辛い生理痛を緩和させるのためのセルフケア

この記事を書いた人
ヨガインストラクター/ヨガニードラセラピスト Mari

生理痛はあって当たり前、

辛い痛みがあっても体質だから、遺伝だからといって諦めてませんか?

私自身、生理が始まってから遺伝で変えられないもの、自分の体質を知ることもせず「辛い2~3日を我慢すればいいや」という考えでした。

20代前半は特にセルフケアを何もせず過ごし、鎮痛剤を手放せずお守り代わりに常に持ち歩いていました。

ヨガの体験レッスンに行ったときに、ヨガを始めてから生理痛が緩和されたという先生の話を聞いて私の中で思い込んでただけなんだと気づき、それから女性の身体のことや生理について学んでいく中で、自分の身体を探求したり、生活習慣を改善したり試行錯誤していく中で少しずつ生理痛が緩和されていきました。

生理痛はなぜ起こるのか?

生理とは子宮の壁である子宮内膜が1ヶ月に1度剥がれ落ち体外へ排出されます。

子宮からはプロスタグランジンという物質が分泌されて経血を外に出すために子宮を収縮させます。このプロスタグランジンの分泌量が多くなると収縮が強くなり、痛みや炎症を引き起こしてしまうのです。

漢方では「不通則痛」という言葉があり、血流が良くないと痛みが生じると言われているようで血流を改善し冷えを取り除いていくことで緩和していくと考えられていると知りました。

重たい生理痛を緩和させて生理と上手に付き合いたい、毎月生理が憂鬱すぎる、、といった方におすすめセルフケア方法を3つご紹介します。

ぜひ、生理が始まって生理痛がひどくなってからというよりかは毎日の積み重ねの中で改善していくものだと感じますので日々の生活に取り入れやすいものから試してみてください。

骨盤周りの血流を良くする、ヨガポーズ

・三日月のポーズ

骨盤周辺の血流を集めて冷えを解消していく

胸を開くことでも気持ちを前向きにしてくれる効果もあります

・体側を伸ばすポーズ

背中や腰回りの大きな筋肉を動かすことで上半身の血流を促し

腰回りの重だるさも合わせて軽減されるポーズです

・合蹠のポーズ

骨盤を開き、骨盤まわりの筋肉をゆるめ、骨盤まわりの血流を良くしてくれます

ボルスターはなくても大丈夫です!

身体を冷やさない

手足が冷たい場合は、冷えを自覚しやすいですが、手のひらをお腹に当てた時はどうでしょうか?お腹が冷たい方いらっしゃいませんか?手足は冷えていないのに、お腹が冷えている方も『隠れ冷え性』とも言われています。

腹巻きやあずきの温熱パッドなどでお腹を温めたり、身体を温める食材を摂る、冷たい飲み物やアイスを食べた後は温かい白湯やお茶などを飲んで、冷えた内臓を温めてケアしてあげるのもおすすめです。冬の季節、特に冷えやすい下半身、お尻まわり、足先は靴下やアンクルウォーマーなども活用してしっかり冷え対策していきましょう^^

自分を大切にする時間を積極的に作る

毎日仕事や家事・育児に追われて疲れているのに、、頑張ってしまう方、自分の身体や心が後回しになってしまっていませんか?常に身体が緊張した状態では自律神経のバランスも崩れてしまいます。身体や心がゆるまる時間、ゆっくり湯船に浸かったりアロマの香りに包まれてゆっくりした時間を過ごしたり。どうしても時間を作れないという方は、腹式呼吸だけでも普段の生活で取り入れてみてください。

今でも、「あれ?今回生理痛辛いかも、、」って時がたまにやってくる時もあります。その前の月の1ヶ月の過ごし方を振り返ってみると、生活が乱れてしまっていたり感情に蓋をして、我慢をし続けてしまっていたりすることに気づきました。

今日紹介しているヨガポーズは全て、第2チャクラを刺激してくれるヨガポーズになります。

チャクラは背骨に沿ってある7つのエネルギーセンターのこと。チャクラは心身の状態に影響し、チャクラのバランスを整えてあげることで内側の調和を取り戻すことができるとも言われています。

第2チャクラのキーワードに【感情・ニーズを満たす・喜び・楽しみ】といったワードがあります。

感情に素直になること、やりたいことを我慢せず出てきた欲求を叶えてみてあげてください。

ゆっくり休みたいなと感じる自分にOKを出してあげてくださいね。外側からも、内側からも両方バランスよくケアしてあげることを大切にしたいですね。

生理と向き合っていくうちに 【生理痛がある=身体からのお知らせ】 と少し視点を変えてみることができるようになりました。ぜひ、痛みがあるときは少し立ち止まって身体や心の観察してみてください。

Body

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