あなたは何歳まで生きたい?女性の人生100年時代を豊かに生きるための智恵と戦略

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宅トレ習慣化コーチ/ヨガインストラクター
Satomi Good

「あなたは何歳まで生きたいですか?」

80歳、100歳?とりあえず生きれるだけ?

この質問に対する答えは人それぞれでしょう。

ただ単に長く生きるのではなく、いかに充実した日々を過ごせるかが本当の問いかけです。

私たちは今、かつてない長寿社会に生きています。

日本女性の平均寿命は87歳を超え、「人生100年時代」という言葉も現実味を帯びてきました。

この長い人生の後半をいかに豊かに、意義深く過ごすか。

それは現代女性にとって重要なテーマです。

長い人生の後半期をどのように生きるか、その戦略について考えてみましょう。

人生”後半”みえてますか?…活力になるのは「健康な心と体

人生の後半を自立して豊かに過ごすためには、健康な心と体が何よりも大切です。

40代から始める健康習慣が、人生後半の生活の質を大きく左右します。

運動習慣、バランスの取れた食事、十分な睡眠

基本的なことですが、これらを日常に取り入れることで、年齢を重ねても自分の足で歩き、自分の手で食事を作り、好きなことを楽しむ体力を維持できるのです。

特に女性は更年期以降、骨粗しょう症やホルモンバランスの変化による様々な健康リスクに直面します。

定期的な健康診断と、自分の体と向き合う習慣を持つことがとっても重要です。

健康は「失ってから気づく」ものではなく、日々の積み重ねで築くものなのです。

平均寿命と健康寿命、その差12年がキー

健康な心と体は、人生後半の活力の源と結論する理由

それは、平均寿命は87歳だけど、健康寿命は75歳。という事実。

日本人女性の平均寿命と健康寿命(自立して健康に生活できる期間)には約12年の差があります。

この期間をいかに短くするかが、真の「人生100年時代」を生きる鍵となります。

健康寿命を延ばすためには、若いうちからの健康投資が欠かせません。

毎日の小さな習慣の積み重ねが、10年後、20年後の自分の健康状態を作るのです。

「100歳まで健康で元気に自立して生きる」と「100歳まで生きる」は全く異なる意味を持ちます。

前者を目指すなら、今からの生活習慣の見直しが不可欠です。

次のセクションでは『人生の後半をいかに豊かに、意義深く過ごすか』について、その具体的な戦略について解説します。

人生の後半期を豊かに生きる【戦略5選】

戦略①健康投資を最優先する

健康な心と体は、人生を豊かに生きるための最大の資本です

  • 運動習慣(筋トレ)
  • 質の高い十分な睡眠
  • 栄養バランスの取れた食事
  • 定期的な健康診断

若いうちから、自分の心と体を元気に健康に保つ習慣を身に付けましょう。

これらの習慣は未来の自分への投資となり保険となります。

特に女性は、他者のケアに時間とエネルギーを費やすことが多いもの。

しかし、自分自身の心と体の健康を最優先することが、結果的に周囲の人々の幸せにもつながることを忘れないでください。

「自分のために生きる」ことは、決して利己的なことではなく、長い人生を豊かに過ごすための必要条件なのです。

戦略②好奇心を持ち、学び続ける姿勢を持つ

curiousity

年齢を重ねても好奇心を持ち続けることは、心と脳の若さを保つ秘訣です。

新しいことを学び、挑戦し続ける姿勢が、脳の活性化につながり、認知機能の低下を防ぎます。

  • 趣味を広げる
  • 新しい場所を訪れる
  • 若い世代との交流を持つ
  • 最新のテクノロジーに触れる

こうした体験が、感性を豊かにし、人生に新たな刺激をもたらします。

「いつまでも学び続ける」という姿勢は、年齢を重ねるほど価値が増していきます。

好奇心は若さの源であり、生きる喜びを見出す力となるのです。

戦略③人との繋がりを大切にする

人とのつながり(社会的交流)は健康寿命を延ばす上で大きな役割を果たしています。

孤独や社会的孤立は、うつ病・認知症・心血管疾患・高血圧・免疫機能の低下などのリスクを高めることが研究で明らかになっています。

ある研究では、「孤独は1日15本のタバコを吸うのと同じくらい健康に悪影響を与える」とも言われています。

また人と会話をすることで、脳が活発に働き認知症の予防にも繋がります。

人と会う機会が多い人ほど認知症のリスクが低いと言われています。

純粋に人と会って話すだけで気分がリフレッシュできますもんね!

人生良い時だけでなく、孤独や不安を感じたときに、気軽に話せる相手がいる事は大きな財産です。

お互いに支え合えるような人間関係を育むことが、豊かな老後のソーシャルライフには必須です。

  • 家族との絆を深める
  • 定期的に友人との交流を続ける
  • 新しいコミュニティに参加する

などオンライン、オフライン問わず誰かと会って話をする機会を意識的に作りましょう。

戦略④持続可能なキャリアを育む


長生き出来るということは、その分経済的な備えも潤沢にしておかないと豊かな老後は暮らせません。

豊かな後半生のための資産形成とはなんでしょう。

せっせと貯金をすること?投資で資産をコツコツ増やしていくこと?

