生きているといろんなことがあって、時には自分を苦しませるような出来事や人間関係もあるし、自分が想像もしていなかったことが起こる時がある。
好きなあの人と一緒になれない現実、想像とは違ったブラックな会社の働き方、嫌味をいってくるお局さんや義理のお母さん、自分の理想とはかけはなれた家族関係、病気、病気による身体の痛み、・・・
など。大きいことだけではなくて、毎日の小さいことも含めたら、抵抗とまではいかないけれど、
「あ〜もっとこうだったらいいのにな」
っていうことって必ずしもあるし、そんな理想の現実の違いにもやもやしたり、苦しくなっている人は少なくはない。過去に起きた出来事を受け入れれずにいる人もいる。
抵抗すると、私たちの身体には気づかないところで緊張が生じている。
その状態が慢性的に続いていると、体調を崩す原因にもなりうる。
「そのままを受け入れると心が楽になる、自由になる。受容しなさい」
なんて言葉ことはわかっているんだけど、その現実を受け入れることができないから苦しいんだよね・・・
現実や人を受け入れられない時、「受け入れること、受容」の意味
受け入れること、受容(Acceptance)とは、
人やものに対する自分の抵抗に気づいて、自分の心の平穏のために抵抗を諦めること。
そして同時に以下の3つのことも知っておく。
1、受け入れる時、その現状や人を好きになる必要も、賛成する必要も、サポートする必要もない。自分のために自分から選択する。
受け入れる行為は、自分自身のもの。相手やその状況を好きになる必要は全くない。
もし、人が何か苦しめるようなことを言ってきた時。自分が我慢して、現状におきていることを「はいはい」とそのまま受け入れるということではない。そんな仏のような人になる必要は全くないんだよ。
自分をリスペクトして、意見を言う時はいう。
でも感情にのっとられて言い返すのではなく、人や出来事との間を置いて言えるようにする。
2、受け入れること(受容)は受け身の行動ではない。自ら練習していく行動。
ある日受け入れることができたら、その出来事や人はもう自分の記憶には現れない。。
なーんてことは残念ながらないんだな。
身体の痛みも、過去の人間関係も、理想と現実の悩めるギャップも何度も現れるけど、その都度、自分のそれに対する抵抗をリリースしていく。苦しい思いも自分で優しく受け止めてあげる。
これは自己受容の時も同じ。
この過程を繰り返していくと、絶対に自然に抵抗をギブアップすることができる。
3、受け入れたからといって、その状態がそのまま続くわけではない。
いったん受け入れてしまったら、この痛みはずっと続くのではないか。
今の状況を受け入れる=ま、これでいいか。と関心を失うことで、その先改善がないのではないか。
そんな風に思いがちだけどそうではない。
受け入れたあとに、自分の理想の方向に変えていくことは十分に可能。人も出来事も変わりゆくものだもんね。
Pain is inevitable suffering is optional.
痛みは避けれないられないけれど、苦しみは自分しだい。
〜村上春樹
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