この記事を書いた人
スペイン語講師
Misa
スペイン語ってどんな言語?
みなさん、スペイン語と言う言語を知っていますか?
聞いたことある!という方も多いのではないでしょうか。
現在Arisaさんが暮らしているメキシコも、スペイン語が公用語の国です。
では、世界でスペイン語を公用語としている国がいくつあると思いますか?
その数は、なんと21か国!
そして、母語話者数は世界第2位です。
有名なスペイン語圏の国を例に出すと、まずはスペイン。そして、マチュピチュやナスカの地上絵があるペルー、鏡貼りの景色が見られるウユニ塩湖があるボリビア、多種多様な動植物が生息するガラパゴス諸島があるエクアドル、などがあります。
そんなスペイン語は、実は日本人と相性の良い言語とも言われています。その理由は、発音にあります。
いわゆるローマ字読みをすることができるので、英語のように「読み方がわからない…」とか、「発音が難しい…」といった問題が少ないのです。
また、不思議なことに日本語に聞こえるスペイン語の単語がたくさんあり、どれも思わずクスッと笑ってしまうものばかり。
今日はその一部をご紹介します。
是非、楽しんで、そしてスペイン語に少しでも親しみを持っていただけると嬉しいです♪
日本語に聞こえる!?スペイン語の単語
Dame(ダメ)
これは、日本語とスペイン語でほぼ真逆のことを意味する言葉です。
スペイン語でDameは、「ちょうだい」という意味。
思わず「ダメ!」と日本語が出てしまったら、現地の人は「え?いるの?いらないの?どっちなの?」と困惑するでしょう。
Goma(ゴマ)
意味は、消しゴムや輪ゴム。
国によっては、接着剤の意味も。
また、輪ゴムをGomaではなくLiga(リガ)と呼ぶ国もあります。
国によって使う単語や意味も色々。このバリエーションの豊かさはスペイン語ならではカモ?
Mono(モノ)
ウキー!
お猿さんという意味!
先ほど登場したGoma(消しゴム)のメーカーにMonoってありますよね。
スペイン語圏の人が見たら「サル」という名前の消しゴム…ということに(^◇^;)
Come(コメ)
日本の食卓に欠かせない米。
スペイン語では「お食べ〜」という意味。
まさかの「食」の繋がり!
Rico(リコ)
日本の女の子の名前によくあるリコ。
これは「美味しい」とか「お金持ち」という意味。
¡Que rico! で「なんて美味しいの!」 是非使ってみてください╰(*´︶`*)╯
次に、日本語として少し汚い言葉ではありますが、ちゃんと存在する単語をご紹介します( ̄▽ ̄;)
Ajo(アホ)
スペイン語でjはハ行。ja ji ju je joはハヒフヘホ。
英語で笑いを表現するhahahaは、スペイン語ではjajajaと書き、ジャジャジャではなくハハハと読みます。
余談は置いておいて。
Ajo…の意味はニンニク。スペイン料理にはアホ…じゃなくて、ニンニクが欠かせません。
Vaca(バカ)
アホの次はバカ…。
これは牛です。
誰かに「バカ!」なんて言ったら、その人に向かって「ウシ!」と叫んでいることに。旅先で振り替えられること間違いなしです。
Bus (ブス)
これまたひどい言葉。英語にも全く同じ単語が存在します。
そう、バスです!
国によって、autobús(アウトブス)colectivo(コレクティーボ)guagua(グアグア)ómnibus(オムニブス)など、バスという単語は種類が豊富。
Ano(アノ)
日本人が言いがちな「あの〜」という言葉。
これをスペイン語圏で使うのはNG。
なぜなら、「肛門」という意味だからヽ(;▽;)ノ
日本語のように連呼したら不審者扱いされてしまいますので要注意。
最後に、一度聞いたら忘れない?単語を紹介します♪
Abogado (アボガド)
一瞬、アボカド!?と勘違いしそうなAbogado。
アボカドからは想像もつかない意味を持っています。
それは…弁護士!
初めてこの単語を知った時、衝撃を受けました。
そして、一度知ったら二度と忘れることのない単語です。
Bien (ビエン)
鼻炎?
母に最初にスペイン語を教えた時、これだけは覚えてくれました(笑)
これは、英語のgoodに当たる言葉。「いいね!」や「元気!」という意味。
¿Cómo estás? (元気?)と聞かれたら、元気に「鼻炎!」と答えましょう(´∀`)
Pica (ピカ)
ピカチュウがいつも言っている「ピカピカ〜」
スペイン語訳:「痒い痒い〜」
Casa / casita (カサ/カシータ)
これは、傘…ではなく、「家」という意味。
日本に来たネイティブが混乱しがちな単語の一つのです。
小さい家をcasita(カシータ)と言います。
一つの小さなお家=Una casita(ウナ カシータ)
これを何度も繰り返し言ってみてください。
Una casita, ウナ casita、ウナカシータ、うなかしーた、おなかすぃーた、おなかすいた…
どうですか? 「おなかすいた」に聞こえてきませんか?笑
なんと我が家の近くには、「Una casita おなかすいた」という食材を扱うお店があります(ビックリ〜!)
日本語に似たスペイン語を楽しんで♪
いかがでしたでしょうか?
日本語に聞こえる単語がこんなにたくさんあるなんて、意外ではないですか?
イントネーションが日本語と違うので、是非こちらのビデオで違いを見てみてください。
イントネーションは違っても、単語は同じなので、現地では勘違いされることがあるかもしれません。
旅行などでスペイン語圏へ行った際には、特にDameとAnoには気をつけてくださいね( ̄▽ ̄;)
スペイン語講師
大学でスペイン語を専攻。キューバに魅了され、大学院で一年留学。
翻訳、通訳、大手外語学院でのスペイン語講師を経て、在名古屋ペルー総領事館に勤務。
「多様な文化や歴史を持つ国々で話されているスペイン語を通じて、多様性の大切さを子供達に伝え、日本の多文化共生に貢献したい」という思いから、子ども向けのスペイン語教室を開く。
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