この記事を書いた人
ウェルネスライフナビゲーター/ヨガ瞑想講師
Satomi
コーヒーや紅茶と並んで、ハーブティーが身近になった現代。
カフェやお店でも見かけることが増えましたが、「どれを選んだら良いのか分からない!」そんな方も多いのではないでしょうか?
実は、このハーブの中には、あなたの生まれた月日からひもとくことで、サポートしてくれるお守りハーブがあることは知っていますか?
お守りハーブを知る上で使っていくのが、ハーバルアストロロジー。
ハーバル=薬草、アストロロジー=占星術・星読みを掛け合わせた観点から、あなたのこころとからだを整えてくれるハーブを見つけていきましょう!
その前に少しだけ、どうやって「お守りハーブ」が生まれたのか、その部分からお話していきたいと思います。
星とハーブの歴史的関係
人類ははるか昔から、病気やケガをすると、身の回りの薬草で自らを癒してきました。
星読みとハーブの関係は、「すべての地球上の物質は4つの元素で出来ており、この四大元素は新しく生まれることもなく、消滅することもない」という考え方を、古代ギリシャの医師・エンペドクレスが提唱したことから始まります。
その後、同じく古代ギリシャの医師・ヒポクラテスが4つの体質と気質の特徴を分けた、「四体液質」「体液病理説」を提唱し、古代ギリシャの医学の基本となりました。
「四体液質」とは、4つの体液が身体を支配しており、そのどれかが優勢だったり足りなかったりすることにより気質や体質が決まり、特定の病気が起こりやすくなるという考え方。
これは、占星術のベースである「サインの四元素」に基づく考え方でもあります。
ヒポクラテスは、「占星術の知識のない医師は、自分を医師と名乗る権利はない」とも記したとされており、当時は、患者の状態や、原因、回復していく過程を予測する上で、占星術を使うことが重要視されていました。
実際に「体液病理説」をもとに400種類にも及ぶハーブを患者に対して処方していたそうです。
現代にも続く西洋医学の医薬品のうち、少なくとも半分以上はメディカルハーブ(薬用植物)がもとになって作られています。
【星座別】あなたのお守りハーブを見つけよう
それでは、それぞれの星座の性質、お守りハーブを見ていきましょう。
おひつじ座
四元素は「火」勢いの良さが目立ち、決断力があり、革新的で大胆な一方、率直で先を急ぎ、ゆっくり落ち着いて待てない性質です。
無謀な挑戦をしたり、自己中心的で衝動的にもなりやすい時は、バランスが崩れている証拠。
からだは比較的丈夫な方が多く、病気にかかりにくく、一旦病気にかかっても回復も早いのが特徴です。
無理がきく分、疲労を溜めこんだり、倒れるまで動き回るなど、集中力や活動力にまかせて無理をしすぎないことが大切です。
頭部、脳、頭皮、顔、目、耳、体温調節などに不調が起こりやすく、炎症性の病気や事故にも注意しましょう。
お守りハーブは、ジンジャー、ブラックペッパー、バジル、ネトル、オニオン、ガーリック。
からだを内側から温めてくれるハーブで、本来持っている情熱に火を灯していきましょう!
おうし座
四元素は「地」豊かで物質的な楽しみや安定性、忍耐力をもつ性質です。
美しいものや華やかなものに惹かれ、見極める目も持っていますが、人に対して忠実で誠実な反面、所有欲が強く、怠惰になる可能性もあります。
大きな疾患ではないですが、慢性的な症状をもつ可能性があるのが特徴。
身体はそれなりに丈夫であるものの、季節の変化、仕事の変化、更年期などの年齢の変化の際にはスムーズにいかず、ストレスを感じることから不調に陥る可能性も。
首、顎、頸椎、甲状腺、食道に不調が起こりやすく、美味しいものも大好きなので肥満にも注意が必要です。
お守りハーブは、ローズ、ストロベリーなどのベリー類、豆類、リンゴ、桃、ペパーミントなどのミント類、コリアンダー。
爽やかで豊かな香りのするハーブや食材で、ストレスに負けないこころとからだに整えていきましょう!
ふたご座
四元素は「風」臨機応変で順応性があり、合理的で頭脳明晰な性質。
コミュニケーション上手ですが、上辺だけで一貫性に欠けやすいところも。
フットワークの軽い反面、落ち着きのない人となる可能性もあります。心の中を表現できない状態は、大きなストレスを抱えることになりやすいのが特徴。
おしゃべりによって病気とストレスから逃れることができるので、ポジティブな精神力とコミュニケーションは大切。
肺、手、腕、呼吸、神経系に不調が起こりやすく、また思考に関する大脳皮質と中枢神経にも関係が深いとされていることから、考えすぎてしまった時はからだを動かしてみるのが良いです。
お守りハーブは、マジョラム、フェンネル、ヘーゼルナッツなどのナッツ類。
消化を助ける作用や、呼吸器の正常化を助けるハーブで、元気におしゃべりで発散できる状態をつくりましょう!
