隣の芝が本当に青いとは限らない!環境やキャリアを変えたい人へ

月の輝く南国の夜空

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この記事を書いた人 
ヨガ&瞑想インストラクター/Wellness To Go主宰
Arisa

みなさんこんにちは!Wellness To GoArisaです。

夏も終盤にさしかかりました。体も心もエネルギーチャージされていますか?

わたしも、夏の浮かれた楽しい時間が過ぎ、キッズたちが学校の準備を始めるこの時期になると、心も体もクールダウンさせながら、あれこれとこれからのことを考えたりしています。

先日、Riekoさんが「40代からだって遅くない!個人事業主になってわかったこと」という記事をブログにあげてくれました。

それを読んで、私も同じことを思っていたことを思い出しました。
まさに「私にはそんな生活ができるわけがない。そんな能力がない。」と決めつけていました。
でも「こんな生活、働き方がしたい!」という小さな心の声があり、Riekoさんのように行動し、少しずつコンフォートゾーンを広げていきました。

今日はわたし自身がこれまで歩いてきた自分のキャリアの変化について振り返りながら、少し心をクールダウンさせて次のステージの準備をするような、そんなお話をしてみたいと思います。

キャリアチェンジの歴史をArisaが振り返る

まず私のこれまでのキャリアをざっくり書き出してみます。

  • 眼科医/日本にて(4年)
  • マッサージセラピスト/カナダにて(9年)
  • オンラインビジネス/カナダ・メキシコにて(8年目)

まず、日本で医師として4年働いて、そのあとカナダバンクーバーでマッサージセラピストを9年して、マッサージしながらヨガを教え出し、YouTubeやブログをはじめました。

今はYouTubeやオンラインコース、そしてWTGアプリをメインに、ヨガや瞑想を毎日がさらに健康にHappyに過ごせるようなWellness情報をシェアしています。

日本の医師から、海外でオンラインでWellness発信。

そこだけ繋がると急な感じがしますが(笑)、わたしの中ではすべて自然な流れで来たと思っています。

ただやっぱりその時その時にしてきた「決断」はありました。

眼科医からセラピストへ

まず日本で医師になったのは、「家が”医師家系”だった」から。

ずっとその世界しか知りませんでした。

特にそこに疑問ももたず敷かれたレールの上を歩いていたら、医師になっていた、という感じです。

眼科医として勤務していた頃、当時その仕事が嫌だと思ったり、環境への不満なども特に持っていませんでした。

そこから最初のキャリアチェンジをします。

医師から、マッサージセラピストへ。

ただこの移行は、自分自身キャリアを変えたい!う主体的なものではありませんでした。

日本からカナダへ「住む場所が変わった」というのが大きな理由です。

私はもともと「どこでも生きられるように手に職をつけたい!」という考えでいたので、カナダに来ることになっても自分で何かをやりたいと思っていました。

ただ、外国で一から医者の勉強をするほどの情熱はなかったんですよね。

「どうせ環境も違うなら、違うことをやってみよう!」

そう思って、何がしたいか何ができるかアレコレ考えました。

”いい香りがもともと好きだし、アロマに興味をもって、アロマもいいなー”

”ホテルのような素敵な空間も好きだから、ホテルのコンシェルジュもいいなー”

そんなことをいろいろ考えて、バンクーバーの学校の資料を取り寄せ、説明会に行き、実際話を聞いたりして…結局アロマが学べるマッサージの学校にいきました。

これがわたしがカナダでセラピストになったきっかけ。

第2のキャリアチェンジは

マッサージのスクールに通い、アロマの勉強もして、マッサージセラピストをカナダで目指し始めたわたし。

もともとアロマが好きだったはずなのに、学校で学ぶアロマの香りのことよりも「筋肉のこと」や「ボディマインドコネクション」にもっと興味が芽生えてきました。

2年後に無事にセラピストとなったわたしは、その後バンクーバーのホテルのスパで9年働きました。

ただカナダのマッサージセラピストの働き方は、日本とはちょっと違うものでした。

オンコール。つまり、お客さまから呼ばれたらいく、というものです。

その頃のわたしは、ホテルのスパでお客さまにマッサージの施術をする。

ヨガのクラスで週に2回くらいインストラクターとしてレッスンする。

そのすきまに時間があれば、動画撮影をしたりブログ書いたり。

そんな感じで過ごしていました。

他にも、日本食レストランでウェイトレスをしたり、医療翻訳のお仕事を引き受けたり、無料でイベント開催をする、なんてのものありました。

さまざまな仕事も経験しましたが、マッサージの仕事は、自分への癒し時間にもなりとても好きでした。

ただ正直に言います。

どうしてもフルタイムでマッサージセラピストとして働く自分が想像できなかった。

そのうち、オンコールでお客さまからマッサージに呼ばれるたびに、別の感情が膨らんできました。

「あーもっとオンラインの仕事してたい!」って。

この思いに正直に気づいたことが、次のキャリアチェンジの決断を後押ししました。

変える…その前にしたいこと

ダイジェストでわたしのこれまでのキャリアを振り返ってみました。

こんな感じで、私は結構いろいろキャリアを変えてきている方かなと思います。

変えてきた理由はそれぞれだけれども、一つ共通して言えること。

どれもその時の現状や環境にすごく不満があったことが理由で決断したわけじゃないということ。

わたしは、今の現状に不満を持つことって全然悪いことじゃないと私は思います。

Discontent is the first necessity of progress

「不満は進化に欠かせないものである」

Thomas Edison (トーマス・エジソン)

