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批判をすんなり受け入れる方法

人間だもの、自分の批判は気になる。批判で落ち込むこともある。100人に賞賛されても、1人に批判されると、その1つの批判だけが深く刻まれてしまうものだ。 でも批判は人間の成長に重要で、必要不可欠なものだと思う。 先日、解毒作用の強いラップトリートメントをした後に血圧が下がり、気分が悪くなったご年配のお客さんがいた。その日と次の日、私は彼女の体調が気になっていたのだが、後日フォローアップの電話をした際、彼女は全くハッピーではなく、「返金してほしい。セラピスト(私)のマッサージが強すぎたせいだ」と言ったそうだ。 そのお客さん、途中まで「今まで受けたうちで一番のマッサージだわ。どこで習ったの?」なんて言っていた人だったもんだから、それを聞いた時「はい…?なんなの?」と思うと同時に、自分のしたトリートメントでお客さんにそんな思いをさせてしまったことが少しショックだった。 私達は批判されると自然なリアクションとして防御に入る。自分の行為を正当化しようとする。 相手に対していらだちを感じたりする。 そして、自分自身が否定されたかのように落ち込んだりもする。 「Don’t take things personally」 といういいまわしがある。意地悪なことを言われたり、批判されたりした人に対して使う言葉で 「個人的に受けとめて落ち込む必要はない。あなたが悪いんじゃなくて、批判している人の問題なのだから。例えそれがあなたじゃなくても、その人はそうやって言うんだからね。」というような意味。 でも批判を「F**k off!( ̄‥ ̄)=3」と全くシャットダウンしてしまうのは違う気もする。 私は批判を受けた時、すんなり受け入れる方法として 感情移入しずに客観視する。 そして以下3つを考える。 1. その時、自分は自分のBESTをつくしていたか。 自分ができるすべてのことをしていたか。自分で思いつく反省点はあるか。 2. 批判は真剣に受けとる。でも個人的に受けとめすぎない。 批判は痛いけど、成長にはかかせない。だからそれも自分が成長するいい機会だと思って感謝する。そして、取り入れたいと思う部分、納得する部分があれば取り入れる。自分の価値観と違っていたり、納得できない部分はムシムシ〜!(^▽^;) そして、批判されたから、自分がだめな人間だ、この仕事はむいていない、だめなセラピストだということは一切ないのだ!自分の価値と批判は全く関係ない。だから落ち込むことなんてないのだ。 3. 誰からも好かれたい、みんなにハッピーになってもらおうなんてまず無理! 人間だもの、あうあわないはあるし、好き嫌いはあって当たり前なのだ。みんなをハッピーにしたいとか、好かれたいなんてトライするのが間違っている! 今回、私はマッサージ中にプレッシャーは心地よいかをしっかり聞いていたし、強いマッサージもしていなかった。でも、ラップトリートメントのパワフルな解毒効果をなめていたし、特にご年配の方は血圧が下がったりすることもあることも気をつけないといけないと実感した。もっと水を頻繁にオファーすることもできたし、マッサージ中には普段以上にプレッシャーは心地いいか聞くこともできた。最近、お客さんから賞賛され続けていたから、なんか自信過剰になっていたのかもな…なんて反省したり。(T△T) そのお客さんのSpaでの経験が悪いものになってしまったのは本当に残念だけど。

