【徹底公開】大人留学に必要な事とリアル〜それでもオススメする理由

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Emily

こんにちは!

セルフコーチングやメンタルケア、自己理解について発信しているライフコーチのEmilyです。

実は私、現在カナダ·トロントで【30代からの大人の海外留学】をしています。

留学に来てからというもの

  • 30代から留学や海外移住に興味がある
  • 自分も海外に行きたいけどお金や将来の不安がある···

そんなお悩み相談をもらうことがあります。

私も過去、会社員をしていたため「会社を続けるか、海外に行くか」悩んでいました

また30代という結婚やキャリアなど女性が感じる将来への不安にぶちあたりながら、結果として海外留学を選択しました。

海外へ踏み出して思うのは「来て本当によかった!」ということ。

「来なかったら100%後悔していただろう」という気持ちで一杯です。

今回は、過去の私と同じように大人の海外留学に興味がある方へ、それでもまだ迷いや躊躇がある方へ、私の「留学までの道のり」や「カナダでのリアルな生活」をお見せしたいと思います。

大人の海外留学、無理だと思っていませんか?

「海外に住んでみたり、留学をしてみたいけど不安」

「何からすればいいの?」

「お金もない、会社も辞めていいのかな?結婚出来なかったらどうしよう」

「もう若くないし、一生独身で海外に行っても後悔するかもしれない···」

「無理だと思っているけど、ずっと海外に行きたいという夢は諦められない」

もし皆さんの中にこんなお悩みをお持ちの方がいたら「無理じゃない!!」とお伝えしたいです。

これらの理由は、まさに私が悩んでいたことだからです。

私のボトルネックは「30代」と「お金」

特に私にとって一番大きな問題は「お金」でした。

会社員時代、海外で駐在員として働く父に憧れて私も会社に入社したのですが、実際に入社してみると駐在員への道は男性ばかりで希望は薄く現実的ではありませんでした。

じゃあ、会社を辞めて自分の力で海外に行こう!と思っていたのですが、もう30代に近づいていてワーキングホリデーを使える年齢の上限に近づいていたし、海外に行くだけのお金もありませんでした。

周囲にも30代になってから海外に行く人がいなかったのでとても悩んでいました。

来てみてわかった”年齢は留学に関係ない”

実際カナダに留学して気づいたことは海外に踏み出してみると、大人になって留学していたり、移住をする人はとっても多いということです。

目的は様々でキャリアアップやキャリアチェンジ、移民をしたいなど様々。

また友人には親子で留学をしている人もいて、驚きました。

国籍も多様です。クラスメイトや友人は、アジア・アフリカ・ラテン・カナダの人や、年齢も10代かから50代など本当に幅広いです。

日本にいると「こうじゃなきゃいけないという価値観」に縛られていたけど、カナダに来てもっと自由でいいんだと気づけました

だから今「海外留学に踏み出したい・興味があるという方」がいたらお伝えしたいことは

年齢は関係ない!ということ。

むしろ大人だからこそ得られる経験や知見がある、と知ってもらいたいです。

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【大公開】Emilyの”リアル”留学生活

海外留学への興味はあるけれど、具体的にどんな準備をしたらいいのか。スケジュールはどのようにススメたらいいのか。リアルな留学生活やおカネのことも気になるところだと思います。

渡航後に待っている実際の毎日の暮らしや、どんな内容の勉強をしているのかも、知りたいですよね。

私自身も留学へ行く前は、どんな渡航方法が自分に合っているのだろう?と頭を悩ませることがありました。

そこで、日常生活や私の留学目的が見えたら、海外留学に興味を持っている皆さんもより具体的なイメージが出来るかなと思い、私の”リアル”留学生活についてアレコレ紹介させてください。

わたしの留学の概要公開!

Emilyの海外留学 概要

◉場所:   カナダ・トロント

◉留学目的: 1.最終的に永住権取得 2.海外就職(キャリアチェンジ)

◉学校:   カレッジ・ビジネス系の学校

◉プログラム:ビジネスマネジメント

◉時期:   2024年3月~2026年1月までの約2年コース

私は現在、トロントにあるカレッジ(日本でいうところの専門学校)に通っています。

平日の午前中に授業のあるコースで、午後は現地の会社でマーケティングのインターンをしています。

カナダ留学のいい点は留学生でもアルバイトが出来ることです!

