この記事を書いた人
ナチュラルライフスタイル/天然酵母パン「気まま家」主宰
ディコステ りょうこ
はじめまして、気まま家のりょうこです。
人のあり方の多様性が尊重されるようになり、少数派も疎外感を抱かずに全ての人がありのままで暮らしていける世界をめざす流れがようやく強まってきていると感じています。
あなたがお住まいの国や地域ではいかがですか?
今日は未来を担う子どもたちの健全な成長にも欠かせない「アンコンシャスバイアス」との関わり方についてお話します。
「アンコンシャスバイアス」ってなに?と思っているあなたも大丈夫。
日本や北米で長年保育のお仕事をしてきた私は、現在は子育てをされているご家族みなさんを応援したい!という強い思いを基盤に”醗酵食としての本物のパン作り、温かい心の通い合う親子関係(人間関係全般)、心身ともに健康な笑顔あふれる食卓、を広めるために「気まま家」プロジェクトの活動をしています。
子育てを軸にした日常生活の例をたくさん織り混ぜながら、お伝えしていきます。
「アンコンシャスバイアス」とは?
バイアス(先入観、偏見)には大きく分けると”意識的、顕在的なバイアス”と”無意識的、潜在的なバイアス”の2種類があります。アンコンシャスバイアスは後者にあたります。
つまり、アンコンシャスバイアス(Unconscious Bias)とは無意識の思い込みから作られる先入観や偏見のことです。
あなたのこれまでの経験や、生まれ育った環境、日頃から属している文化などの中で繰り返し言い聞かされたりしてきた内容は、無意識のうちにあなたの既成概念や固定概念となって深く刻み込まれます。ですからアンコンシャスバイアスは誰でも心の内に持ち合わせているものとも言えます。そのような思い込みなので完全に払拭するのも難しいと言われています。
人間社会全体にはすでに顕在的、潜在的双方のバイアスが散りばめられているため、その状態を大きなデータとして学習していくAI(人工知能)すら丸ごと取り込んでしまい、その学習の深さに対して人間はすべてのバイアスを把握することもコントロールすることもできない状態なのだとか!ちょっと恐ろしいですよね。
身近なアンコンシャスバイアスの例を挙げてみますね。
例1 子育て中の女性に責任のある仕事は任すべきではない
職場でこのような思い込みのある上司の元では、本当はやってみたいと思っていて実際にその力量や時間的余裕のある女性に責任のある仕事が回ってこないということが起こり得ます。しかもそれは「優しい気遣い」として解釈されてしまうことも多いと思います。
例2 髪の毛の長い子どもは女の子である
このような認識のもとでは、髪の毛を長く伸ばしている男の子が男子トイレを使おうとしたところ引き止められて入れてもらえないなんてことも起こります。(これ、私の息子がそうでした。。。)
例3 血液型を聞いてその人の性格を決めつけてしまう
おそらく日本人の中でよく見られる身近な例では、血液型でなんとなく(←ここが無意識!)その人の性格を決めつけて応じてしまう、なんていうのもアンコンシャスバイアスといえるでしょう。
このようにアンコンシャスバイアスは、気づかずにいると人の可能性や機会を奪ってしまったり、無意識のうちに人を傷つけてしまうことがあります。
我が家の息子が体験したケース
息子の場合は、7歳くらいの頃にロサンゼルスの大きなスーパーで
「一人でトイレに行ってくる!」
と意気揚々と男性用トイレに入って行こうとした出鼻をくじかれ、大人の男性に
「お前はこっちじゃない!」
と戸口を塞がれてしまいしょんぼりして戻ってきました。
「その人とお話ししてみようか」
と私も一緒に行ってみたものの、その男性はもう立ち去った後で
「間違われちゃっていやだったね〜」
と息子の気持ちに寄り添うことしかその時はできませんでした。
何年にもわたって別の場面でも同じような経験を何度となく繰り返し、決めつけられることにくたびれた息子はついに気に入っていたサラサラのロングヘアを切るという決断をして、我が家で断髪式という結末となったのです。
あなたにはこれまでの暮らしの中で思い当たるエピソードはありますか。
「気づき」の大切さ
”自分でも気がつかないうちに自分の思い込みからくる言動が周囲に影響を与えてしまうなんて、いったいどうしたらいいの?”
