先日10年ぶりに政権交替をしたカナダの新首相、ジャスティン・トルドーの閣僚が、人種色々、男女同数、ゲイを公にしている人、車いすに乗っている人など、世界初のダイバーシティ(多様性)な内閣になったことが大きな話題となりました。
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【カナダの新種層が、閣僚を男女同数にした理由がかっこよすぎる】
記者会見で、男女同数にした理由を聞かれ、彼が言ったひとこと。
「…2015だから?」
やるじゃないか、新首相!
昨日は、シリアからの難民を25000人受け入れることを発表していました。
(どれくらいお金がかかるかはわからないみたいだけど…)
ま、今後に期待してるよ、トルードさん。
日本では11月5日から、渋谷区で同性カップルのパートナーシップを公認する「パートナーシップ証明書」交付されることになったそう。
It’s about time!
先日発表されたイギリスのシンクタンクの統計で、
カナダは「個人の自由が尊重される国」ナンバー1にランクしました。
自由の国、アメリカー!と言われているアメリカは15位。
日本は33位。台湾、シンガポール、韓国と同様、先進国としては低めのランキングです。
カナダに住んで8年くらいですが、上記の通り、
移民の受け入れが寛容な国、
同性結婚は2005年から認められている国なので、
「みんな違ってあたりまえ」
精神が、他の国よりは高く感じられます。
もちろんまだまだ差別の話も聞きますが。
みんながみんなすべて平等に…というのは、まずない。
貧しい家に生まれたか、裕福な家に生まれたか、
発展途上国か、先進国か、
その時点で不平等。
男と女なんて、体、考えかた、もともとすべてが違うんだし、
人は生まれ育った環境や経験が違うから、それぞれの信念があって、
厳格なカトリックの人はゲイは信念に反するかもしれないし、
歴史からなのか、どうしても好きになれない国や国民性だってあるかもしれない。
だから、他の人の意見に100%賛成することはないし、自分の信念をかえる必要もない。
でも
この世に生まれてきた限り、幸せになる権利はみんなあたえられているのだから、
どんなに自分の信念と反していても、
人として尊重すること。
お互いを認識して、手をさしのべて、歩み寄ること。
男か女、
ゲイかストレートか、
障害者か、そうでないか、
皮膚の色が違うか、
そういうことが障害となって、
つきたい職業につけなかったり、
住みたいとこに住めなかったり、
好きな人と一緒にいれなかったり、
それは違うよねって思う。
もちろん、そんな簡単なことではないし、
差別があるのがリアリティだけど、
そういうことに意識を向けれる人が少しづつでも増えていくといいなって思う。
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我々夫婦、そして彼のママも、白人男性の特権やゲイや人種、人権の話になるとすごく熱くなる…。
こんなことを、オープンに熱く語れる人に出会えて、
そういうことに敏感な人が多いカナダに住めて、
幸せだなぁなんて思いながら今日も寝ます。
おやすみなさい。
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ヨガ&瞑想インストラクター/Wellness To Go主宰
愛知医科大学を卒業後、医師として働き、語学留学をきっかけにカナダ、バンクーバーに移住を決意。バンクーバーでヨガや瞑想に出会い、マインドフルネスなライフスタイルに興味を持つようになる。医師、マッサージセラピストとしての経験を通し、体とマインドへの深い興味と理解を持ちながら、YouTubeチャンネル「Wellness To Go by Arisa」を通して、多くの人が幸せに自分らしく生きていく手段をシェアしている。チャンネル登録者数は18.8万人、毎週行なっているライブヨガレッスンは800人近くが参加する。著書「バンクーバー式ウェルネスヨガ」を通し、心と体に意識をむける習慣作りを多くの人に伝えている。
Arisaさん、こんにちは。
首相の会見ビデオ見ました~。かっこよすぎですね!
私はとても狭い世界で育ったので、差別なんて殆ど経験していません。イジメとかケンカとかはあったけど。
だから、差別については理解はしているつもりですが、どうも自分にとってリアリティがありません。
だけど、時々ふと考えてみます。そういう問題の渦中に自分がいたら、自分に何ができるだろうって。たぶん、何もできません…。すごく情けないです。
だから、トルードさんみたいな人はすっごくカッコよく見えるし、Arisaさんの記事を読んでカナダってすっごく素敵な国なんだなって思いました!
Mayaさん、おはようございます。そうですよね。私自身も実際差別にあったことはないので、全くえらそうなことは語れません。
国単位でのチェンジには、全く無力なのですが、少なくとも、私自身が人にジャッジしない、差別しないっていうことをしていきたいなって思います。
日本は単一民族だけど、最近移民も多くなりつつあるなんて聞きますし、世界中にはいろんな人がいて、苦しんでいる人もいるんだっていうことをなんとなく知っているだけでも素晴らしいことだと思います!
カナダは本当によい国です。アメリカと隣なんだけど、アメリカ人ともまた少し気質が違って。
いつか遊びにきてくださいねー!コメントありがとうございますー☆
今日も素敵な1日をおすごしくださいね。