そのため週末は現地のレストランでアルバイトもしています。

空いた時間に友人と遊びに行き、フリーランスの仕事をしたり、現地のコミュニティで亀を保護する動物ボランティアなどもしていますよ!

また私の留学のゴールは、学校のプログラムが終了した後に「現地に就職すること」です。

カナダでの就職はとにかく経験を求められます。

そのため現在、現地の企業でマーケティングインターンのお仕事をしたり、アルバイト先でもサーバーをしながらSNS運用を担当させてもらうなど、積極的に経験を作っています。

一週間のうち、丸1日の休みはないので、実際かなり疲れます…。

しかし留学に来る前からやってみたいなと考えていた現地企業でのインターンなど、やりたいことも叶えることが出来ているので、「日々刺激が多くて充実しているな」と留学生活を楽しんでいます!

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準備〜留学までのスケジュール

実際に留学に行くまでのスケジュールはどのくらいかかるのか?についても、私のケースを一例としてご紹介したいと思います。

私は留学費用のために長期的に準備をしてきたので、通常のプロセスよりも時間が掛かっていると思うので、ご参考程度にお考えください。

<準備期間:3年>

2021年   留学会社に相談を開始

2022年5月 学校検討

     7月 学校・プログラム決定・会社を辞める

2023年1月 学校受験、面接、合格発表

    11月 ビザ申請

    12月 ビザが出る
        学費の支払い終了

2024年2月 カナダ渡航

留学に行きたい!と思って最初にしたことはエージェントに相談することでした。

エージェントによっても金額やおすすめの学校がバラバラだったので、私は「自分の要望をしっかり聞いてくれる」かつ「費用も安くなるように提案してくれる」エージェントを選びました。

また私が入学したカレッジは受験があり、英語力が募集要項に満たないと語学学校に通わなくてはいけないため余計に費用が掛かると言われました。

私はこのための余計な費用を掛けたくなかったので、会社員時代から週2で英語のプライベートレッスンを受けていました。

日本で出来る限り英語力を上げて、ストレートでカレッジに入学出来るように勉強する、など準備をしました。

留学準備は、行きたいと思う時期の大体1年半前~1年前くらいから、なるべく余裕を持って準備をすることがおすすめです。

気になるおカネのこと

【渡航前】実際に掛かった費用

次に、「留学するために実際に掛かった費用」と「トロントでのリアルな生活費」についてお話ししたいと思います。

またカナダは学生ビザでもアルバイトが出来るのでお金の面で毎月収入がありながら、生活費の足しに出来るのはとてもおすすめなポイントです!

(留学生がアルバイトを出来る国は少ないです)

【渡航前】  <留学にかかる概算費用> ※Emilyの場合


◎学費  140万(2年間のプログラム)

◎航空券 12万

◎1年分健康保険  20万 (カナダへの留学生は必須)

◎ホームステイ費用 10万円(3食付)


合計:182万円

※1カナダドル:108円で計算

注意事項はカナダではビザの申請時に銀行口座の資金証明の提出が必要になります。

残高証明書とは、留学に行ってからの生活が問題なく送れる資金を持っているよ!と証明するための証明資料になります。

カナダでは、このビザ申請時に必要な残高証明書の資金金額が年々上がってきています。なので、余裕を持って資金準備をしておくといいとエージェントに言われました。

さらに、私の入学時期がちょうどコロナ明けで留学生が増えた時期だったので学費の値上がりもありました。

必要になる資金が、当初の見積りよりも40万円ほど増えたため、会社を辞めた後もフリーランスのお仕事やパチンコ屋さん、リゾートバイトで住み込みのアルバイトをしてギリギリまで留学費用を稼ぐ生活をして、なんとか留学資金を準備しました!

【渡航後】生活費

トロントでの生活にかかる費用はこんな感じです。

【渡航後】 <毎月の生活費概算>  ※Emilyの場合


◎シェアハウス家賃 8万円

◎食費    3万円

◎交際費   2万円

◎日用品   1万円

◎電車定期  1万5千円

◎ケータイ  5千円


合計:16~17万円

※1カナダドル:108円で計算

月によって変動はありますが、だいたい16~17万円くらいで生活しています。

ホームステイで慣れてから自立

渡航してから2ヶ月は勉強と生活に慣れることにフォーカスするために、あえて最初から家を借りたりせずにホームステイを選びました。

ホームステイは現地の家庭でお世話になりました。それがとっても楽しくて!