ここまで読んでそう感じて不安になってしまう人もいるかもしれません。
でも初めにお伝えしたように、アンコンシャスバイアスというのは生まれ育った環境や日頃から属している文化の中から無意識に習得されているので誰もが持ち合わせているのが当たり前なんです。ですから自分の中にバイアスがあるということに罪悪感を抱いたり、自分は人間として未熟だと悲観する必要もありません。
大切なのは気づくこと。
アンコンシャスバイアスの意識化には、日常生活の中で起こる様々な場面でのあなたの対応を変えていける可能性が秘められています。
「アンコンシャス(無意識)」を「コンシャス(意識)」に変える
気づきがいかに大事なのかを示すある調査結果があります。
顕在的にはバイアスに対してポジティブな態度でいても、潜在的にはネガティブな意識を持っている人に「あなたは◯◯(ジェンダー、人種、など)に対してバイアスを持っていますよ」と伝えたケースではそのバイアスを是正しようとする変容が見られるのに対し、「あなたは◯◯に対してバイアスを持っていませんね」と事実とは逆のウソを伝えたケースではそこで安心してしまうのか露骨にネガティブな行動をするようになるという結果になったそうです。
バイアスを意識化することで、向き合う態度が改善されていくのなら、アンコンシャス(無意識)をコンシャス(意識)に変えていくことはとても大切ですよね。
”未来の大人たち”はどう育てる? 〜多様性が進む社会を生きる子どもたち〜
あなたは今子育て中ですか?子育てはしていなくても子どもと関わる機会がある方もいらっしゃるかもしれません。(”親”を”大人”に置き換えて読み進めてくださいね)
日々の子育ての中にも親が無意識にしている言葉がけの中にアンコンシャスバイアスは多く潜んでいます。
親の言葉がけが子どもたちに決まった概念を植え付けてしまったり、それが元になって次世代の社会が作られていくということをしっかり気に留めて、バイアスとの関わり方に意識を向けていくことは、本当に大切なことです。
LAで子育てをするようになった私は、プレイマウンテンプレイス(以下PMP)というとてもユニークでホリスティックな教育方針の学校(2~11歳)で、仕事をしながら自分の子どもたちも一緒に通い、そのコミュニティの中で10年以上過ごすというありがたいご縁に恵まれました。そこで日々の保育や話し合いやワークショップを通して、バイアスを受け止めながら前向きに取り組んでいくためのたくさんのことを親として先生としての両面から学ぶことができました。
アンコンシャスバイアスは3歳児にすでにある!?