【ヨガで人生勉強!】つながること

バンクーバーは、この週末は「プライドデー, Pride Day」でプライドパレード、いわゆるゲイパレードが行われました。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンンダー(LGBT)が「プライド」を持ってお祝いする日です。 毎年3連休になるこの週末は様々なイベントが行われ、特にLGBTが多いデイビーストリートは人と活気に溢れていました。 そんな賑やかな週末、先日受けた日本で有名なヨガ講師、綿本彰先生のワークショップの内容をふと考えました。 ヨガはストレッチ法、健康法だとか、ダイエット法だとか、運動だとか、色々言われているけれども、私にとってヨガはライフスタイルであり、人生の勉強。ヨガを通して人生のこと、考え方、色々なことを学んだ。 私は、ヨガで大事なのは、ヘッドスタンドができることでも、マットの上でヨガジャーナルのような軽やかで綺麗なポーズをすることでもなく、どれだけ体が柔らかいかってことでもなく、マットを降りた時にヨガで学んだことをどうやって人生に生かしていくかだと思っている。 そして、もうひとつ。私にとってヨガをする時間は「自分と向き合う時間」。自分の気持ちに気づいたり、体の状態に気づいたり、呼吸とポーズを通して私の体と心を繋げる。 ちなみに「Yoga」は「To connect, 繋ぐ」という意味。 「ヨガ哲学は絆を育む哲学」 と彰先生は言います。 不安、緊張、恐怖、怒り、嫉妬、苦しみなどの感情や思考、またエゴなどは繋がりを阻む。 ヨガとは「繋がりを阻むものを取り除くこと、そして繋がること」 他人と繋がる前に、まずは自分自身と繋がらなければいけない。 自分自身と繋がるってどういうこと? 等身大の自分を受け入れること。 等身大の自分を受け入れるとどうなるの? 自分を認めているのだから、もっと周りに対してオープンになって認めることができる。 周りに対してオープンになって認めるってことは、周りともっと繋がることができる。 私達の身体には、育った社会環境、両親の考えや価値観、文化、習慣、経験などから、繋がりを阻むような感情、思考、エゴが蓄積している。 関節には色々な感情が貯蔵されると言われているし、 怪我をした筋肉ひとつをとってもその筋肉は緊張して怖がっているわけだよね。 ヨガをしながら、少しずつ関節を動かしたり、筋肉をストレッチしてあげたりしながら、そうやって蓄積している「繋がりを阻むもの」をとりのぞいていく。 タマネギの皮をむくみたいに、一枚ずつ一枚ずつ。 きっとかなりの忍耐と時間はかかるけど。 そうすると、まずは自分との繋がりを阻む物がとれていって、自分を受け入れることができる。 周囲に対してオープンになれて、他人も受け入れられる。 そして繋がれる。

【幸せの定義?】幸せな人達が実践する6つの事 “酸っぱいレモン”から“甘いレモネード”を作る方法!

人生には予期しない困難や、苦労が絶対つきもの。でもそれをどう受け入れるかがその後を左右すると私は思う。世の中には、いつもハッピーでそんな苦労とは無縁みたいな人もいる。でもそういう人だって、きっと困難や苦労は経験している。ただ受け取りかたが違うだけなのではないか。 MindBodyGreen, 5Things Happy People Doには以下のことが書かれている。 Happyな“幸せを手にする”人がしている5つのこと 1. Happy people are resilient. ハッピーな人はすぐに回復する。回復の仕方を知っている。 『Resilient(レジリエント):たちまち元気を回復する、打たれ強い』という意味。 子供を見ていると思うけど、やつらは本当にすぐ元気を回復する。(‐^▽^‐) さっきまでワーワー泣いてたのに、え?笑ってる?さっきなんだったの?みたいな。 人生に打ち倒されても、ダウンしたままではどんどん落ちていく。 「私ってかわいそう」って悲劇のヒロインに酔いしれることも当然いい。 でも酔いしれた後は、すぐに立ち上がって再度挑戦だ! 2. Happy people are open. ハッピーな人はオープン。 人は傷つくと、もう二度とその痛みを経験したくないと思いから自分をシャットダウンしがち。でも、痛みを恐れていたら何も挑戦できないし、新しい扉もひらかない。 新しいチャンスや考えに常にオープンでいよう! 3. Happy people

ストレス社会… リラックスに本当に必要なものは?

