もうコンソメは買わない!コンソメ麹の作り方

コンソメ麹

この記事を書いた人
ホリスティック栄養士 Eriko

温かいお鍋やスープが美味しい季節です。皆さんは、お鍋やスープの味付けはどうしていますか?

最近では、化学調味料で作られたお鍋の素、コンソメ、出汁などが、簡単に手に入ります。種類も豊富で、それらを使えば手間をかけずに味が決まります。

昔は私も固形コンソメや鶏がらスープの素を何にでも入れていました。化学調味料の濃い味に慣れ、出汁の味や素材の味だけでは物足りない気がしていました。

今では素材の味や出汁の味の美味しさが一番だと感じており、化学調味料の味が不自然に感じるようになりました。化学調味料を食べると異常に喉が乾いたり頭痛がしたりすることもあり、全く使わなくなりました。

発酵調味料で体の声を聞けるようになろう

健康志向の人が多いバンクーバーには化学調味料を使っていないレストランがたくさんありますが、外食時にいつもそんなお店を選べるわけではないので、私は外食する時はあまり気にせずに食事を楽しんでいます。

これは良い、あれは悪いととらわれすぎるよりもむしろ、どの食べ物で自分の体がどのような反応をするのか知っていることは、健康な体や心を保つのにとても大切です。それに、これを知っていると、自然と心や体が元気になるものを食べたくなる気がします。

味覚や体のバランスが崩れている時は、どの食べ物を食べると体がどう反応するかわからなくなっていることが多いです。そんな時は、しばらくシンプルな味付けや調理法で作った食事をとってみてください。そうすると、どの食べ物が体にどのような影響を与えるかなんとなくわかってきます。

シンプルな味付けだと、最初は物足りなく感じることもあるかもしれません。そこでおすすめなのが、発酵調味料です。発酵調味料は発酵による旨味や風味が詰まっています。ただしょっぱいとか甘いだけでなく、しょっぱい中に甘みがあったり、甘みの中にも何種類もの甘みがあったり。発酵調味料を料理に使うことで、優しいけれど深い味わいを楽しむことができます。

また、発酵食品は同じ食材を使っていても、食材の産地、作る季節や場所、作る人によって味や食感が変わります。全く同じものができない面白さがあります。

完成するまでの数日間、見た目や香りがゆっくり変化していくのを観察するのも楽しいです。

今回紹介するコンソメ麹は、スープや炒め物などにコンソメの代わりに使えます。スープや炒め物は何種類もの調味料を混ぜて味をつけることが多いと思いますが、コンソメ麹を使うとコンソメ麹だけで味が決まります。

材料さえそろえればとても簡単にできるので、ぜひ動画を見て作ってみてください。

コンソメ麹の作り方

コンソメ麹のレシピ

材料(500mlのメイソンジャー)

麹 100g

自然塩 30〜35g

たまねぎ 200g

にんじん 50g

セロリ 50g

にんにく 1〜2片

生姜 1cm角ほど

作り方

1. たまねぎ、にんじん、セロリを撹拌しやすい大きさに切る

2. 麹をほぐす

3. ほぐした麹に塩を加えて軽く混ぜる

4. 麹と塩以外の材料をブレンダーに入れて撹拌する

5. 野菜が細かくなったら、ブレンダーに2を加えて撹拌する

6. 煮沸消毒した瓶に空気が入らないように4を入れ、蓋をし、直射日光の当たらない場所に保管する

7. 1日1回、木製かステンレス製のスプーンでかき混ぜる

8. 3〜5日たったら出来上がり

夏は早く発酵が進むので3日ほど、冬はもう少し時間がかかるので5日ほど発酵させてください。気温が低い場合はタオルを巻いてあげましょう。

冷蔵庫で3ヶ月ほどもちます。

コンソメの代わりにスープやソース、炒め物に入れると旨味がたっぷりの一品になります^^

Food&Nutrition

コンソメ麹
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