カナダの文化を教えてもらったり、特にホームステイ先のファミリーが日本を大好きな家庭だったこともあり、お互いの国の文化交流が出来たことがとても嬉しかったです!

物価は高いが、小さな工夫もして

そして物価ですがカナダは日本と比べると高いです。

例えば外食でラーメン1杯を食べるとチップも含めて2000円以上します。

コンビニでお菓子を買おうとすると1つ300円以上、アイスを買うと500円はします。

節約のコツは学生割引を活用したり、アルバイトでまかないをもらって食費を浮かせたりと方法が色々あるので楽しみながら節約しています!笑

現地でバイトはできる?収入はどのぐらい?

また私はアルバイトとインターンシップをしているとお話ししました。

実際にいくら稼げるのか?というと私の場合はこんな感じです。

<現地での収入> ※Emilyの場合

◎アルバイト代:13~16万円 + チップ3万円

◎インターンシップ:無給


合計:16~19万円

※1カナダドル:108円で計算

カナダではお会計に「チップ」と呼ばれるサービスに対して支払われる心付けのようなものが上乗せされます。

地域によって違いはあるのですが、トロントの場合は、レストランの食事などでお会計に対して+15%をチップとして支払います。

なのでアルバイトを探す際は、チップがもらえるレストランを選びました!

プラスの費用を抑える工夫

また私はカナダカレッジ入学時にはストレートで入学したのですが、語学力が足りないと事前に語学学校入学が必要になる場合があります。

語学学校にはだいたい月10万円程度プラスで必要になるため、それだとさらに費用が増えるんです。

私はどうしてもこの費用を掛けたくなかったので、会社員時代から週2回英語のレッスンを受けて、カレッジに必要な英語力をつけました!

語学勉強など、留学前に日本で準備出来ることは沢山あります。

事前に語学力を高めたり、目標を決めておくことで、留学後に費用を削減出来たり、お金の面で工夫出来ることが沢山あります。

費用面が気になる方はこんな方法もあるんだと知ってもらえたら嬉しいです!

さいごに

Emilyのリアルな大人の留学生活はどうでしたか?

今回、記事を執筆する上で私のリアルな生活をシェアしたいと、赤裸々にお金や生活状況をシェアさせて頂きました。

もしかしたらYouTubeやインスタグラムで見るキラキラした理想の留学生活ではなかったかもしれません。

実際に私自身も、トロントに留学に来た直後は物価が思ったより高くてショックを受けましたし、治安が悪くてホームレスもいるし犯罪も年々増えていて不安なこともありました。

文化の違いから友人たちと仲違いしたこともあるし、アルバイトが見つからないのに貯金は減るので最初は辛くて泣きながら学生アドバイザーに相談したこともありました。

また休みを返上してアルバイトやインターンの時間を作っている私の日常を見て「留学生活でここまでしなきゃいけないの?」という疑問を持った方がいたら、だいじょうぶ。ご安心ください。

私の場合は、最終的な目標が「現地での就職」「永住権の取得」です。

学業だけでなく、インターンシップやアルバイトなどをしている背景は、私が現地の会社からのワークビザ取得を視野に入れているため、その実現に向けてのスケジュールを詰め込んでいるからです。

そのため、他の留学生やワーキングホリデーの方よりもずっと極端なスケジュールで生きていると思います。

でもこの生活のおかげで、自分に本当の自信をつけることが出来ました。

海外で一から仕事を見つけて、勉強を楽しみ、最終目標に向かって頑張っている自分への自信を、です。

やってよかった!あなたにも叶えてほしい

カナダは移民大国なので人種、年齢、性別関係なく自分らしく生きている人が多いです。

日本で会社員をしていて窮屈に感じていた私は、海外留学をしてカナダに来て、本当に生きやすくなりました!

大人になって海外に出たからこそ出会える人や環境がある。

そう気づけて、留学に来て本当によかったと思います。

そんな私が、海外留学がしてみたい大人の方へお伝えしたいのは、やりたいと思ったら年齢は関係ない!ということです。

目的さえしっかりしていれば、大人の海外留学はプラスしかない。

だから常に「どうやったら実現できるかな?」と考えて、あなたの夢を実現してほしいです。

…ということで大人の海外留学、とってもオススメです!

こちらの記事では、会社員時代メンタル不調だった私のケア方法をシェアしています。
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