み出すと歯止めがきかない(アル中なのか…)彼なのですが、 5年に1度くらい体調が悪くなる時があります。 最近仕事が忙しく、ストレスもあったせいか今月はあまり体調がよくなく、 腹痛が続いていたのに、頑固オヤジの彼はずっと我慢をしていて、昨日絶えきれずになって今月2度目のERにいきました。 バンクーバーのERは待ち時間が3−4時間なんていうことは当たり前。 もちろん、トリアージはされるのですが、検査も遅いし、点滴が終わっても人もこないしで、結局8時間くらいERにいましたよ。 私も研修医の時はERで働き、そして眼科医になってからも、眼科は外科系だという理由で、飛び降り自殺や、交通事故など外傷の救急車で来る人をみたりしたので、血なんていっぱい見てきたのですが、昨日ERで流血している人から目をそらしている自分に気づき、「ありゃ。あたしもうERでは働けないね…」なんてしみじみ思ちゃったり。 点滴をぶらさげているハズバンドの話し相手になりながら、待っている間、人間観察をしていたのですが、夜のERには本当にいろんな人がいます。 神妙な顔をしてかけつける家族っぽい人達とか、 ひたすらうなって泣いている人とか、 手からダラダラ血を流して救急車で運ばれる人とか、 ERから家に帰りたくなくて、セキュリティーに声を上げる人とか、 それを見ながら、 人には、背後にそれぞれのストーリーがあって、 もしかして、その人は人生のなにか大きな壁に直面している時かもしれないし、 過去に、想像を超えるようなことが起きていて、そのトラウマをかかえているのかもしれなくて、 それを全く知らない他人が、その人のことをあーだこうだとジャッジ(判断)することはおかしいよね。 なんて当たり前のことを、改めて感じてみたり。 よくあるでしょ。 挨拶したのに、挨拶も返さない人に出逢った時、 『なんだあのびっち!!』 って思ったり。 物事への対処法が自分と違う人を見て、 『なんでそうなる?』 ってイラッとしてしまったり。 という私、最近↑の状況ありましたのよ。。汗

【瞑想がうつ病の引き金に?!】万人にあてはまるものはひとつもない

こんな記事を読んだ。 IRORIO【これは意外!瞑想が躁病やうつ病の引き金になる可能性ありと専門家が警鐘】 この記事によると、 (記事より引用) 2013年9月16日に起きたワシントン海軍工廠銃撃事件の犯人が熱心に瞑想を勉強していたことや、ヨガのインストラクターをしていた女性が瞑想中にうつ病を発症したこと、25歳の女性が瞑想後に深刻な精神疾患になったことなどを例に挙げ、ときに瞑想やマインドフルネス自体が躁病やうつ病、幻覚、精神病を発症させる可能性がある。 ので、プラス面ばかりを強調するのはよくないよー。という記事だった。 そりゃそうだ。(^▽^;) 物事にはすべて、プラスとマイナスがあって。 それを両方理解したうえで、選択権は自分にある。 この記事の元になったインデペンデント紙を読んだら、銃撃事件の犯人はもともと精神疾患をかかえていたようだし、仏教徒そしていずれは僧侶になりたいという過激な人だったよう。そして瞑想中と瞑想後に精神疾患になった女性2人は、どちらも「瞑想リトリート」という、1週間くらいひたすら瞑想をするという、ハードコアなリトリート中やその後に症状がでたとある。 例が過激だろ!( ̄Д ̄;; でも実際に、瞑想がうつ病や、極度の不安感を悪化させる要素にははどんなことがあるのだろう?と調べてみたら以下のことがあるみたい。 1.瞑想の種類: 瞑想には様々な種類があり、それぞれの脳への影響場所も違うらしい。それによって、瞑想からの効果にも違いがある・ 2.瞑想の長さ: 数時間も瞑想をする人もいるが、長い間瞑想をした後にでてきがちな様々な感情を消化できたり、対応できない人が多いらしい。上級者じゃないと過度な瞑想は危険だという。 3.瞑想頻度: 1日に何度も瞑想をする上級者もいるらしいが、初心者が頻繁にすることで、精神状態が落ち着かないこともある。 4.瞑想のテクニック: 正しい方法で瞑想ができているか? 5.個人の要素 リラクゼーションによって不安感が増すという人もいるから、そういう人には向いてないし、睡眠時間、服用している薬や、社会環境などでも違いがでてくる。 こちらの記事で初心者でも簡単にできる瞑想法をご紹介した私ですが、 私は瞑想のエキスパートでもなく、それについて語るほどの知識は全くないので、 瞑想が精神疾患を悪化させる可能性があることに興味がある人は各自調べて教えてくださいね。( ̄∇ ̄*)ゞ でもね、ひとつ言えることは、 万人にあてはまるものなんて何ひとつない! っていうこと。 私達の身体や心は、100人いたら100通りなわけで。 自分ひとりを見ても、昨日と今日の自分は違うわけ。

【シンプルに生きる秘訣】Just Do It!