ある日2〜3歳児のグループのお砂場でのごっこ遊び中にこんなことがありました。お水を汲もうとしたバケツから溢れた砂でシンクが詰まってしまい、困った様子のお子さんの傍にいた別のお子さんが「あ、Plumber(配管工)をよばなくちゃ!」と言って配管工役に連れてきたのが肌の色が濃いめの、家庭ではスペイン語を話すお子さんだったのです。(LAでは中南米から移住してきた人が配管工や大工などのいわゆる肉体労働に従事している場面が実際よく見かけられ、その人たちの肌の色は濃いめでスペイン語を話していることも多いです)
先生たち同士でちょっと目を合わせ、その一人が優しくこの発言をしたお子さんに近づいていって話を続けました。別に大きな意味はないかもしれないし、ただの偶然かもしれないという配慮のもと、大げさに声を荒げたり問題視するようなアプローチはしません。ただ、温かい空気の中、一緒に少しだけ話を深めてみるという感覚です。
1日の終わりのミーティングでこのことを話し合い、このお子さんの話した内容には3歳にしてすでに配管工の仕事は肌の色の濃いスペイン語を話す人がするものというバイアスが見受けられました。話を聴く中で他にも特定の職業に対しての独特のアンコンシャスバイアスが見られたのです。
こんな一件を先生たちは親御さんたちに対しても「こんなことがありましたよ、お家で何か思い当たることがありますか」と穏やかにお伝えしてコミュニケーションを図ります。そうすることで親御さんの方にも気づきのきっかけを示してあげられるからです。PMPでは子どもたちの健全な成長のためには親が偏見や偏った言動などに気を配り、安全な方法で言葉にしていくことを、先生たちからのサポートのもと丁寧にケアしていきます。バイアスを持つことはいけないことだと親御さんを厳しく責め立てるのではなく、いちおう伝えておきますね、という程度。それを双方に伝えるということを根気よく積み重ねていくのです。
「絵本」や「メディア」に潜むバイアス
子どもたちに家や保育園で読み聞かせる絵本にも、気をつけてみるといかにバイアスのかかった内容(言葉にもビジュアルにも)の絵本が多いか驚かされます。ジェンダー(性別)に関するバイアス、国籍や人種に関するバイアス、着ている服や髪型などファッションに関するバイアス、体型や肌の色に関するバイアス、など数え上げたらきりがありません。
絵本に限らずメディア(見せている場合には)に対しても、どのようなジャンルを選ぶかというあたりからすでに親の思い込みが入り込んでいませんか。女の子にはプリンセスものを、男の子にはアクションヒーローものを、といった具合です。それが悪いわけではないのですが、親がこの視点に意識を向けているかどうかで、子どもたちへのアンコンシャスバイアスにきちんと応じてあげられることができます。
昔話の「ももたろう」の中でおじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に出かけます。男性が肉体労働、女性が家事といった感じのバイアスがかかってしまうかも、と親が気が付けば読み聞かせながらも「このおじいさんは山歩きが好きなようね」とか「おばあさんがこの日は(たまたま)お洗濯をすることにしたのね」といった具合に読みながら伝えていくこともできます。
私は幼少期の子育てを日本でしたわけではありませんが、最近の絵本の中にはきちんと多様性が配慮された良書も出てきているようです。そのようなものを吟味して与えるのも良いですね。
そして絵本や子ども向けのテレビ番組の中にあれ?と思うような内容が出てきた場合にも慌てなくて大丈夫。こんな考えはダメよと教え込むというよりは、大ごとにせず普段通りの雰囲気の中で一緒に話し合ってみる、結論は出さずに心のどこかにちょっと付箋を貼っておく感じ位がちょうど良いのかなと思います。
子どもたちのバイアスを崩すための遊びや工夫
子どもたちが知らず知らずのうちに親から引き継ぎがちなバイアスを意図的に崩す遊びや仕掛けを生活の中に積極的に取り入れることができます。
衣類や生活用品、さまざまな分類の用途で色分けをする際に男(女)の子だからこの色というようなジェンダーバイアスがかからないように色を混ぜたり、どの色を選んでもジャッジせずに尊重するなど方法を工夫してみること。日頃の言葉がけの中でも「男の子なんだから泣かない」とか「お姉ちゃんなんだから優しく」などといった言い回しを避けて別の言い方にしてみる工夫が必要です。
PMPの同じグループのお子さんたちとの”お医者さんごっこ”にある仕掛けをしたことがあります。具合が悪くなったらすぐにお医者さんのところへ行くとか、お薬を飲む、注射をする、といったことは3歳児たちの中でもあたりまえになっていて、お医者さん役にはどこか威圧感があって、患者さん役のお子さんが注射はイヤだといっても無理やり押さえつけて注射をするような場面があったりして、とても違和感を感じました。私の実際の子育てでは健診以外で自分の子どもたちをお医者さんに連れて行ったことはないし、お薬を飲ませたこともないからです。注射もお医者さんの言われるがままではなく、私がスケジュールを決めて子どもたちに伝えて納得してもらってから受けさせていたので、このごっこ遊びの中でお子さんたちのご家庭で”あたりまえ”となっているものを崩したいなと思い、「あら、お熱なの?それじゃあハーブティーを作ってあげるわね」「お腹が痛いのね、それならマッサージをしようか?」「この注射をしてもいいですけど、しなくてもいいですよ、どうしますか?」などなど一風変わったお医者さん役に徹して面白おかしく”あたりまえ”を崩して楽しんでみたのです。次第にそういうお手当ごっこを喜ぶお子さんが出てきたり、結構盛り上がりましたよ。
ほかにPMP全体の名簿に載せる保護者の名前は、父親の名前を先に表示したり母親の名前を先に表示したりと意図的にミックスして載せる配慮もされていました。
アンコンシャスバイアスを”意識化する”ための3つのポイント
アンコンシャスバイアスの気づきの大切さや、子育ての場面での例などを挙げてきました。様々な場面で対応する時の参考になりそうですか?日頃から自分でできるアンコンシャスバイアスを意識化していくためのいくつかのポイントがあるのでそれをご紹介します。
ポイント1 「~べき」「普通は~」に注意!
