この記事を書いた人
チネイザンプラクティショナー
しおちゃん
漠然とした不安をいつも感じている・・・
心も身体も疲労感がある・・・
更年期に入って、体の変化にとまどいを感じている・・・
そんな方に今日は特別な癒しの技「チネイザン」を紹介します。
40代後半、わたしは、徐々に変化していく自分の身体に漠然とした不安を抱えていました。
やりたいことは特になく、このまま、ただ老いていくことに焦りを覚えた日々。
そんなとき、SNSで「チネイザン」という言葉を見つけました。
これが食べものなのか、山の名前なのか(笑)さっぱり分りませんでした。
チネイザンとは
チネイザン療法(氣内臓セラピー)は、古代中国で発祥した気功療法の一つです。
腹部に触れることを中心にしたホリスティックな療法。
お腹や内臓へのタッチをとおして臓器にこもる感情を解放し、心地よいゆらぎや安心感とともに心と身体のバランスを整えていく施術なのです。
感情は臓器に宿る?!
東洋医学では、臓器にはさまざまな感情が宿り
臓器と心は密接につながっていると考えられています。
ネガティブな感情だけでなく、ポジティブな感情ともつながっているのです。
たとえば、
肝臓は怒り・優しさ、
腎臓は恐れ・しなやかさ、
肺は憂うつ・勇気、
心臓は焦り・喜び、
脾臓は不安・安心など。
これらの臓器に宿った感情というのは、これまで生きてきた環境、社会生活を送るうちに押さえ込んでしまった感情も多く、心や魂の叫びが隠れていることがあります。
それらを解き放つことで、人は本当の自分と深く向き合うことができるのではないでしょうか。
チネイザンと通常のマッサージの違い、どう行われるか?
チネイザンは「お腹のマッサージ」や「腸もみ」とは違います。
タイマッサージや、アロマセラピーと混ぜて行うなど、現在では様々なチネイザンが行われるようになりました。
伝統的な施術方法では、オイルを使用しません。
腹部を強く押したりもんだりすることもないのです。
マッサージは、凝ったところや痛みがあるところをほぐす方法です。
チネイザンでは、慎重に、優しく、お腹と同調しながら深いところにアプローチしていきます。
凝ったり痛かったりするのには、きっと理由があります。
その理由に寄り添いながら、お腹だけでなく身体と心の全体に働きかけていきます。
チネイザンは、おへそで始まりおへそで終わる
人のおへそは、出生したあと生理学的な役割はないとされています。
母親のお腹にいたときは、へその緒で胎盤につながり、酸素や栄養をもらっていたライフラインでした。
つまり、ライフラインそのものがおへそなのです。
さかのぼって考えると、先祖の歴史はおへそでつながり、過去と未来をつなぐシンボルと言えるのです。
東洋でも西洋でも人間の真ん中は、おへそだと考えられてきました。
ダ・ヴィンチのウィトルウィウス的人体図でも、真ん中がおへそになっています。
チネイザンでは、重要な氣の出入り口である、おへそ周りをていねいにタッチしていきます。
全身につながる生命の根源にゆらぎをかけることで、氣が流れやすくなったり、昔のことを思い出すなどの感情が湧きでたりすることもあるのです。
おへそへのアプローチは、チネイザンでは欠かすことのできない大切な手技となります。
お腹をさわられることは安心感につながる?
赤ちゃんのお腹を優しくなでてあげると、安心感にみちてとっても気持ちよさそう。
そう、それがチネイザン(氣内臓セラピー)の原点なのです。
大人も、子供も、動物も、優しくお腹に触れると、身体や心がほぐれていくのが分かります。
お母さんが赤ちゃんのお腹や背中に優しくタッチするように、目の前にいる方を一つの神秘的な生命体として扱います。
わたしのチネイザン体験と出会い
40代後半、わたしは、徐々に変化していく自分の身体に漠然とした不安を抱えていました。
やりたいことは特になく、このまま、ただ老いていくことに焦りを覚えた日々。
そんなとき、SNSで「チネイザン」という言葉を見つけました。
これが食べものなのか、山の名前なのか(笑)さっぱり分りませんでした。
インターネット検索したとき、現在、わたしが所属する「日本チネイザン協会」のHPに辿りついたんです。
「内臓と感情はつながっている」
「単なるリラクゼーションのマッサージとは違い、自己発見や自己変容をもたらすことが支持されている」
これらの言葉に魅力を感じ、チネイザンを受けるようになりました。
「わたしは、このままじゃ嫌だ。変わりたい」そんな思いを抱えながら。
コロナの時代になり、人生は、いつ何が起きるか分からないと痛感しました。
なぜか気になるチネイザン。
思いきって学んでみることにしたのです。
社会人になってから、ずっと事務職。
人に触れるどころか、むしろ人と接することが苦手でした。
チネイザンの学びは、人に触れる手技がメイン。
わたしにとっては、つらい修行のような授業の日々。
人の身体を通して心に触れる。
その作業を仲間と繰り返していくうちに、自分の中で何かが変化していくのを感じていきました。
さいごに
長い学校生活、社会人生活、結婚生活……
周りに合わせて流されて生きていくうちに、きっと本当の自分が奥の方に閉じ込められてしまったのでしょう。
ずっと、言いたいことも、やりたいことも我慢してきた。
そして、すっかり本当のわたしさえも、分からなくなってしまった。
チネイザンを通して人に触れて、そして触れられて。
それを繰り返すうちに、雪解けのように本当のわたしが現れてきたような感覚です。
我慢が多かった更年期世代のわたしたち。
心も体も頑固になっている人いませんか?
人生は一度きり。
もうそろそろ、奥にしまい込んだ本当の自分を解放してあげませんか?
日本チネイザン協会認定
プラクティショナーレベル1
30代半ば、生活環境の変化で自律神経が乱れ、体調不良に。夫のうつ病も重なり、病院通い&薬やサプリメントの多用摂取。
ある日、「これでいいのか?」と疑問がわき代替療法を生活に取り入れたことで「本当に自分に必要なもの」を取捨選択する力が必要だと知りました。
コロナ禍で失業時、じっくり自分ができることと向き合った結果、素直な自分を解放し、多くの女性たちの心とカラダが軽くなり輝く明日のために。今私ができる「チネイザン」で皆さんを応援します。
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