海外では有名な混雑した日本の電車… 質問です。今日、身体と精神をOFFにする時間を数分でも作りましたか? ストレス社会で生きている我々現代人にとって、1日のうち少しでも体と精神を休めて活力を取り戻す時間を作ることは、は必要不可欠だと私は信じています。 そもそも「ストレス」という言葉は、もともと物理学において使用されていた言葉で、現在私達が使用する「種々の外部刺激が負担として働くとき,心身に生ずる機能変化(岩波書店、広辞苑より)」という意味ではありませんでした。それが1920年代に、心理学、生物学内で現在の意味として次第に使用されるようになったそうです。 マッサージにくるお客さんからよく聞く言葉「I’m stressed out…」 これは、「すごくストレスを感じている…疲れている…」という意味。ストレスによって、健康、性的機能、人間関係、仕事の成績、そして自分が誰なのか、自分自身への感覚…などが失われてしまって、それが様々な病気につながる場合もある。 ストレスを感じた時に人間の身体には以下のような反応が起こります。 ストレスに対応するために必要なホルモンが副腎から放出される。「副腎疲れてない?アドレナル・ファティーグ」を参照 自立神経系の交感神経が優位になり、心拍数、血圧を上げ、覚醒状態になる。筋肉の緊張は増加し、体は発汗する。英語ではこの反応を「fight or flight response: 闘争-逃避反応」という。反対に、その時に必要のない消化、排泄、成長、修復、生殖などの副交感神経が支配する機能は一時休業する。 体が「もうストレスの原因は過ぎ去ったよー。逃げる必要も戦う必要もないよー。」と判断すると、体を正常な状態に戻そうとするホメオスタシス(生体恒常性)という機能が働き、体は回復する。 むかーしむかしそのむかし、何千年も前の私達の祖先の人達にとってのストレスの原因(ストレッサー)は、野生の動物に食べられるから逃げるとか、戦うとかであって、その場合も体は上記に書いた今の私達の体と同じ反応をした。でも祖先の人達の場合、動物が去り、逃げるか戦うかのアクションが終われば、体は落ち着いて正常な状態にもどる。原因はすぐに解決するものなので、ストレスに対して交感神経のON/OFFが簡単だ。 しかし、現代人は会社、家庭、人間関係のストレスなど、ストレッサーはすぐに解決するものではない。そのため体がいつ交感神経を静めればいいのか分からなくなっていて、常に交感神経が働いている状態になっている。その結果、自立神経(交感神経、副交感神経)のバランスがとれず、自立神経失調症が起こる。副腎からは、常にストレスに対するホルモンが放出されつづけ、結果、体の再生能力は落ち、回復は遅くなり、本来持っている治癒力を失う。さらに高血圧、潰瘍、腰痛、免疫異常、生殖系の問題、鬱病…などの新たな病気を発生させる… ストレスに対する解決法、交感神経を静める状態の作り方は知っての通り、リラックスすること。リラックスとは「深く休息する」ことである。この休息は寝ている状態とは違う。寝ている時は筋肉など体の緊張が高まる。 マッサージを受ける事、ビーチに行ったり自然と触れ合うこと、旅行に行くこと、お酒を飲むこと、癒しグッズ… 人によって様々はリラックス法があるだろうけど、何よりも何よりも大事なことは呼吸だ。 ゆっくりと安定した呼吸は、ストレス時に働く交感神経とは逆の休息時、消化器系に働く副交感神経が優位になり、体と心を穏やかな状態に持っていく。血圧を下げたり、動脈硬化や、心臓病の進行を防ぐなどの効果があることも証明されている。 ゆっくりと安定した呼吸をすることで、ストレス社会の中で、いつOFFにしていいのか分からない体や脳が、 『お、今は休みの状態に入っていいってことなのね!Good night!(^^)v』 という感じで交感神経を静めてくれる。 お風呂に入っている時、仕事にいる時、家のソファに座っている時、時間がある時いつでも目を閉じて2〜3分だけでも、自分の呼吸にフォーカスしてみよう。 《呼吸のエクササイズ》 目を閉じて、ただ自分の呼吸を観察してみよう。変える必要はない。ただ観察する。速かったり、遅かったり、不規則だったり、スムーズだった、途切れ途切れだったりする呼吸を、変えることなく観察する。 少しずつ呼吸を長く、吸気と呼気を均等にしていく。鼻から吸って、鼻から吐く。数回繰り返す。

夏の始まりに..感謝することを思い出し、習慣づけよう!

