この記事を書いた人
日韓翻訳者
Misato
あんにょんはせよ♪
海外へ自由に行き来することが難しくなった現在。
オンラインの可能性がさらに広がり
Wellness To Goが発信するWellnessな情報を
世界中どこにいても利用できるのは
一ファンとしてとっても嬉しく有難いです。
その一方で、現地にいるからこそ経験できること
体感できることもやはりあるのかなと思っています。
韓国在住2年目の私の体験談、
楽しく見ていただけたら嬉しいです♪
とにかく速い!?韓国文化「パリパリ」
私が韓国に来て受けたカルチャーショックの一つ
それは韓国文化の「パリパリ」文化です。
え?パリパリって何?と思われたかもしれませんね。
「パリパリ」は韓国語で「早く早く」という意味です。
どんなところが早いのか、いくつか紹介しますね。
まるでジェットコースター!?スリル満点な韓国のバス
韓国のバスは乗車したら即出発が基本。
なので、すぐどこかに掴まりましょう。笑
運転手さんにもよるのですが、私がよく利用するバスは速くて
急いでる時などは本当に信頼が置けます。(朝寝坊の味方!)
右折する向きに進んだかと思うと、ものすごい遠心力で左折。
降りる時も早めに立ち上がって降りる準備を。
日本のバスでは、危険だから停車後に立ち上がるようにと
アナウンスがありますよね?
韓国のバスに慣れてから日本に一時帰国した時、
日本のバスのゆっくりさと丁寧さに逆カルチャーショックを受けました。
デリバリーも「パリパリ」
デリバリーでもスピード重視な韓国文化が垣間みれます。
注文後、配達員がお店で飲食をピックアップし自宅に届けるまで
地図と時間が表示されるアプリまであります。
前日の夜に注文して早朝に届けてくれる宅配サービスも充実していて
とっても便利ですが、たまに宅配業者の方々の体が心配になります。
その他インターネットや家電に不具合が生じた時、
会社での業務連絡、あらゆる面において早急に対応してくれる点は
快適で住みやすさを感じます。
一見そんなにせっかちに見えない韓国人の友人も
注文などする時に「パリ ヘジュセヨ(早めにお願いします)」と
付け加えると言っていました。「パリ」を言えば1秒でも早く
対応してくれるのではないか?と思うのだそうです。笑
スピードについていけず苦戦した会社生活
冒頭でもお話したように、便利で快適な面もある
韓国文化の「パリパリ」に、元々のんびりした性格の私は
なかなか馴染めませんでした。
もちろん、韓国に来る前からそういう文化があることは知っていました。
ただ、韓国に住む前に出会ったほとんどの韓国人は
日本語が話せたり日本文化に関心がある人たち。
話すときはある程度こちらのペースに合わせてくれました。
でも、外国人として韓国に住むとなれば話は違います。
外国人だからと言って容赦はありません!笑
もちろん個人差はあるのですが
同僚ですごく話すスピードの速い方がいて、
最初は本当にカルチャーショックを受けました。
・間髪入れずに話し始める(私に話してる?どの部分を話してるの?)
・間がなくスピードが一定(どこが重要でどこを覚えておけばいいの?)
大事なところはあとでゆっくり説明してくれるよね?と
期待しながら待っていると説明終了。涙
さらに最初は気付かなかったのですが
相手は私がうんうん、と相槌を打って聞いているので
100%理解しているものと思っていたんです。
私が理解していないということを「察してください」は通用しない。
質問したり、理解できなかったことを伝えればよかったのですが、
これが私にとっては本当に難しかった…。
その変なプライドが逆に自分の首を絞めちゃってたなって思います…。
伝えることの大切さ
これに慣れるには本当に時間がかかったのですが
大事なことは「言いたい言葉を飲み込まない」ことだったのかなって思います。
もちろん、なんでもかんでも全て言うってことではないのですが、
私はどちらかと言うと全て飲み込むタイプでした。
みなさんも、こんな経験ありませんか?
なんだか相手が勘違いしてるみたいだけど、でもまぁいいか、
いちいち説明するほどのことでもないかな、と思ってあえて口にしない。
今までの私はこういう状況でいつも、何事もなかったかのようにそのまま流していました。
言っても変わらないとか、言うことで波風を立てたくないから
という理由で言わなかったのですが、
それを「あえて言ってみる」ことで誤解が解けたり、
相手との関係がもっと良くなることが分かってきました。
韓国生活に悩んでいた時に韓国人の友人が
「伝えることは大事。言わなければないことと同じ。」と
言ってくれたのですが、本当にその通りだったと実感しています。
あなたは、パリパリ?のんびり?
これを読んでくださった方々の中には、
私とは違って韓国のこのスピード感に
すぐに馴染める方もいるかもしれません。
私は韓国文化と自分の間にある違いを受け入れて
適応するまで時間がかかりました。
でも、これもまた韓国で生活してみたからこそ得られたものだと思っています。
みなさんも海外でなくとも、普段いる環境から一歩外に出ることで、
新しい自分を発見できるのではないでしょうか?
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コンテンツプロデューサー・日韓翻訳者
夢を叶えるために36歳で渡韓し、韓国で会社員になりました。
韓国生活、韓国での仕事で得た経験や学びなどをシェアしています。
クライアント様と一緒にコンテンツを0(ゼロ)から作り上げていく
コンテンツプロデュースのお仕事も始めました。
楽しく読ませて頂きました。実体験のお話とても興味深いです。私は超のんびりタイプなので、韓国は好きだけど、旅行でもしんどくて疲れちゃいます。なので暮らすにはヘビーだろうなと😀
パリパリ文化は 情熱的に生きている感じがしますよね。時間をムダにしない、効率的?
それでも、韓国にだっておっとりしたのんびり屋さんは居るのでしょうか😅 居たら大変そうですね😁
また、韓国のお話他楽しみにしています。