かに座
四元素は「水」母性を象徴し、自分のテリトリーや家族を守り、安心感を与えたいという欲求をもつ性質です。
受容力があり家庭的で優しいのと同時に、シャイで内弁慶的、排他的、過保護なところもあります。
ストレスに弱く繊細な面も持ち合わせているのが特徴。
感情のブロックが深刻になると、長期間引きずることで身体の不調にも発展していきやすいので注意が必要です。
胸部、バスト、胃、リンパ液、膵臓に不調が起こりやすく、消化不良、むくみには気をつけて早めに対処を行うのが大切です。
お守りハーブは、ローズヒップ、キャベツ、レタス、キュウリなどの瑞々しい葉物。
潤いをもたらす野菜やビタミンCの補給を助ける作用をもつハーブで、からだの内側から巡りを高めていきましょう!
しし座
四元素は「火」陽気で華やか、どっしりとした落ち着きと力強さで、周りからの信頼も厚い性質。
自信がある分、他者から認められ賞賛されたい欲求がありますが、傲慢にならなければ素晴らしい結果を得られます。
基本的に病気への抵抗力が強く、活力に満ち溢れています。
人生の楽しみを重要視する分、心身が回復する時間を与えられなかったり、健診や病院に行くのを怠ったりしがちです。
心臓、背中、血液循環、脊髄に不調が起こりやすく、具合の悪い時でも人の注意を引きたいので、話しを聞いて世話をしてくれる人がいると心強いです。
お守りハーブは、ローズマリー、ローレル、サフラン、オレンジ、ブドウ、カモミール、カレンデュラ、オリーブ。
本来もつ明るさを輝かせていけるよう、香りが良いハーブや食材でパワーチャージをしていきましょう!
おとめ座
四元素は「地」秩序を大切にして誠実、正確で繊細、分析力も高い几帳面な性質。
一方で、完璧主義で神経質、自己否定的なところも持ち合わせています。
細かいところにこだわりすぎて、神経疲労を招いたり、精神的に不安定にもなりやすいのが特徴。
健康維持のための関心が高く、管理上手なので食事や衛生面ではバランスが取りやすいのですが、心身ともに敏感なところがあるので、コンプレックスを持ち続けることも起こりそう。
小腸、肝臓、大腸、自律神経に不調を起こしやすく、アレルギーやこころが原因でからだのバランスを崩しやすいので注意しましょう。
お守りハーブは、マジョラム、フェンネル、ヘーゼルナッツなどのナッツ類。
ストレスからくるお腹のはりを改善する作用のあるハーブで、上手にこころとからだのガス抜きをしていきましょう!
てんびん座
四元素は「風」知的で協力的、人当たりも良く、場のバランスをとる調和の性質。
その反面、表面的で八方美人や優柔不断なところもありそう。
社交的で華やかな洗練された雰囲気で、人を魅了する特徴も持ち合わせています。
基本的に健康と美を司る星座なので、多少の不調は上手に乗り越える才能を持っていますが、バランサーの役割をすることも多く、対人関係からくる心理的ストレスを抱えやすいところも。
腎臓、副腎、腰、自律神経に不調を起こしやすく、こころのケアが大切になります。
お守りハーブは、ローズ、ストロベリーなどのベリー類、豆類、リンゴ、桃、ペパーミントなどのミント類、コリアンダー。
香りが良いハーブや食材で、ストレスを抱えがちなこころをサポートしていきましょう!
さそり座
四元素「水」深く1つのことを追求、探求、研究する性質をもち、洞察力があり静かですがエネルギーが強く集中力、持続力があります。
その反面、その力を、執着や嫉妬に向けると、破壊的になってしまうのが特徴。
基本的に体力と精神力は強いのですが、強烈な集中力がある分、仕事などに夢中になっていると自分の身体のキャパを超えて、過労を起こしてしまう可能性もあります。
膀胱、泌尿器、生殖器、肛門、結腸に不調を起こしやすく、感染症予防が大切です。
お守りハーブは、ジンジャー、ブラックペッパー、バジル、ネトル、オニオン、ガーリック。
身体の内側から温めて、免疫力の低下を防ぎ、好きなことに夢中になれる自分に整えましょう!