  毎年、6月20日〜22日の日は夏至の日です。 夏至の日は英語で、”Summer Solstice, ソルスティス” といいます。 ラテン語のSol(Sun,太陽)とSistere(to stand still,静止する)という言葉からきているそうです。1年のうちで日が一番長く、太陽が頂点で静止しているように見える… なんて解釈するとふーんなるほどなと思いますね。 日本は梅雨なのであまり日の長さを感じないかもしれませんが、緯度の高いバンクーバーでは最近、日の出が朝5時、日の入りは21時20分頃ですから、明るい時間帯が長いです。これは本当に嬉しい! 古代ローマ、ギリシャ、中国、その他様々な国では、この夏至の日に祝い火をたき、耕地や家畜の繁殖をお祝いしたそうです。夏至の日に集まってお祝いするのは現在でも行われていて、イギリスのストーンヘンジの遺跡には今年も2万人の人が集まってお祝いをしたそう。 自然、季節、自分の環境、周りの人々すべてに感謝をすることを思い出させてくれる..そんな日でもあります。 「感謝, Gratitude」の研究がここ数年多くされています。感謝の気持ちは、人間の感情の中で一番パワーがあるらしく、それは怒り、嫉妬、不安などの感情を乗っ取ってくれ、very good place!に連れて行ってくれるといわれています。 習慣的に感謝の気持ちを考えたり、感じたり、日記につけたりしている人は明らかに、幸福度が高く、周囲との人間関係がよく、心身ともに健康で、よい睡眠を得ており、嫉妬や怒りなどの感情を感じる事が少ないことが様々な研究で明らかになっています。 感謝をするのがいいことはみんな分かってる。でも忙しい生活の中、その感情を忘れがち… それは仕方ないです。思い出した時に感謝するのももちろんよいですが、習慣的に考えたり感じてみるのもいいと思います。 ▼感謝日記をつける:この感謝日記はかなりの効果があるので、精神疾患の治療でもよく使われているそうです。その日感謝した出来事、人、物などを1日3個、羅列していきます。長い文章でなくてもいい。1週間に1度、5個とか羅列していくのも同じ効果があるそうです。 ▼時間を決めて1日感謝した事、人、物を思ってみる:ヨガをしている時や、お風呂に入っている時、歯を磨いている時、寝る前など自分で時間を決めて思ってみます。 日記がめんどくさかった私は(実際やったけど、5日しか続きませんでしたから…(・・;))ヨガをしている時に感謝した人や状況を思い描いています。 ▼何にも感謝する事、人が思いつかない時…:落ちている時、そんな時ももちろんあります。まったく文章になるような出来事がなかったよ… なんて事ももある。そんな時は感じてみる。空気が綺麗で、風が気持ちよかったとか、虹が目の前に見えて心が明るくなったとか、子供を見ながらなんともいえない愛おしい気持ちになったとか… そういう小さい感謝(Micro-gratidide)は実はとてつもなくパワフルなのです!   大好きな夏の太陽に、色鮮やかな草木や花に、夏の浮ついた心を穏やかにそして冷静ににもどしてくれる雨にも、周りのすべての人達に… 感謝。 明日も感謝して生きよう! この写真は私の大好きなバンクーバー在住の写真家、Mikako Chiba Photographyさんのもの。写真に感動したことのない私でしたが、彼女の写真は何か感じるものがありました。それ以後大ファンです。

ネガティブな感情とポジティブな感情はどう体に作用するの? – ポジティブな感情を持つ10の方法!

