「年をとるにつれて1年があっという間だな・・・時間が経つのが早いな」
そんなふうに感じている人、手あげて〜!
はーい・・
少し前のことになりますが、バンクーバー発のアスレチックアパレルブランド、ルルレモンのグローバルアンバサダーサミットに出席する機会をいただき、4日間ウィスラーで過ごしてきました。
ルルレモンのアンバサダーは世界中に400人います。
私も今年になり、デジタルアンバサダーをさせてもらうことになりました!
今回行われたグローバルサミットは、世界中のアンバサダーの中から選ばれた100名が集まり、4日間を共にし、エクササイズ、ヨガはもちろん、ビジネス、セルフディベロップメントセッションなど学ぶ濃い時間を過ごします。
私は選ばれたわけではなく(笑)大阪の心斎橋ストアのアンバサダーである、Koheiさんの通訳として突如お声がかかったのです!
https://www.instagram.com/p/Bw6RxEwnf_n/
ラッキー!!!
普段使わない部分の脳みそをフル回転させ、プラス、激しいHIITトレーニングやヨガ、そして運動会なんかまであったもんだからかなり疲れましたが、それ以上に多くの出会いがあり、素晴らしい体験でした。
セッションの中で、ゲストスピーカーで話してくれたJedidiah Jenkinsさんの話がとても興味深い話でした。
彼は、弁護士をやめ、アメリカのオレゴンから南米のパタゴニアまで16ヶ月かけて自転車で旅をし、それを元に本を出版しました。
「ルーティーンは時間の敵」
と彼は言います。
「もう今年も終わり?!1年があっという間だった!時間が経つの早い!」
これって歳を重ねるごとに思ったりしませんか?
子供の頃って、見るもの全てが初めてで、驚きの連続です。
脳がいつもONの状態になっている。
探究心や好奇心も旺盛。
すべてのことに感動します。
それが大人になると、ルーティーンを作っていきます。
社会、世の中はこんなものだとわかるようになってきます。笑
ルーティーンとは、決まり切った手続きや仕事の事。
朝起きて、朝ごはん作って、
子供を送っていって、自分は仕事にいく。
仕事ではタスクをこなし、
仕事帰りにスーパーで夜ご飯を買い、
そして帰ってご飯を作る。
家事をして、子供を寝かしつけ、
次の日の仕事の準備をして寝る。
ここまでないと思うのですが、近いものがありませんか?
これが普通だよね・・・と毎日のルーティーンに流されていく。
感動が少なくなっていきます。
学校を卒業したら、就職して、結婚して、子供できて、家買って、家のローンを払うために毎日働く・・・。
そんな社会のルーティーンにも流されていく。
そのルーティーンこそが、時間がすぐに過ぎ去ってしまうと感じる原因であると彼は言います。
彼はルーティーンを打破するために、自転車で旅にでました。
でもルーティーンをやぶるにはそんな大きなことじゃなくていいと思います。
旅行をする時間なんて、ない人いっぱいいるもんね。
時間が経つのが早い!と感じたらするといい3つのこと
1、新しいことをする!学び続ける!
大人になると「First, ファースト・・・(初めて)」が少なくなってくる。
初めてのデート、初めてのキス、初めてのピアス、初めて日・・
初めてってなんでもエキサイティングだし、感動する。
以前、雨を初めて感じた1歳くらいの女の子の動画を見たことがある。
空から降ってくる不思議な水に、きゃっきゃっと笑って、体全身で雨を感じている女の子の様子に、なんだか心がじーんとして、目頭が熱くなりました。
動画はこちら↓
Kayden + Rain | Little Girl Experiences Her First Rainfall
「初めての〜」をあえて作ってみよう!
帰り道のルートを変えて、初めての道を通ってみたり、
初めてのレストランに行ってみたり、
初めて違うスタイルの髪型や服装をしてみたり、
初めての言語を学んでみたり。
帰り道に家に飾るお花を買ってみるとか、
美術館に行ったりそんなことも十分。
そして、多くの人が知っているように、新しいことを学ぶことで、脳はどんどん変わっていく。それには年齢は関係ない。
2、立ち止まって五感で感じる。意識をして過ごす
これは、私もカナダに住んで、ヨガや瞑想をやりだしてから学んだこと。
日本に住んでいた時は、立ち止まって空の色なんかもあんまりみたことがなかった私。
ヨガをするようになって、小さいなことに気づいて感謝をしていけるようになった。
ヨガクラスの後は、五感が繊細になっているような感覚があって、木々の緑がキラキラしていたり、顔にあたる太陽がいつもにまして暖かかったり、カフェからのやきたてのクロワッサンの香りが鼻を優しく刺激する。
自分の思考や心の状態も、意識的に見つめることができるようになった。
もちろん忙しい時は、あえて自分に思い出させないといけないし、まだまだ成長だけれどもね。
仕事をしている時は、2時間ごとにリマインダーを設定して、立ち止まる。大きく深呼吸をしてみる。
私は、食べ物はがっつく癖があるんだけど(笑)、食事をする時は、いつもより多めに噛んで、味わいつくす。
スマホを数時間オフにして、本当にリラックスする時間を作ってみよう。
まわりに気がつかずに、自分の思考に気がつかずに生活するのではなく、覚醒して、五感で味わってマインドフルに過ごそう。
3、人生に真面目になりすぎない
多くの人が最期を迎える時、その人たちの最期の3~12週間に連れ添った、緩和ケアの看護師さんが話す、人が死ぬ時の後悔すること、2番目に多いのはこれだそう。
「働きすぎずにもっと家族の時間をつくればよかった」
ちなみに1番に多いのは、
「人が自分に期待する人生ではなく、自分に嘘のない人生を送る勇気があればよかった・・・」
私たちって、深く考えすぎたり、分析しすぎたり、行き着く場所があるかのように必死になっている時がある。
でも人生って実はダンス。
ダンスってゴールはない。行き着く場所はない。
ダンスそのものがダンスで、踊っているその瞬間瞬間が楽しい。
だから真剣になりすぎずに、人生のダンスを楽しんでいこう!
”僕は、マインドと魂がキンキンに目覚めた状態を選びたい。それはある意味、この地球で100年の人生を1000年の経験にすることができると思うから” - Jedidiah Jenkins
【時間がすぐ経ってしまう】と感じるのは、科学的にただの脳の錯覚だそうです。
ぜひ上の3つを意識して、ふりかえってみましょう!
そして1000年にもあたる経験をしていきましょう!!
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ヨガ&瞑想インストラクター/Wellness To Go主宰
愛知医科大学を卒業後、医師として働き、語学留学をきっかけにカナダ、バンクーバーに移住を決意。バンクーバーでヨガや瞑想に出会い、マインドフルネスなライフスタイルに興味を持つようになる。医師、マッサージセラピストとしての経験を通し、体とマインドへの深い興味と理解を持ちながら、YouTubeチャンネル「Wellness To Go by Arisa」を通して、多くの人が幸せに自分らしく生きていく手段をシェアしている。チャンネル登録者数は18.8万人、毎週行なっているライブヨガレッスンは800人近くが参加する。著書「バンクーバー式ウェルネスヨガ」を通し、心と体に意識をむける習慣作りを多くの人に伝えている。
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