いて座
四元素「火」放たれた矢のように率直でまっすぐ、自由で発展的な性質。
快活で陽気ですが、比較的穏やかなのが特徴。
保守的でありながらも、自由な気質を持っていますが、夢中になりすぎたり、無責任にならないように注意が必要です。
健康にも恵まれ、免疫系も活発なので、からだは丈夫な方ですが、からだの声を聞かずに活動を続けてしまうと一気に体調を崩してしまうことも。
肝臓、太もも、お尻、坐骨神経、脚に不調が起こりやすく、落下など足元に注意をしながら過ごすことが大切です。
お守りハーブは、ジャスミン、レモンバーム、リンデン、シナモン、ダンディライオン(タンポポ茶)。
甘く爽やかな香りのハーブの力を借りて、時々立ち止まって自分のこころとからだの声を聞く時間をもってみましょう!
やぎ座
四元素「地」実践的で物事を完成させる力をもち、勤勉で着実、建設的な努力家の性質。
物静かですが、頑固で野心も持っています。
規則正しく真面目な気質な分、悲観的になったり落ち込んだり用心深すぎてしまうところが特徴。
責任を果たすためにエネルギーを使い果たしやすく、感情を抱え込みがちなのでストレスによって、気持ちが落ち込みやすい傾向があります。
膝、骨、骨髄、関節、軟骨、歯、血液、免疫力に不調が起こりやすく、慢性的な症状にならないよう自分のためにもエネルギーを使うことが大切です。
お守りハーブは、根菜類、ホーステール(スギナ)。
土台の強さをサポートする食材とハーブで、建設的なこころとからだをつくっていきましょう!
みずがめ座
四元素「風」常に変化し、束縛を嫌い、自由な発想の下に行動する性質。
新しい考えや取り組みに惹かれやすく、時代の先取りをする革命家です。
人懐っこく友情に厚く、社交的、その反面、本当に打ち解け合える仲間は少なかったり、こだわりすぎて頑ななところが特徴です。
身体の強度はある程度もっていますが、一旦病気になると長引きやすいので、根気よく治療していくことが大切。
血液、血液循環(特に静脈)、ふくらはぎ、足首に不調が起こりやすく、こころの状態が病気の回復にも大きな影響を与えるので、イメージトレーニングが効果的に働きます。
お守りハーブは、根菜類、ホーステール(スギナ)、グレープフルーツ。
香りの良い食材や、土台を整えるハーブで、自由なこころと元気なからだに整えましょう!
うお座
四元素「水」受動的でロマンチック、献身的で自己犠牲もいとわないといった性質をもちます。
感情面で周りからの変化を受け取りやすいので、それが免疫系を弱めてしまうのが特徴。
思い込みが激しいところもあり、グラウディング(地に足をつけて、実際的なことに根付く姿勢)しにくいタイプなので、ヨガやダンスなどからだを動かすことが向いています。
足、リンパ液、リンパ節に不調が起こりやすく、日頃から五感を感じる時間をとることや、感情面でのデトックスを大切にしましょう。
お守りハーブは、ジャスミン、レモンバーム、リンデン、シナモン、ダンディライオン(タンポポ茶)。
香り高いハーブの力を使って、自分自身を癒して、他人との境界線を上手に引いていきましょう!
お守りハーブを使って、こころもからだも軽やかに
いかがでしたか?
健康診断では見つけられない、「なんとなく不調」の原因は、もしかしたら生まれた月日から分かる星座が教えてくれるかもしれません。
お守りアロマも知りたい!という方は、「【ハーバルアストロロジー】星読みから導くあなたのサポートアロマ」も併せて、見てみてくださいね^^
心地よい毎日を過ごすための転ばぬ先の杖として、不調を感じる前の予防として、お守りハーブを上手に活用していただけたら嬉しいです!
ウェルネスナビゲーター
ごきげん健康マニア
美容師・美容講師として1万人以上の女性をサポートする中で
本質は「心身の健康」にあると気づき、東洋医学や植物療法の学びを深める。
多忙とストレスから、からだはぶよぶよ、こころはトゲトゲしていた時に
「自分の人生を創る!」と一念発起し、食事療法のみで半年12kgの減量に成功。
この経験から、ごきげんに健康な毎日を過ごすヒントをInstagramや
「わくわくな私をつくる」COCO&KARAメルマガなどで伝えている。
現在は、独自メソッドによる月瞑想&ジャーナリングクラスや
本質を引き出す星よみセッション、素敵な人生を創るオンラインサロンの運営を行う。
その他、上場企業内キッズレッスン運営、市民大学登壇
ウェルネスコース企画・監修など多岐にわたり活動の幅を広げている。
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