あなたはこの水が入っているコップを見て、「もう半分しか水がない」とらえますか?それとも「まだ半分も入っている」ととらえるでしょうか? 5歳下のかわいい弟くんが結婚をするということで、ただいま日本に帰省中です。(^_^) 旦那はバンクーバーにお留守番です。 旦那や友人達など、私の周りにはあまり物事をネガティブ(否定的、悲観的、消極的)にとらえる人がいません。が!私の父はこのコップを見て「あぁ、もう半分しか水がない…」ととらえる、どちらかというと否定的、悲観的な人であります(自他ともに認めています)。真面目な眼科医である彼を医師として、父として尊敬しているし、何不自由なく育ててもらったことには大感謝です。ストレスを溜め込みやすい彼は、大のアメリカ(きっと彼の中ではカナダも同じだと思いますが…苦笑)嫌いで、「アメリカのせいで日本はこうなった、今のマスコミは最悪だ、アメリカに似ている中国も大嫌い、俺の先は長くない… ため息、ため息、ため息….」 と一緒にいるほうが少し疲れてきてしまうのです。19歳から親と一緒に住んでいない私は「たまにだから… 聞くのは親孝行だ」と言い聞かせているのですが、両親と過ごす時は自然と身体にバリアをはってしまっている自分をまだ感じます… どうしたもんですかね。笑 ま、と言いながらあんまり気にもしていないのですけどね..(^▽^;) ネガティブな感情が悪いわけではありません。しかし『The Value of Posotive Emotions』によると実際にポジティブな感情を持つ人、「Feel good!」と感じて生きている人は、そうでない人よりも長く生きるということが科学で証明されているそうです。 1930年代にカトリック教徒の修道女達が、自分の子供時代、行った学校、宗教上の経験、修道女になる影響を与えた出来事などを含めた自分の人生のエッセイを書くように言われました。そのエッセイは修道女の仕事の評価のためだったのですが、そのうち忘れられどこかに保管されていました。 60年後、3人の心理学者達が、老化とアルツハイマー病の研究のためにそのエッセイを再評価しました。エッセイの中の幸福、趣味、愛、希望などのポジティブな感情を記録していきました。すると、ポジティブな感情をエッセイに書いていた修道女達は、ポジティブな感情の表現が少なかった修道女達よりも最大10年長く生きていたことが著しく証明されたのです。 このケースだけではなく、他の実験からも「Feel good!」と感じて生きている人は、そうでない人よりも長く生きるということが証明されています。 ネガティブ(悲観的)な感情(この文献では怒り、恐れ、嫌悪感があげられています)では自立神経系が反応し、体に変化を起こします。そして「怒り」→「物をなげる」、「恐れ」→「逃げる」、「嫌悪」→「追い出す、吐き出す」など、自分達を守る行動を起こします。もちろん人間は理性が働くので、すべてがこの行動にうつされるとは言いませんが、例えば「恐れ」の感情では実際に足などの大きい筋肉に多く血流が流れて、「走る」という行為を起こさせやすくするそうです。だからネガティブな感情は「じかに起こっている問題を解決する」と言えます。 ポジティブ(楽観的)な感情(喜び、楽しみ、穏やかさ、愛、感謝)は自立神経系に反応を起こしません。ポジティブな感情は 直面している問題の全体像(Bigger picture)を見ます。自分達の考え方や行動の仕方を変えたりして「自己成長に関する問題を解決する」と言えるでしょう。 実際に、実験で、ポジティブな映像を見せたり「Feel good!」と感じる何かをした後の人の考えは、創造性が豊かになり、柔軟になり、結びつける能力が高まり、情報に対してオープンになるということが証明されています。 子供達が遊んだり、私達がスポーツをしたり、友達とくっちゃべったり、好きなことをしたり、「楽しいから夢中になって何かをする」ということはその時の理由はただ「楽しいから」だけど、そこから、肉体的な強さ、健康を得たり、問題解決法や新しい情報を学んだり、人とのコミュニケーション法、友情を得たり、独自性を身につけたり、ゴールを定めることを学んだり… まさに「Live well, よりよく生きる」ことにつながっていくのではないでしょうか。 ほどよく楽観的になることはどうやら大事なようですが、言うことは簡単だけど… どうやってそんな感情を持つのか。 Huffington Post:

1日1回でOK?初心者でも簡単にわかるマントラ&瞑想方法(脳への効果もアリ)