自分の考えや発言、あるいは話し相手の使う言葉にこれらの言葉が出てきたら、ちょっと待って!と立ち止まってみましょう。「仕事が大事なら残業するべき」「普通は女性は結婚したら出産するものだ」など、このような押し付けや決めつけの言葉は実は根拠がない思い込みであることが多いです。
子育ての場面で、私は「お兄(姉)ちゃんなんだから」「女(男)の子なんだから」という声掛けは一切せずに育ててきました。
それでも一度だけ思わずその言葉が出てしまったことがあります。それは10代も半ばになった娘が脇の毛をそのままで過ごしていた時期でした。普段は身だしなみ(服装や、メイク、髪型など)に関するいろいろなことに”私とは感覚が違うんだなあ”と比較的おおらかに構えてきたのですが、この時はほぼ反射的に「女の子なんだから脇の毛は剃っておくべきじゃない?」と言ってしまったのです。
当然娘は「男の子は剃っていなくても何も言われないのに私が女の子だからそれを言われるのはおかしいよ、ママ」と言い返してきました。その場では「え〜でも〜!」とすぐにすんなりとは受け入れられなかった私ですが、確かに娘の言う通り。これは私の思い込み、決めつけです。弟である息子たちの体が成長して同じように毛が生えてきた時に私は彼らには何も言わないでしょう。
子どもたちはPMPで過ごす中で幼いうちから自分の心や体の声を聞いて、自分にとって心地良いと感じることが人それぞれの正解で良いということを体得してきました。「〜べき」や「普通は〜」に縛られて自分をはめ込んでいくのではなく自分で決めたことが正解。親や先生たちもそこに重点を置いて子どもたちと関わって援助していくので、2、3歳の子どもたちが堂々と”I am the boss of my body!”(ボク、わたしがじぶんのからだのボスなんだよ!)と言葉にして周囲もそれをきちんと尊重し合う姿を見るのはなんとも爽快です。うちの子たちも幼少期からそのような環境下で育ってきた分、私よりもはるかにこのあたりの意識が成熟していて、彼らから私が学ぶことの方が多いです。
娘との一件の後、結局私は娘のありたいままを受け入れることにしました。「ママが育ってきた時代の日本の文化では女の子が脇の毛をキレイにしておくのが当たり前だったのよ」なんて話もしながら娘も「わかってたよ〜」とお互いオープンに意識化を進めて、その奥にある文化や歴史の理解まで深める、きちんと学びの機会をプラスに向けていけばいいんです。
ポイント2 相手のサインに気づく
家族や友達、職場の人などと話してる時に、何かのきっかけで急に相手の様子が変わったりしたら、それはあなたのアンコンシャスバイアスから出た言動が相手を傷つけてしまったサインかも。相手の表情や、声音の変化などに日頃から気配ってみましょう。
万が一実際に相手を傷つけてしまっていた場合も、お互いの気持ちにゆとりのある機会に一緒に振り返り、相手の話にじっくりと耳を傾けて気づきが得られた貴重な機会に感謝しながら話し合っていくことができれば大丈夫です。日頃からの気配りは大事ですが、思いがけず失敗したと思っても絆を強くするチャンスと前向きに捉えましょう。
ポイント3 常に自分に問い続ける
アンコンシャスバイアスは完全に払拭することは難しいのです。周囲に対してだけではなく、自分自身の言動にも気を向けてみましょう。自身の言動を振り返ってみたときに違和感があったことをメモしてみたり、常にそのことは事実なのか自分の思い込みなのかを問いかけてみることで、自分の考え方や物の見方への傾向がつかめるかもしれません。
子育ての例からは離れてしまいますが、つい先日タイムリーで貴重な体験をしました。何年かぶりにスキンケアや化粧品を種類多く取り揃えているお店に行き、アドバイスを求めて店内の美容員さんを探していた時のことです。
男性の美容員さんが「何かお探しですか」と近寄ってきた時に、私の中に違和感がざわざわと走りました。その男性が目に入っていなかったわけではないのですが、無意識のうちに私は彼はここで働いている人ではないと思い込んでいたようです。彼がお店の制服を着ているのにも関わらず!