友達のiPhoneのスクリーンが”Just Do It” になってた。 ナイキは、本当に素晴らしいスローガンを考えたよね。 私達って、やる前に何かとやらない理由を考える。 ジムに行く前に、 「今日疲れてるし、昨日もジム行ったし、ちょっと体まだ筋肉痛だし、今日は他にやることがあるし…うん、今日はやめておこう。」 なーんて、正当化しようと何かと理由ならべ、なにもしない20分。 考えずに、とりあえず行ってたらトレッドミル20分できたじゃん!( ̄□ ̄;)!! こんなことはよくある話で…。我々人間は、大脳、特に思考と関連している前頭葉が発達しているから、それを酷使してなにかと考えすぎちゃう生き物なんだろうって思う。 先日、ポエムとヨガを組み合わせた”ポエムヨガ”なるイベントをやらせていただきました。 ありがたいことに多くの人が来てくれて、心から感謝です。 ”ポエムヨガ”とは、バンクーバー在住の詩人、高山宙丸と、朗読者ゆりえによるポエトリーリーディングユニット「Poemdrois Only(ポエムドロイズオンリー)」が読む詩、奏でるウクレレや、カリンバの音を感じながら、ヨガをしていくイベント。 このイベントレポート、写真やビデオもゆりえちゃんがこちらにのせてくれています。 バンクーバーって本当に不思議な人が多いのです。 詩人だよ!詩人!そんな友達いる?!w(゚o゚)w そらくんとゆりえちゃんとは前から友達で、詩にはまーーーーったく興味がなかった私ですが、ふたりが読む詩と、音楽やその空間がとっても心地良くて、時々彼らのイベントに行ったりしてたの。 2人からポエムヨガのお誘いをいただいた時「やる!」とは言ったものの、ぶっちゃけどんな感じになるのかはじめ想像ができなかったので、 「私のしたいヨガができるのかな。っつか私でいいのか?人来るのかな。 ヨガと詩ってその組み合わせ不思議すぎない?不思議系にはできるだけいきたくないしなぁ…。ヨガのポーズを詩にあわせて考えるの面倒くさそう…。」 なーんて色々な思考が湧き出てきて、「なんか違うかなぁ?断ろうかなぁ。」と思ったり。 でも、「ま、とりあえずやってみるか!」とやりだしたら、自分のヨガに対する思いや、こうしてみたいなという思いやヨガポーズがでてきて。 2月の第1回目やり終わった後は、「これもう一回やりたいね!」と思えるイベントになり、今回第2回目も、第1回目を超えた素敵な空間になったと思います。 『ヨガとマッサージを通して、身体で感じる生き方をシェアしたい。 感じる力を高めるお手伝いをしたい!自分の身体が感じられる(つながる)と、他者、外界との関係も絶対によくなるから。』 こちらの記事→【ヨガで人生勉強】つながること もよろしければ読んでください。 私は、こんな思いがあるのだけど、その思いを再確認すると同時に、ポエムヨガは「感じる時間」の代表になるような、そんなイベントになりました。 もし、私がやらない理由を考えだして「やらない」って断っていたら、自分の思いを再確認することもなかったわけで、こんな素敵な空間をシェアすることもできなかった。 いちいち理由をつけずにとりあえずやってみろ!

思考を静めるリストラティブヨガポーズ

なんだか最近、やることがいっぱいの日が続いています。そういう時あるよね。 時間の使いかたが下手なのか。うん、私の場合それもあるな…。(-。-;) やることがいっぱいで、頭のなかが整理整頓されてない時、 そんな時は少し立ち止まって、このポーズ。 リストラティブヨガは、スローダウンをすることで体の本来もっている自己調節機能をひきだしていく、自律神経(交感神経、副交感神経)のバランスをとっていくヨガ。 リストラティブヨガポーズをする時の呼吸は、お腹に意識をする。 お腹が風船のようにふくらんで、しぼむ。それをイメージしながらの呼吸。 こういうおもちゃあるじゃん。 英語では”Snow globe”と言うのだけどね。 これをふると、キラキラがこの入れ物のなかにいっぱいに飛び散る。 それが思考がいっぱいのぐちゃぐちゃの脳みそ。 リストラティブヨガのポーズをして、呼吸に集中すると、 宙をぐるぐるとまわっていた、キラキラがだんだんだんだんおちついて、下におりてくるように、ぐちゃぐちゃの頭のなかもおちついてくる。 このポーズは、足の血流や循環を無理なく肺や、心臓に戻すので、肺や心臓を少しの間休ませてあげれる。 足にむくみや、静脈瘤がある人にもおすすめだし、 マイルドな高血圧(重度な高血圧には注意が必要です。)や、軽い喘息の人にもぴったり。 お腹への呼吸も意識しやすい。 今日のバンクーバーのように気持ちがいい日は、そのまま寝ちゃうかも…。 それもあり。(^○^) YouTubeで、10分ヨガやセルフケア方法をシェアしています。チャンネルはこちら。 チャンネル登録が3000をこえましたー!ぜひぜひチャンネル登録してください:D ウェルネス To GoのFacebook ページはこちら。500Likeを超えました。ぜひLikeをぽちっとしてくれると嬉しいです!感謝! ブログランキングに参加してみちゃいました。ぽちっとクリックしていただけるととっても嬉しいです! ArisaWellness To Goにようこそ!カナダ・バンクーバーでヨガインストラクター/ボディワーカーをしているArisaです。日本では眼科医をしていました。