日本にいた時、瞑想(メディテーション)なんて、お坊さんとか、宗教家の人とか、ちょっぴり不思議な人とかがするもんだと思っていた。バンクーバーに来て、ヨガをするようになって、「メディテーション」と言う言葉を頻繁に聞くようになった。 成功者やセレブ達はやっている人が多いというではないか! そんな時に、ハフィントンポストを読んだハズバンドがハリウッドの映画監督や、プロデューサー、セレブリティ達がやっているいう瞑想法を習いたい。と言い出した… 彼は瞑想やヨガとはほど遠い人だから 「はい?なにを血迷っていらっしゃるの?」と驚いた。 しかも私自身ヨガもしてるし、マッサージも私にとってメディテーションだから、わざわざお金を払ってまで習いたくないという感じだった。が、説得され、半信半疑でそのコースを受けてみた。 それが私と瞑想の関係のはじまり。 コースを受けた後、なかなか毎日は続けられずon-offの状態が続いていたが、ここ数ヶ月は、朝時間があえばダンナと一緒に10分-20分の瞑想時間をとっている。そして、一緒にするその時間が好きだったりする。 瞑想が脳と体にもたらす効果とは? 瞑想は脳の前頭前皮質に作用する。 この前頭前皮質とは、人間の個性に大きく関係している場所である。 瞑想は以下のような効果をもたらすと言われています。 瞑想と脳の関係はこちらの記事(『科学的証明にもとづく、瞑想がもたらす脳への効果』)もぜひご覧ください! 心配や不安が少なくなる ストレスを下げる 思いやりの心が強くなる 集中力がつく、集中力がとぎれた時にそれに気づいてもどってこれるようになる 創造力が豊かになる:これはopen-monitoringと言われる、周囲の物音に敏感になって、その物音に集中する方法のほうが効き目があるようです。 物覚えがよくなる 瞑想というと、人は「思考をとめて、感情もなくして、無の状態を作る」と思う人が多いけどそうではない。瞑想中、頭の中には色々な思考が浮かんでは消えていく。それを第3者的にジャッジもせず、見守る。その練習の繰り返しで、熟練者達は「無の状態」が作れるようになるんだろうな。 『意識を呼吸に向ける』という瞑想のやり方が一般だけど 今でこそこの方法でやる時もあるが、やり始めたばかりの時は難しかった。だって意識を呼吸にむける『集中力』が必要となる。そんな集中力ないない!! 今回は私がハズバンドと習った、集中力を必要としない、子供でもできる(実際にADDやADHD, 注意欠陥・多動性障害の子供達にも使われていて、効果が証明されています)方法をシェアします!  初心者でも超簡単にできる集中力のいらない瞑想の方法(マントラを使おう!) この方法は「マントラ」を使用します。 マントラ(Mantra)の「マン, Man」は 「mind, マインド」で「トラ, tra」は「tool, 手段」という意味。「マインドを静めるための手段」という勝手に解釈しています。

害のあるストレスを【健康なストレス】に変える方法

2008年4月1日、エイプリルフールの日に嘘のように日本を飛び立ち、バンクーバーに来た。 人生のターニングポイント。 毎年、4月1日は、結婚記念日なんかより(旦那よ、申し訳ない…)、私にとっては感慨深い日であります。 ここ最近天気のぽかぽか陽気なバンクーバーの太陽とか、綺麗な空気とか、雲ひとつない青空とか、海とか、山とか、桜とか、道ばたに咲いている花とか、人とか、すべてが暖かく私を支えてくれてる気がして、バンクーバーにきて本当によかったなと思うのです。 さてそんな4月は『National Stress Awareness Month – ナショナル ストレス アウェアネス マンス』らしい… どうやら1992年からあったそうです。 アウェアネス、Awarenessとは【気づき】ということ。 つまり、ストレスに対して、もっと気づいていこうよ!という月。 日本では4月は何かと”始まる”月だから、これを機に自分とストレスの関係に向き合い始めてみるのも悪くはない。 ということで、ストレスについて話していきたいと思います。(*゚▽゚)ノ 私達が生きている上でいいも悪いもストレスはつき物。 でもすべてのストレスが害になるわけではない。 私達は向上していくためにある程度のストレスが必要なのです。 健康なストレスは人を駆り立てて、ゴールを達成させたりする 自分のストレスが分かっていて、それに上手に対応している人は、外見も健康的だという! 人の体は、実績が重視されるような何か(プレゼン、重要な会議、手術など…)に面した時、以下のような反応が起こる。 交感神経系、視床下部、下垂体、副腎がアドレナルやコルチゾルなどのストレスホルモンを血液中に放す。 そして、心拍、呼吸が早くなり、筋肉が緊張する。 次に起こる過程が「健康なストレス」と「害になるストレス」との違い。 健康なストレスと害になるストレスとの違い 健康なストレスに対しての体の反応はこんなことが起きる。 血管が開いて、血流が多くなり、脳、筋肉、手足は挑戦に立ち向かう。

人間関係は『愛』と『恐れ』で成り立っているらしい… で『愛』ってなによ?

