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もう乾かない!潤うからだをつくる簡単おうち薬膳~秋の養生~

satomi photo この記事を書いた人
ホリスティックアドバイザー
Satomi

空気が一気に澄んで、雲や星が一層美しく感じられるようになる秋。

比較的雨が少なく、涼しく過ごしやすくなっていきますが、その分空気が乾燥しています。

少しずつ今年の終わりに向かっていく秋という季節を楽しむためにも、乾燥から身を守っていく、おうちで簡単にできる食事法「秋のおうち薬膳」をはじめてみませんか?

東洋医学から学ぶ、秋の女性のからだ

東洋医学の中でも、4000年前に生まれたとされる中国の伝統医学「中医学」では、秋と関わりが深いのは「肺」とされています。

「肺」は乾燥を嫌い、潤っている状態を好むという特徴をもっているので、秋の乾燥した空気が口や鼻から入り込むことによって、肺を傷つけてしまいます。

また一見関係ないようですが、肺は経絡というからだの通り道で、皮膚や大腸とも繋がっているため、肺が乾くと、肌がかさついたり、便も乾燥して便秘にもなりやすくなります。

空気の中に含まれる水分量も少ないので、おのずと体内の水分蒸発が多くなり、本来からだを潤している「津液」=唾液、胃液、涙、汗なども不足しやすく、肌や髪の毛、爪などに乾燥症状が起こりやすくなります。

その他にも、肺の乾燥から空咳や、のどが痛いなどの気管支のトラブル、夏に比べて水分摂取量も減りやすくなることでも便秘が起こりやすくなるので、こまめに水分補給することが大切です。

さらに、秋の乾燥をそのままにしてしまうと、からだを守るバリア機能も低下してしまうので、冬に風邪や流行りの病気にもかかりやすくなってしまいます。

そこで秋のうちに、しっかりとからだの内側から潤いや、エネルギーの源の「気」を補う食材を取り入れて、免疫を高めておきましょう。 

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「食欲の秋」「収穫の秋」を

突然ですが、皆さんは、「○○の秋」というとどんな言葉を想像しますか?

読書の秋、運動の秋、食欲の秋……色々と思い浮かばれたかもしれません。

その中でも、実は「食欲の秋」や「収穫の秋」は私たちの秋の過ごし方を知る上で、大きなヒントとなります。

秋になり涼しく過ごしやすくなることで、体温を保つために食事が美味しく、多く摂れるようになります。また、日照時間が短くなることで、食欲をコントロールするセロトニンの分泌が減ることでも食欲が出やすくなっていきます。

こんなことから私たちは自然と「食欲の秋」を楽しむようになっていくのです。

それでは、「収穫の秋」はどうでしょうか?
そもそも作物の実りの季節から生まれた言葉ですが、季節の食材を上手に取り入れることが、おうち薬膳でも大切になります。

秋は、お米やお芋、キノコなども美味しい季節ですが、これらの食材はエネルギー源となる「気」を補ってくれます。

夏のうちに消耗しやすい「気」を、秋のうちにしっかりと補給して、寒さが強くなる冬に備えておくことが、私たちが毎日を心地よく過ごす上で大切になってくるのです。

乾燥からからだを守る食材

それでは早速、秋に行いたいおうち薬膳の食材をみていきましょう!

まずは、呼吸器のベースとなる肺を潤していく食材として、山芋、はちみつ、豚肉、うずらの卵、白魚、ギンナン、落花生、白キクラゲ、黒キクラゲなどがあります。

大根やいちじく、梨も肺を潤わせてくれますが、冷える作用もあるため食べすぎには注意にしましょう。

肺を潤わせたら、今度はからだ全体の潤いを司る「津液」を補給していきます。

からだの内側の水分の源「津液」をつくる食材は、甘酸っぱい果物たち。秋が旬なぶどうや、みかん、レモン、ザクロ、あんずなどです。

また、からだ全体に潤いを与える食材として、豆乳や豆腐、黒豆、クコの実、牛乳、湯葉、レンコン、黒ゴマ、牡蠣、鴨肉などもおすすめです。

肺と腸を潤わせて、肌の乾燥や便秘、から咳などの改善の効果的な松の実は、別名「海松子/かいしょうし」とも呼ばれ、漢方薬の原料となる生薬としても用いられています。

あまり普段の食事では見る機会が少ないかもしれませんが、から煎りしてから、炊飯器で一緒に炊くことで、簡単に取り入れることができるのでおすすめです。

最後に、春や夏からの長引いている風邪の症状や、からだの重だるさがある方は、辛味のある食材、生姜やネギで発散させていきましょう。

ただこちらも、食べすぎは禁物になりますので、薬味を楽しむ程度の量にしておきましょう。

実はまだ、夏バテと引きずっている……という方は、さんまや鮭の疲労回復効果にも頼ってみてくださいね。

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タイプ別の秋におすすめ食材

みなさんは、ご自身のからだのタイプはご存知ですか?

「はじめて聞いた!」という方はぜひ、こちらでご自身のからだの不調から導き出されるタイプチェックを行ってみてくださいね!

からだの状態は、季節によって変化が起こりやすいので、一度チェックしたことがある方も3ヶ月に1回程度チェックしておくことで、ご自身の体調管理にも役立つと思います。

タイプ別のおすすめ食材では

気虚さん
黒米・シイタケ・かぼちゃ・かぶ・ナツメ

血虚さん
ひよこ豆、プルーン、人参、合鴨肉、しじみ

気滞さん
そば・ひよこ豆・金柑・ジャスミン・牛タン

瘀血さん
納豆・黒米・バジル・鹿肉・たら

腎虚さん
根コンブ・ひじき・栗・えび・ホタテ

これらの食材をいつも使っているものと置き換えてみたり、プラスしてみて取り入れてみると、より毎日が過ごしやすくなります。

反対に摂りすぎに注意したいのは、激辛料理や多量のお酒、焼いたり煎ったりしている食材は乾燥を進ませるとされているので、からだを潤わせる「甘味」のあるもの(はちみつや旬の果物)と一緒にとるのがおすすめです。

また、旬のお魚もお刺身などで食べる場合は、からだを冷やしすぎないように、身体を温める薬味を一緒に食べることで、冷えすぎを防ぐことができますよ!

女性力を高める秋の養生

秋のおうち薬膳食材と同じくらい大切にしたいのが、女性力を高める生活習慣です。

秋口は台風シーズンでもあるので、気圧や天気の変化が多い時。不安定な気候に翻弄され、こころまで不安定になる人も増えるので、しっかり養生することがポイントです。

養生といっても、難しいことはありません。

天気に左右されないからだをつくるために、秋からの養生として大切になるのは、早寝早起きを心がけて自分の中にリズムを作ること。

これならできそうじゃないですか?

夏に乱れがちな睡眠時間を、秋のうちに整えておきましょう。

また、夏に冷たいものを食べすぎていた方は、秋に胃腸の不調が出やすいので、胃腸に優しい食事やお腹を温めることも合わせておこなってみましょう。

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秋を楽しみ、冬へと繋ぐ

いかがでしたか?

夏から続く不調は、ここでリセットして、イベントごとの増える冬を楽しむためにも、秋の過ごし方がとても大切になってきます。

ぜひ、ご自身に合わせた食材を上手に取り入れて「潤いの秋」を楽しんでいきましょう!

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