それらも確かに大事なのですが、経済的自立と豊かなソーシャルライフを同時に叶えられる

【細く長く自分のペースで続けられるキャリアを持ち続ける事】

これが出来れば、一石二鳥どころか可能性が無限大になります。

従来の「学校→仕事→引退」という直線的なライフコースは、もはや時代遅れです。

人生100年時代の女性のキャリアは、多様な形を取り、細く長く続けていく事が鍵となります。

子育て期には時間を減らし、子どもが独立したら再び働き方を変える。

あるいは60代、70代から全く新しい分野に挑戦するのも面白い!

そんな柔軟なキャリア設計が可能な夢のある時代です。

大切なのは、自分の価値観に基づいた働き方を選択し、長期的な視点でスキルを磨き続けること。

若いうちからコツコツとスキルを磨くことは着実に未来のキャリアへの投資となります。

そして、収入だけでなく、社会とのつながりや自己実現の手段としての「働く」意味を見出すこと。

【キャリアは細く長く燃やし続ける】

「引退」という概念自体を見直し、生涯を通じて何らかの形で社会と関わり続けることが、心身の健康にもつながります。

戦略⑤100歳まで生きるとしたら何をしたい?『バケットリスト』を作る

ドジャースの大谷選手は高校3年生の時に70歳までの人生設計をノートに書いたそうです。

野球でのキャリア以外にも、結婚や子供を産む年齢、子育て、セカンドキャリア設計など細かくノートに書き出したそうです。

そして現実は周知の通り、目標を次々と現実にしていますよね!

『バケットリスト』を知っていますか?

生きているうちに自分がやりたいことをリストアップすることです。

大谷選手が作ったこの【人生設計ノート】はまさにバケットリストですよね。

何となく生きていても歳はとる。

自分の『理想の人生』を意図して生きていても歳をとる。

あなたはどちらの生き方が豊かだと感じますか?

大谷選手は18歳の時に、このバケットリストを作りましたが、人生100年時代の半分近く生きてきた私たち世代、今からでも遅くないですよ!

40代、50代~100歳まで10年ごとにやりたい事を思うままに書き出してみる。

このバケットリストを作る時に一つだけ注意点があります。

大人は無意識に現在の状況を元に未来設計をしてしまいがちです。

無意識に様々な制限を設けてしまうんですね。

それではバケットリスト作りがワクワクの楽しい時間では無くなってしまいます。

年齢や環境、自分の現在のスキルなど無意識に制限を設けてしまう事は一旦全部無しにしましょう。

キャリアだけでなく、旅したい場所、会いたい人、どんな暮らしをするか『理想に忠実に欲望のままに』書き出してみてください。

この時間は本当に楽しくワクワクする時間となりますよ!

書き出すことで、自分の望みや理想が可視化され脳が認識してくれます。

それにより実現するための行動を自然と促してくれる。

この効果は大谷選手が証明してくれています!

次のお休みにバケットリスト作りしてみてはどうですか?

きっと未来への希望が高まり、現在の暮らしにもポジティブな影響をもたらしてくれますよ!

さあ、今から始めよう!できることを積み重ねて、豊かな人生の循環を。

体の健康は行動の自由をもたらし、心の健康は人生の意味や喜びを感じる力をもたらします。

この二つがあれば、年齢に関わらず、充実した日々を過ごすことができるのです。

『健康な心と体は、人生を豊かに生きるための最大の資本です。』

健康習慣を身に付けたうえで

  • 好奇心を持つ
  • 人との繋がりを大切にする
  • 持続可能なキャリアを育む
  • バケットリストを作り行動に移す

この『豊かな人生の基盤』を作り循環させていくことで、何歳になってもマインドフルに元気にアクティブに毎日を楽しみながら生きていくことが出来る!

今日が一番若い日!始めるのに遅いなんてことは無い。

出来ることから一つづつ育んでいきましょう。

life chart

まとめ〜30年後も50年後も…綺麗で元気で健康な私の人生戦略

「あなたは何歳まで生きたいですか?」という問いに再び戻りましょう。

大切なのは年数ではなく、その中身です。

過去の経験全てが財産。

人生の前半で経験したこと、学んだこと、失敗したこと、全てが後半生の財産となります。

仕事での経験。子育ての日々。家族との時間。趣味で培った技術。挫折から学んだ知恵。

これらの積み重ねが、人生後半の豊かさと深みを作り出します。

若い頃は気づかなかったことも、年齢を重ねることで新たな意味を持つことがあります。

過去の経験を肯定的に捉え、それを未来に活かす姿勢が大切です。

健康な心と体を維持し、好奇心を持ち続け、細く長く続くキャリアを育て、過去の経験を財産として活かす。

そうすることで、何歳であっても充実した日々を過ごすことができるでしょう。

人生100年時代は、挑戦の時代であると同時に、これまでにない自由と可能性の時代でもあります。

「長く生きる」ことよりも「豊かに生きる」ことを意識して、あなたらしい人生後半期の戦略を練ってみてはいかがでしょうか。

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