
この記事を書いた人
ヨガ&瞑想インストラクター/Wellness To Go主宰
Arisa
こんにちは、Arisaです!
先日日本に一時帰国していました。
私は日本に着いた翌日は、毎回“セルフメンテDay”と決めていて、 ずっとお世話になっているサロンに行くんです。
そのサロンの担当Yukiさんは、本当に一つひとつの動作が丁寧で、 そこに愛と優しさがあふれていて…。
タオル一つ顔に置く時、頭を動かす時、お茶を出す時、おしぼりを出す時。
どの瞬間もすごく素敵で、その姿を見ていると、いつも心が静かに整っていきます。
その時ふと頭に浮かんだのが、私の大好きな言葉。
“How you do anything is how you do everything.”
「どんな小さなことの中にも、その人の生き方が表れる。」
今日はこの言葉から感じたこと、そして“意識”の持ち方を少し変えるだけで 、毎日がどんなふうに変わっていくのか。そんなお話をしていきたいと思います。
フォースとパワーの境目って?
同じ家事でも、同じ仕事でも、“どんな意識でやるか”によって、感じる世界はまったく違います。
もし今このブログを読んでくださっている貴女が、今心ここにあらずで仕事していたとしたら…。
「私の能力なんかもっといい場所がある気がする」「頑張ってるのになんか満たされない」そんなふうに感じていたとしたら…。
ほんの少しこの意識の持ち方を変えてみるっていうのは、私はオススメです。
仕事でも家事でも、楽しめるか楽しめないか。つまり、それは「フォース(Force)」と「パワー(Power)」という意識レベルの境目にある、と言われます。
私がこの概念を聞いたのは、作家の横山直弘さんという方の本で紹介されていた『POWER VS. FORCE(パワーか、フォースか )』という、精神科医のデヴィッド・R・ホーキンズという方が書いた本のことからでした。
精神科医のデヴィッド・R・ホーキンズさんが長年の研究から人間の意識レベルは17段階あると提唱されていて、さらにそれらは人間の行動様式になると説いています。
ホーキンズさんの「フォース」と「パワー」の概念について、はじめに少し説明しますね。
私たちの目の前に何かタスクが一つあるとします。
それを「やらなきゃ」と思ってやる時…その行動のエネルギーは“欠乏”や“義務感”から出ています。
フォース(Force)=力づくで動いている状態なんですね。
「怒られないようにミスしないように」
「周りに迷惑をかけないように」
「ちゃんとしなきゃ」
こんなふうに、私たちがやらなきゃって思っている時には、その行動のエネルギーはフォース(Force)なのです。
日常生活で、仕事でも家事でも「楽しめている」か「楽しめていないか」の瀬戸際、境目の状態ありますよね。
「我慢・義務・ストレス」となって、仕事でも家事でも全然楽しめない、そんな時もあります。
ホーキンズさんは、人間の意識レベルを1〜1000に分類したうえで、それは「フォース」と「パワー」に二分されるとしています。
この「楽しめている」か「楽しめていないか」の瀬戸際のような状態が、「フォース」と「パワー」の境でそれは、ちょうどレベル200なのだそう。
レベル200より上は、ポジティブなエネルギー。それより下はネガティブなエネルギーということ。
そしてレベル200は「勇気」という意識で、それ以上になると
- 「勇気」
- 「中立」
- 「受容」
- 「理性」
- 「愛」
- 「喜び」
- 「平和」
と続いていきます。
ちなみにそれより下は、
- 「プライド」
- 「怒り」
- 「欲望」
- 「恐怖」
- 「悲しみ」
- 「無力感」
- 「罪悪感」
- 「恥」
となります。