愛を語る本はいっぱいあるけど、愛に定義はない。人それぞれ違う。愛はロマンチックなディナーでも、夜景でも、海岸を一緒に歩いて夕日をみることでも、サルサを一緒に踊ることでもなくて(あ、最近サルサ始めてみましたわよ、私…( ̄▽+ ̄*))、私達の生活でそこら中に溢れているものだと思う。私達は『これが愛なんだーー!』なんてあえて考えることなく、相方、子供、親、友人、世界中の人達にそういう行為を行っているんだと思う。 よい人間関係を築くことからよい会社を作りあげていくことや、世界平和に至るまで、結局は『愛』で、いのちのいきつくところは『愛』だという。私個人的には、恵まれない国や人や、病気の人や、友人への「無償の愛」は理解できる。ソトヅラがいいんだけなんだろうね…。でも旦那や、子供、家族などの身内に対しては、 『愛』って実際なんなのよ?! ( ̄△ ̄) ってたまに思ったりする。思いやる気持ちなのか、愛おしいと思う気持ちなのか、何かをしてあげることなのか… 旦那や子供に対するイライラは愛がたりないせいなのか。 私達が『愛』と思っていることは本当に『愛』なのか?? 昔読んだこの本を最近読み返してみた。『The Mastery of Love』。その中で、なんとなく腑に落ちた部分があったので、私の勝手な解釈と、勝手な言葉を交えながらシェアします。 ******************************************************************* 人間関係… 自分と相方、自分と父親、母親、祖父、祖母、自分と子供、自分と友人、自分と世界中の人達、自分と自分… すべての関係は2つの感情から成り立っているらしい。それは『Love 愛』と『Fear 恐れ』だ。怒りや、悲しみ、嫉妬なども『恐れ』が形をかえたものでる。人によってはその関係は、95%の恐れと5%の愛だったり、60%の恐れと40%の愛だったりとそれぞれ違う。 ふーん…. イマイチぴんとこないけども…? 『愛』と『恐れ』のそれぞれの特徴をみてみよう Love is no obligations. Fear is full of obligations. 愛に”義務”はない。恐れは”義務”だらけ。 『恐れ』では、人はしなければいけないからする。そして他人にもそれを求める。しなきゃいけないと言われると、人は抵抗する。抵抗があればあるほど苦しむ。一方で『愛』は自分がしたいからする。したいことだから楽しんでする。 Love has no

『いのちをいただく』ということ

Facebookで友人がシェアしていた話を読んでいて、これはぜひ書きたいと思ったので書きます。 食事を食べる前に言う『いただきます』という言葉は日本にしかない。こちらの友人に『どういう意味?』と聞かれると『作ってくれた人や、こうやって今日も食事が食べれることとかへの感謝を表しているんだよ』と説明している。しかし、この『いのちをいただく』という話を読んで、本当の意味を知った気がした。 自ら栄養を作りだしていける植物とは違って、我々人間は栄養を得るために、他の生き物を『食べる』必要がある。牛、鶏、豚、魚はもちろん、植物だって生き物だ。30分かかって作られた食事は、作ってくれた人の30分ぶんの『いのち』が含まれている。『いただきます』は『いのちをいただきます』という意味。 私はベジタリアンでもビーガンでもない。肉も食べる。バンクーバーにはベジタリアン、ビーガンレストランも多く、ベジタリアン人口も多い。カラダにあうからと言って肉をとらない人もいるし、牛や鶏などの命あるものを殺して食べるなんて、という動物への愛情表現からの人もいる。それは個人個人の自由だ。でも、その肉がどうやって食卓に並んでいるというのしっかり考えたことがある人はどれくらいいるだろう… 数年前にオプラ・ウィンフリーのトークショーで牛のとさつ場(Slaughterhouse, スローターハウス)がとりあげられていた。さすがに実際に牛を殺す所にカメラは入れなかったけど、実際に銃で殺される牛を目の前でみたジャーナリストは涙をにじませながら『強烈だ…』とコメントしていた。その後、水で洗われて、機械からぶらさがる牛の皮をはぐ作業までしっかりとテレビでは流れていたから、これもすごい。そのジャーナリストは『この現場を見たからといって、ベジタリアンにはならない。でも確実に肉に対する、食べ物の対する感謝の気持ちは忘れてはいけないと思った』と話していた。このエピソードに興味のある方はこちらを→ Oprah Show ~Inside a Slaughterhouse~ そして先ほど、友人がシェアしていた「ベジタリアンになろう(ポールマッカートニー)」のYou Tubeを見た。動物達の扱われかた、殺されかたが愛も感謝も尊重もないひどいものだった。もちろん、これですべてのSlaughterhouseをジャッジしてはだめだと思う。そうじゃない場所ももちろんあるだろう。 忙しい毎日に追われふと忘れてしまう食への感謝。書かれているように、まさにたくさんの生き物から渡された命のバトン。感謝して喜びに満ちた人生を生きる… 思い出させてくれてありがとう。 以下は私がfacebookで読んだもの。『いのちをいただく』という絵本のもとになったお話だそうです。実際にこの絵本を読んでいないので、どこまでが引用なのかわかりませんが… お時間のある方は是非読んでもらいたい。そしてぜひ、子供達や、友達に伝えていってほしいなぁ… 『いのちをいただく』 著者:内田美智子 ***************************************************************** 坂本さんは、 食肉加工センターに勤めています。牛を殺して、 お肉にする仕事です。坂本さんは この仕事がずっといやでした。牛を殺す人がいなければ、 牛の肉はだれも食べられません。だから、 大切な仕事だということは 分かっています。でも、 殺される牛と目が合うたびに、 仕事がいやになるのです。 「いつかやめよう、いつかやめよう」 と思いながら 仕事をしていました。 坂本さんの子どもは、