トーマスエジソンもこう言うように、満たされてないと思うところにこそ、もっと良くなるヒントがある。

今、仕事で「なーんかここハッピーじゃないなー」と思う人がいたら、それはいいことだと思うんですね。

さらに改善できるから。

でももしあなたが、例えば

「この会社にいったらもっと〇〇なのに」とか「自分でフリーで仕事できたらもっと自由なのに」なんて、思っているとしたら。

「〇〇〇だったら、もっと△△△なのに」という理由だけで、すぐに環境を変えようとしていたら、ちょっと立ち止まってみてほしい。

例えば、今の仕事にどうしても合わない人がいたり、ボスがとにかく嫌だと、時間が嫌だとか理由で変えたいと思っている時、環境をがらっと変える前に、ボスと話して時間について改善できるところはないか?

どうしても合わない人なんてきっとどこにいても現れるから、もし見方を変えたらどんな風になるだろう?どんな風に対応変えられるだろう?

そんな風に一度立ち止まって考えてみてほしいと思います。

環境を変え続けてきたわたしだから、環境を変えることも大切だと知っているわたしだから、そんな視点をもつことの大切さを訴えたい!!そんな風に思っています。

決断に大切な「セルフ・アウェアネス」

この立ち振る舞いは、キャリアや仕事に対してだけではなくて、パートナーシップや対人関係にも言えるかなとおもます。

「私には実はもっといい人がいるんじゃないか?」って思ったりする瞬間、きっとあると思うんだけど(笑)どうでしょう?

なにか自分の思い通りにいかない時、つい周りの人や環境を責めがちだけど、気がついていましたか?

その時に、全部・常に・共通に登場する人って誰かっていうと…自分自身なんですよね!

なので「自分を知ること=セルフアウェアネス」を考えてみるのもいいと思います。

At the end of the day, we have to do what makes us happy.

最終的には、私達が笑顔になる、幸せになる選択をしていく。

でも自分を知らないと、何が自分を笑顔にするか、自分が何に幸せを感じるかもわからない。

だから

Get to know your self first. まず自分を知ること。

そのあとに、決断することを恐れないこと!

自分を知り、自分が欲しいものを知った上で、その時に自分の心が行きたい方向に進む決断をする。それがベストな決断です!

もちろん決断するときは、不安や恐れの気持ちもあると思います。

”ワクワク”と”不安”は、兄弟みたいなもので必ず一緒についてきてしまうもの。

決断の時に湧き上がったその気持ちを、”ワクワク”と捉えるか”恐れや不安”に捉えるか、それは私たちが決められることです。

決断を恐れないように。

でもその前に、自分を知るように。

そして自分が笑顔になる選択、幸せになる選択をしていく。

絶対に、その決断がいい方向に持っていってくれると感じています。

隣の芝は青く見える、が本当に青いとはかぎらないから!

わたしがキャリアや環境を「変える」ときに、これまで大切にしてきたことをみなさんにシェアしてみました。

結構キャリアや環境を変えてきたわたし。だからこそ、キャリアチェンジをする時や、なにかを変化させる時に、みなさんに忘れないで!と言いたいことがあります。それは…

「隣の芝はいつでも青く見えるもの。でも実際は青いとはかぎらないよ」

ということ。

人生の決断にはいろいろなことが起きるのはつきもの。

それも含めて、最終的には「幸せだなー満たされてるなー」と感じて過ごせる人生でありたいですよね。

あ、ただし!!もし、今、毒のある環境にいたりとか、言葉の暴力な環境にいたら、それに我慢とかはする必要ないです。

それはもっとあなたにとって素晴らしい場所があるんじゃないかなって思います♡

それではみなさん、この夏の余韻に浸りながら、すこし体と心をリラックスさせて夏バテをしないでお過ごしくださいね!!

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About Wellness To Go by Arisa

ウェルネスとは、「より豊かに生きるための方法や過程。そのために意識、気づきを高め、学び、チャレンジしていくこと」。“To go” は“お持ち帰り”という意味です。
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1 thought on “隣の芝が本当に青いとは限らない!環境やキャリアを変えたい人へ”

  1. アリサさん、こんにちは!
    医者をしていて仕事にも環境にも不満がないところからのキャリアチェンジがそもそもすごいなぁと思いますが、キャリアってそんなに重要ではないんだなと思いました。
    重要なところでは重要ですが、手放してしまえば重要でないなと。ただ、これまでの過程で得た知識や考え方や見方などは、自分にとってのツールで、使い方次第で良いツールになるのだなと思いました。

    すべては自分、そして今。

    縛られず軽やかに過ごしているアリサさんに憧れます。私もそんな生き方ができるように一歩ずつ日々過ごして行きます!
    近いうち、生アリサさんに会うぞー!!笑

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