“Strong Is the New Skinny”
「ストロングイズニュースキニー」というフレーズを聞いたことはありますか?
最近は、今まで人気のあった細くて華奢な体よりも、筋肉の程よく付いている引き締まった強く健康的な見た目を目指す人が増えてきています。このような体を手に入れて健康美人になるには、定期的な運動や栄養たっぷりの食事が必要不可欠です。
そこで、最近特に女性やアスリートに人気なのが、動物性のプロテインパウダーとはまた違う栄養素を含んでいる植物性のプロテインパウダーです。ビタミンやミネラル、食物繊維も含むプロテインパウダーは、たんぱく質摂取量を増やし、筋肉量を増やしたり、運動能力を上げ、健康でしなやかな体を手に入れるのにぴったりなんです。
前回のブログではホエイパウダーについて書きましたが、北米では動物性プロテインよりも植物性のプロテインパウダーを選ぶ人が増えてきています。あなたもこの記事を読んで、植物性プロテインパウダーと動物性プロテインとの違いを知ってしまいましょう。
植物性のたんぱく質から作られたプロテインって何で出来ているの?
豆類(えんどう豆、大豆など)
穀物類(白米、玄米、キヌア、きびなど)
種実類(ヘンプ、かぼちゃの種など)
動物性たんぱく質と違い、植物性たんぱく質の殆どは9種類の必須アミノ酸(体の中で作ることができない為食事からとる必要のあるアミノ酸)全種類を含んでいません。その為、多くの植物性プロテインパウダーは、必須アミノ酸を全て含ませる為に、何種類かの材料を混ぜて作られています。
また、豆類、穀物類は消化がしにくく、ガスなどの原因になりやすいです。それを防ぐ為に、消化を助けてくれる消化酵素が配合されたもの、消化をしやすくする為に発芽や発酵をさせてあるものもあります。
豆類や穀物類から作られたプロテインパウダーを選ぶ時は、発芽、または発酵された豆類や穀物類を使用しているものを選びましょう。発芽、発酵が、栄養素の一部を分解してくれているので、体への負担が減ります。
植物性のたんぱく質から作られたプロテインパウダーとホエイプロテインは、それぞれ異なった栄養素を含んでいます。たんぱく質の構成物質であるアミノ酸のバランス、含んでいるビタミンやミネラルが異なります。人によって必要な栄養素は違うので、どちらが優れているとは言えません。
植物性のたんぱく質から作られたプロテインを選ぶ利点
①ファイトケミカルがとれる
食物性のプロテインパウダーはビタミンやミネラルに加え、ファイトケミカルを含んでいます。ファイトケミカルは植物の繊維や色素に含まれている、抗酸化作用や抗炎症作用などを持つ栄養素です。動くことのできない植物は、厳しい環境の中で生き延びる為にファイトケミカルの力を使っています。植物独特のものですが、私たちもファイトケミカルを食べることで、その効果を得ることが出来ます。
食物性のプロテインパウダーにさらに野菜やフルーツ、スーパーフード、食物繊維を足したものもあります。たんぱく質の量は多少減りますが、その分たんぱく質以外の栄養素が増えます。
ファイトケミカルには、ケールにたっぷり含まれている目の健康に良い栄養素であるルテインやゼアサンチン、大豆に豊富なホルモンバランスを整える助けをしてくれるイソフラボンなどがあります。
②食物繊維がとれる
食物性プロテインパウダーの材料である、豆類、穀物類、種子類は食物繊維を含んでいます。
食物繊維は血糖値を急激に上げるのを防ぎ、満腹感を長続きさせてくれます。また、食物繊維は体の中に溜まっている毒素を排出する助けをしたり、腸内の善玉菌の餌となり腸内環境を整える働きもあります。野菜不足で便秘に悩んでる人にもおすすめです。
熱に弱い栄養素が失われていない、低温で加工されているものを選ぶと良いです
③体をアルカリ性に保ってくれる
人間の体は、通常弱アルカリ性に保たれています。体が酸性に傾くと、カンジダ症や癌などの様々な病気を引き起こしやすくなると言われています。野菜や果物は、私たちの体をアルカリ性に保つ助けをしてくれるアルカリ性の食材です。これらのアルカリ性の食材を普段から十分と摂取することで、体を弱アルカリ性に保つことができます。ホエイプロテインパウダーは体を酸性にしてしまいますが、野菜や果物のパウダー入りの植物性プロテインバウダーをとることで体が酸性に傾くのを防ぐことができます。
結局、ホエイプロテインと植物性のたんぱく質から作られたプロテイン、どっちを選ぶべき?
プロテインパウダーの質にもよるので一概には言えませんが、それぞれ異なった栄養素を含んでいるので同じものをずっと使うよりも色々と試してみると良いと思います。
今回はホエイプロテインパウダーを使ったから、次はヘンププロテインを試してみようとか、野菜不足だからグリーンパウダーの入っているものにしてみようとか、ベジタリアンではないけれど肉をあまり食べないからホエイプロテインにしてみようというように、その時の自分の食生活を考えて足りていないものを含んでいるものを選ぶと良いです。
プロテインパウダーが苦手な方や、朝や休憩時にさっとたんぱく質を補給したい方には、プロテインパウダーの入った栄養バーもおすすめです。
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カナダで大学卒業後、健康志向の高い都市バンクーバーに移住したことで栄養や体の仕組みに興味を持ち、栄養学とピラティスを学びました。その後、栄養学校で身につけた知識を使い体質改善に成功し、幼少期から付き合ってきた数々の不調を改善することに成功しました。現在は、ホリスティック栄養士として、企業向けに栄養関係のコンテンツ作成、ナチュラル食品•製品の開発やマーケティングのアドバイスなどをしています。地球にも人にも優しいナチュラル製品が大好きで、美容家の間で噂のエイジングケアオイル、抗酸化作用がたっぷりの「カカイオイル」を販売しています。
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