映画『happy – しあわせを探すあなたへ』

ハズバンドにすすめられ『happy』という映画をみました。 彼は寝れない時ひたすら映画を見たり、様々な記事を読んだりしているから、私が気に入るような物があると教えてくれる。 5大陸16か国を巡る4年間のロケを敢行し、心理学や脳医学の世界的権威と幸福度を高める鍵を読み解くドキュメンタリー映画。 これがすごくよくできていて、想像していた以上に感銘を受けた! もちろん知っている情報もあれば、新しい情報もあったけど、それよりも、アメリカ、ブラジル、ブータン、東京、沖縄、インド、カラハリ砂漠など、実際の人々達の笑顔や悲しみに嘘はなく、映像から受けるインパクトは、今まで『幸せ』についてなんとなく知っていたつもりだった事をより鮮明にしてくれた気がする。 『幸せはお金では買えない』とは私は思わない。 住む家があって、食べるご飯があって、ある一定の幸せを得るにはお金が必要だ。でもそれが満たされた時、自分の内側の幸せが根底にないと、環境的、物質的な幸せだけの自分は『もっともっと物、お金が欲しい!』となる。 世の中で私達がフォーカスしがちな『環境的、物質的な幸せ』いわゆる収入、仕事、社会的地位、住んでいる場所、持っている車などは実は『幸福度』の10%しか占めないらしい。そしてこれらは、先ほど述べたようにどれだけあっても、どんどん欲しくなる物達だ。 『幸福度』の50%は遺伝子ーこれはびっくりしたのだか、生まれながらの物もあるようだ。 そして残りの40%は自分達の行動。 つまり私達のする行動で、幸せは高められるということ! 内側から幸せであれば、結果的に、よい夫婦関係、仕事ができるようになる、収入が多くなるなどの他のゴールも達成することができるよね。 映画の最後である教授はこういう。 『幸せになることは技と考えてもいい。バイオリンや、ゴルフを練習するように、幸せになることを練習することは可能だ。一人一人が毎日ほんの少しの時間でも、幸せや、人に対する思いやりを練習したら、世界はよりよい場所になるはずだ』 幸せになる方法は人それぞれ違うけど、私達が楽んですること、よく遊ぶこと、新しい経験をすること、友達や家族、人のために役立つこと、今自分がもっているものすべてに感謝すること、そういうことがすべて幸せへの道。 自分一人の幸せだけを考えるんじゃなくて、人への思いやり、優しさ、愛、それがめぐって自分の幸せも高まるんだよね… そして数年前に日本でTEDx Tokyoに参加した時のこと。 この映画のプロデューサー、清水ハン栄治さんがいた!! ので、もちろんどれだけ映画が好きかをご本人に伝えてきました(笑) LINEが新しくなりました!こちらからお友達になってくれたら嬉しいです。
LINE限定インタビュー動画を定期的に配信しています。 ArisaWellness To Goにようこそ!カナダ・バンクーバーでヨガインストラクター/ボディワーカーをしているArisaです。日本では眼科医をしていました。 「ヨガを身近なものにし、多くの人が自分の体と心も向き合えるような時間を提供したい!ヨガやエクササイズを通して、自分らしく楽しく生きる輪を広げたい!!」 という思いからYouTubeチャンネルやオンラインコースでおうちヨガや、セルフケア方法、毎日を気持ち良く過ごせるTips を配信中。 YouTube