さて、ふたたび私たちの日常生活に話を戻せば、タスクのようになっている仕事でも家事でも
「これやってみたい」「これを通して、誰か笑顔にしたい」「今日も気持ちよく過ごしたい」
こんな意識があると、なんか楽しいですよね。
同じ行動でも、 出ているエネルギーが愛や意欲、喜びに変わるということ。
ホーキンズさんの本でも、横山さんも書かれていて、私自身もとても共感し、なるほどな〜と納得しました。
このホーキンズさんの17の意識からいくつかピックアップして、具体的にご紹介していきます。
「恐れ」が邪魔して意識が上がらないときは
何かに対して「恐れ」を感じている時に、その行動への許容範囲を超えるぐらい多い過ぎたとしたら、なかなか先に行かれないこともあります。
そんな時は、一つずつ一つずつ、ステップを踏んでいくことが大切だと思います。
「恐れ」で仕事や家事をしていると「ミスしたらどうしよう」「怒られたくない」という感情があって、失敗を避けるために動いています。
そうすると、常に体も心も緊張して、疲れやすくなります。
大きなジャンプを考えすぎず、目の前のステップを踏んでいくこと。
ここでいう次のステップは「安心・安全を作ること」です。
「私は大丈夫」「このままで価値がある」
そのような環境を、少しずつ増やしていくっていうことが大切です。
「恐れ」と「欲望」の乗り越え方〜Arisa編〜
仕事でもプライベートでも、やっぱり怖くてチャレンジができなかったりすることあります。
だから、今もし「恐れ」がある人は、
- 恐れの先に何が欲しいのか?
- 恐れの先にもっと自分の原動力になるものは何か?
を意識すると、行動がしやすくなるかもしれません。
私の経験でも…YouTubeを始めた時、やはり最初はとても怖かったです。
「この番組を誰が見るんだろう」「こんなことしてどんな風に思われるか」
そのようなことが当然心に引っかかっていました。
でもそれ以上に、私の心には、
「ヨガの敷居をもっと下げたいな」「誰もがヨガができるようにしたいな」
その思いの方が強かった。
瞬間的には恐れの気持ちがあるけれど、それでも「いや、でもやりたい」という思いが強かったので、恐れを超えて、恐れの先にある「もっと自分がやりたいこと」にフォーカスできました。
恐れを超えて、それでも超えても得たいものというものを明確にしていくということは、とても大切だと思います。
「欲望」との向き合いかた
「恐れ」の次あるのは「欲望」です。
「もっと認められたい」「もっと成功したい」など、周りと比べたりしがちで、外の評価に揺れやすい時期になります。
ここのステップに自分はあるなと思う人は、今持っている力とか、今できていることに目を向けることが、すごく大切になってきます。
足りないんじゃなくて、もう全部持ってるんだよ、と自分に肩を叩いてあげる感じ。
「もっと認められたい」としたら「それは何故?」とその深掘りをしてみましょう。
自分自身に、3回〜5回ぐらい繰り返し「どうして成功したいの?」「それはなぜ?」と聞きながら深掘りしていくと、自分がここから本当に望んでいることが出てきます。
そのたどり着いた自分の本当の望みをするというのが、私はオススメです。
「怒り」と「プライド」の転換には…
「恐れ」「欲望」、その次の意識は「怒り」。
「私ばっかりなんで?」
「ちゃんとやってるのに全然評価されない」
この不満っていうのはね、素晴らしいものです。
不満は自分を変えていくためのファーストステップだと思います。
そのためこの怒りが出た時には、立ち止まることが大事です。
「怒り」は自分の欲望が満たされないということとのギャップで怒りが出てきます。
まず、私は何を望んでいるのかな?と自分に問いかけてみましょう。
そして、被害者意識やめましょう! Pitty Party(自己憐憫)やめましょう!
「怒り」のエネルギーはすごいので、他人を責める代わりに前に進む力に変えていくと良いと思います。
例えばね…彼氏が浮気して振られて、なんなのあの女!って怒る。でもその怒りを「なんなの!?私もっと綺麗になってやる」に変えていくということなんです、自分の力に。
そうすると、もうすごいすごい瞬発力のあるパワーになっていきます。
「怒り」の次に来るのは「プライド」。
意識がこのレベルにある場合には、
「私はちゃんとしている人よりできている」「人より上だ」「上でないと自分の価値がない」
となりがちなので、まずは自分にセルフコンパッション送ってあげましょう。
自分は別に上でも下でもない、そのままでも最高だよと。
自分のセルフコンパッションの練習していくと、自分の弱さ認められます。
私たち人間で不完全。そうやって認められると、自分の周りの人も不完全だからと比べることがなくなります。
白黒でも、いいか悪いかでもない。
どちらかひとつではなくて、グレーもありなんだ、と分かることが大切です。
そうすると、ついにエネルギーが外向きから、内向き(自分の中心)に戻っていきます。
いよいよ「フォース」から「パワー」へ切り替わるゾーンに入ってくるのです。
大切なのは立ち止まってみること。
皆さんいかがでしたか?
精神科医のデヴィッド・R・ホーキンズさんの17の意識レベルのうち、一部を私の体験も通してお伝えしました。
私自身も色々仕事であったりして、ちょっと力が入ってる時もあります。
自分の意識が怒りに行ってしまったり、意識がプライドに行ってる時があるな、と思いました。
もし皆さんの中に
「最近力が入ってしまっていて、なんか辛くなった」「頑張ってたのに満たされない」
こんな思いが出てきたな、という方がいたら、ちょっとだけ立ち止まってみましょう。
そして私、今意識レベルのどこかなと、確かめてみましょう。
俯瞰して自分の位置を見るということが、大事です。
さいごに〜日常のタスクをパワーに変える〜
もし今、
「ただ働いているだけ」「毎日が流れていくだけ」
と感じていたら── それは、意識が変化のタイミングを迎えているサインかもしれません。
いつもしている小さな行動、仕事でも毎日しているようなことも、きっと意味のある大切なものになってきます。
嫌だ嫌だって思いながらやっている、会社のタスクや事務作業。
その意識を
「私がこの仕事をすることで、この会社は助かるんだよ」
「私はこの会社の役に立ててるんだ」
と愛の力、喜びの意識に変えていくと、今なんとなくしている仕事も変わるかもしれない。
最初にご紹介した言葉「how you do anything is how you do everything(どんな小さなことでも、そのするやり方)」っていうのが、あなた自身の生き方です。
本当に手に入るまで待つのではなくて、今からやっていく小さな実践が大切です。
今日の小さな実践として、 “やらなきゃ”と思っていることをひとつ選んで、 「どんな気持ちでやってみたい?」と自分に問いかけてみてください。
その意識の小さな変化が、 あなたの日常を、少しずつ“パワー”の世界に導いていきます。
2025年の締めくくりの1ヶ月、あなたはどう過ごしますか?
Wellness To Goアプリではメンバーの皆さんと、日常の中でマインドフルネスのTipsをシェアしています。
イベント続きで何かと忙しい12月ですが、少しの心のスペースと時間を作るのにぜひ役立ててみてください!


ヨガ&瞑想インストラクター/Wellness To Go主宰
愛知医科大学を卒業後、医師として働き、語学留学をきっかけにカナダ、バンクーバーに移住を決意。バンクーバーでヨガや瞑想に出会い、マインドフルネスなライフスタイルに興味を持つようになる。医師、マッサージセラピストとしての経験を通し、体とマインドへの深い興味と理解を持ちながら、YouTubeチャンネル「Wellness To Go by Arisa」を通して、多くの人が幸せに自分らしく生きていく手段をシェアしている。チャンネル登録者数は18.8万人、毎週行なっているライブヨガレッスンは800人近くが参加する。著書「バンクーバー式ウェルネスヨガ」を通し、心と体に意識をむける習慣作りを多くの人に伝えている。






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