見た目は違うが中身は同じ?オーガニックって本当にいいの?本当に必要な商品を見つけるための3つの方法!

見た目は違うが中身は同じ?オーガニックって本当にいいの?自分が本当に必要な商品を見つけるための3つの方法!

見た目は違うが中身は同じ?オーガニックって本当にいいの?自分が本当に必要な商品を見つけるための3つの方法!

カナダやイギリスで人気のシリアルShreddies。左の写真の製品がオリジナル商品。そして、右が新商品として後から売り出されたものです。ただの四角だったShreddiesがダイアモンド型になった…訳ではなく、 実は、この2つ、パッケージが違うだけで全く同じものなんです!全く同じ商品であるのにも関わらず、新商品Diamond Shreddiesが発売されてから売り上げがぐんと伸びたそうです。 見た目は違うが中身は同じ?オーガニックって本当にいいの?自分が本当に必要な商品を見つけるための3つの方法! なんとこの会社は、全く同じなのに、古いShreddiesと新しいDiamond Shreddiesが両方入っているコンボパックも作っています。もう一度言いますが、古いShreddiesも新しいShreddiesも両方とも全く同じものです笑 Shreddiesはジョークで注目を集めるためにパッケージを変えましたが、これ以外にも中身は全く同じものなのに違うパッケージで売られている商品はいたるところにあります。

例1、プロテインパウダー

プロテインパウダーには数えきれないほどの種類がありますが、いくつかの会社が同じ生産者から全く同じ種類の製品を仕入れている事はよくあります。それぞれの会社が独自のブランドのパッケージを使っているので、一見全く違う製品ですが、中身は同じです。

例2 Flora社の静脈瘤のためのサプリメント

痔のためのサプリメント
痔のためのサプリメント
静脈瘤のためのサプリメント
静脈瘤のためのサプリメント

この静脈瘤のためのサプリメントと痔のためのサプリメントは、両方ともFlora社の製品です。パッケージは違いますが、中身は全く同じです。

中身は同じでも、静脈瘤用のサプリメントを探している人はパッケージに痔用と書いてあったらそれは痔には聞くけれど静脈瘤には効かないのではと感じます。痔ではないのに、痔に効くと書いてある商品を買うのにも抵抗があります。
逆に痔に悩んでいる人で体の仕組みやハーブに詳しくなければ、静脈瘤と大きく書いてあるサプリメントに対して「本当に痔にも効くのかな」と疑問が湧きます。

もし、静脈瘤にも痔にも効くと表示されていたら、今度は「何にでも効くのかな?ちょっと胡散臭いな」なんて考えが浮かびます。 このように、ターゲットを変えるためにとか、消費者をより惹きつけるために、会社がわざわざパッケージを変えていることがあります。

もしかしたら、皆さんがどちらにしようか迷っている商品、両方とも全く同じもの!なんてこともあるかも知れません。
商品のパッケージでそのものの印象は大きく変わります。多くの商品のパッケージは、誰に”その商品を買いたい”とか”必要だな”と思わせるか、それを分析した上で作られています。

気づかないうちに見た目に騙されていませんか?

本当に必要な商品を見つけるための3つの方法

1、パッケージに騙されない

パッケージの宣伝文句は、消費者を惹きつけ、買いたいと思わせるようなことしか書いてありません。 豚がぎゅうぎゅうに詰め込められた養豚場では、豚が病気になりやすいため抗生物質漬けにされています。そこで作られた豚肉製品のパッケージにもネガティブな言葉は一言もありません。

「新しいテクノロジーと製法を取り入れて作られたお肉」などと説明すれば、悪いイメージは湧きにくいです。 また、”100%ナチュラル”とか”〜推薦”のなんてキャッチフレーズを目にすると、思わず良さそうだななんて思ってしまいます。

しかし、このような売り文句は、実際には大した意味を持たないものが多いです。こういう謳い文句は無視しましょう。 見た目は違うが中身は同じ?オーガニックって本当にいいの?自分が本当に必要な商品を見つけるための3つの方法!

2、有機、オーガニックなどの表示は参考程度にする

そもそもオーガニックってなに?

日本オーガニックナチュラルフード協会によると オーガニックとは。。。

「農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法」であり、「化学農薬・化成肥料、そして環境ホルモンや遺伝子組み換え技術を避けて、自然のままの健全な食物連鎖を目指す」のが目的です。

人の健康のためというよりは、環境のことを第一に考えている取り組みです。もちろん、環境のことを配慮することで、結果として体により優しいものが作られているという事実もあります。

豊かな自然があるからこそ私たちは健康でいられます。自然と共存し、健康な体を保つことのできる環境を保つために、有機栽培されたものやオーガニックの製品が当たり前になるのは理想的です。

しかし、有機、オーガニックと書いてあるから安心であると考えずに、オーガニックの商品の方がそうでないものに比べたら体に良い可能性が高い程度の認識でいるのが良いのかなと思います。

オーガニックのが売れるからなどの理由でオーガニック認証をとる会社もあります。逆に、オーガニック認証がなくても、愛情をたっぷり、農薬や化学肥料などを使わずに、または出来るだけ使わずに製品を作っている農家や会社もあります。

有機認証をもらうにはお金が必要です。その費用を出せなかったり、認証にお金を費やすならもっと別のものにお金をかけて安全で美味しいものを作りたいという考え方の人たちもいます。 オーガニックと書いてあれば農薬や化学肥料無しで作られていると思っている人が多いですが、オーガニックでも許可された農薬や肥料は使って良いことになっています。そして、その安全性は健康に害を来たす化学農薬や肥料を使って育てられたものに比べたら良いという程度。許可を受けている農薬が本当に安全かどうかはまだはっきりとわかっていません。

メキシコやチリなど遠くから運ばれてくるオーガニック野菜よりも、オーガニックではないけれど愛情込めて近所で育てられた野菜のが美味しい気がするし、栄養もあるのではないかななんて思います。 休みの日に近くの農場や牧場に遊びに行ってみたり、ファーマーズマーケットで直接農家の人から話を聞いて食材を買うことのできる環境が近くにあったらいいですよね。

3、その製品が実際何なのかを 原材料名をみて確かめる

原材料名を見ると、その商品が何でできているかがわかります。基本的に、原材料名に表示してある材料の数は少なければ少ない方が良いです。一番最初に書いてあるものが商品に最も多く含まれているもので、最後に表示されているものは含まれている量が一番小さいです。カタカナで聞いたことのない名前のものが含まれているものはできるだけさけましょう。

食品添加物についてはまたブログを書きますね^^

私は、パッケージやパッケージに書いてあるキャッチフレーズが大好きです。商品を手に取るのもやっぱり見た目が気になったから。でも、買うと決める前に必ずその商品がどんなものなのか裏のラベルを見て確かめます。見た目が良くても中身に納得がいかなければ書いません。

見た目が悪くても、中身が良ければ買うこともあります。 見た目も中身も良い商品を見つけると心がときめきます!笑 そして、それを使ってみて良かったら、私の大好きな商品になります。

パッケージは私たちが思っている以上の力を持っています。商品を見た目で判断せずに、どのように作られたのか、実際に何が入っているのかをラベルを見て確かめてみてください。 目で見ていいなと思ったものが、みなさんにとって本当に良いものでありますように!

Food&Nutrition

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