化粧品店の美容員さんは女性であるべき、という私の完全な思い込み、アンコンシャスバイアスが露呈した瞬間でした。その美容員さんに私がアドバイスを求めるとその内容から彼は「別の美容員さんに引き継ぐのでここで少し待っていてください」と言いました。次に引き継ぎでやってきた美容員さんはジェンダー的にはニュートラルな感じ(元々の体つきは男性的、髪型やメイクは女性的な感じ)の人で、とても丁寧に応じてくれて、いくつか異なるテクスチャーや色の商品を教えてくれました。
私は終始相手を傷つけるような言動はしなかったと思いますが、明らかにこれまでのあたりまえ(自分の思い込み)が塗り替えられていくのを内側に感じ、時代は変わったなあと嬉しくなり、アンコンシャスバイアスが意識化される瞬間を実感した2025年春のロサンゼルスでした。
さいごに
アンコンシャスバイアス(無意識の思い込みや偏見)はまずはそこに気づくということが何よりも大切です。それを意識化して自分の言動に反映させていくことが誰もがより住みやすい社会の実現につながります。そんな世界に向かって未来の大人たちが健全に育っていけるといいですね。
このトピックを書くにあたって、うちの子どもたちに「我が家の子育てや幼少期のPMPでの経験から何が得られたと思う?」と聞いてみました。色々な答えの中でも興味深かったのは「critical thinking(論理的に考える力、鵜呑みにせず深く考える力)のスキルが小さいうちから自然に身についたことだと思うよ」と言っていたことです。物事を鵜呑みにせず、あれ?これはどういうこと?と立ち止まって考える力ーーそれはアンコンシャスバイアスに限らず、SNSやAIで情報のあふれる今後の社会にも求められている力ともいわれています。…このあたりはまたいつか!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
パンセラピー・楽健寺天然酵母で焼く醗酵食としての気ままパン販売・日本の伝統食と醗酵食・地球に優しい暮らしを楽しむプロジェクト「気まま家」主宰
青山学院大学で幼児教育を学び、保育士、幼稚園教諭としてホリスティックなアプローチで日本やバンクーバー、ニューヨーク、ロサンゼルスなどの保育施設で20年以上、お子さんそれぞれの育ちと親御さんの心に寄り添うお手伝い。学生時代からの”子ども中心の学校で働きたい”という夢を、LAのプレイマウンテンプレイスで叶える。私生活でも3人の子どもたちを同じスタイルで育てつつ、自身もまだまだ”育自”中。子育ての方はいよいよ最終章。夫の突然死で周りに身内もない未亡人となるも、つらい時期を支えてくれた多くの知人に自分ができることで還元したいと強く思い、大好きな酵母パン焼きや健康に気を配った食卓、家族との温かいつながりを軸にした「気まま家」プロジェクトを進行中。
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