科学的証明にもとづく、瞑想がもたらす脳への効果

瞑想

新年になると「New year resolution」いわゆる、「今年はこうするぞ!」という新年の決意をする人が多いです。「今年はジムの会員になってジムに行くぞ!」と特定の事柄の達成を目標にするよりも、1日1日をより幸せにしていける方法を身につけて、1年を最高の年にするのは思うほど難しくはないようです。ハフィントンポストのこちらの記事、によると、

1. 外に出る
2. 甥、姪、弟、妹、近所の子供と遊ぶ
3. 瞑想
4. ペットと遊ぶ
5. Instagram、Facebook、Twitter、携帯メールなどを時々オフにする
6. 「ありがとう」という
7. 本をたくさん読む
8. 歌ったり、踊ったりする

なんてことをするようにすれば、幸せ度は増していくようです。

が、3番目の瞑想。瞑想がよいとはよく言われていますがなかなか続けるのは難しかったりしますよね…

瞑想とはほど遠い私のだんなさんと私は2年ほど前にある瞑想法を習いました。

それ以降なかなか続かなかったのですが、ここ数ヶ月時間が合えば一緒にするのが日課になっています。そしてなんだかすごくいい気がする!

そのやり方は簡単な瞑想法やは以前の記事 こちら→「初心者でも超簡単、集中力のいらない瞑想方法」でご紹介させていただきました。

この方法は実際にADDやADHD(注意欠陥・多動性障害)の子供達にも使用されていて、その効果は抜群。4歳の集中できない子供にも簡単にできる方法なのです。
そして瞑想は脳にも良い効果があると科学的に証明されています。今日はそのほんの一部をご紹介します。

科学的根拠にもとづく、脳みそと瞑想のイイ関係

瞑想
photo from buffer blog

瞑想前と瞑想後では、通常日常生活をしている時にでている、ベータ波と呼ばれるもっとも早い状態の脳波が静かになっています。心配したり、警戒したり、あせったり、批判したり、緊張したり…という時はこのベータ波が増えるので、瞑想でそのような感情が落ち着くといえそうですね。

瞑想をしている脳としていない脳の違い

瞑想は主に脳の前頭前皮質という、他の動物に比べ人間が一番発達している部分に働きかけるということがわかっています。瞑想をしていない脳としている脳には以下のような違いが起こります。

[瞑想していない脳では…]

身体の感覚や恐れを感じるセンターと自分に関与した情報を処理する場所(Me Center)が強くつながっている。逆に、状況を評価したり判断したりするアセスメントセンターとのつながりは弱い。

恐れ、心配、動揺する状況下、痛み、かゆみ、しびれ…などを感じると、コネクションの強いMe Centerが即座に反応する。

アセスメントセンターとのつながりが弱いので、冷静に評価することなく、「問題発生」と受け取り、ただただ心配、不安がつのる。これが、私達が人生のことやおかしてしまった過ち、人から思われる自分などの考えが、頭から離れなくなる理由!


[瞑想している脳では…]
brain with meditaion

瞑想をすると、身体の感覚や恐れを感じるセンターとMe Centerのコネクションが弱くなっていく。逆にアセスメントセンターとのつながりが強くなる

アセスメントセンターで冷静に評価、判断ができる。

即座に反応(React)せず、考えて行動(Act)できる。

心配や不安が少なくなる。

瞑想をすると、カラダはすぐに「大変!問題発生だ!」ととらえることなく、冷静に判断して行動でき、不安を少なくし、悪いストレスも健康なストレスにかえていくことができるのです。

家族や他人や自分のことですぐに「イラッ!」とすることなく、冷静に対応できるというわけ!笑

でも毎日続けなければこの効果も薄れてしまいます。
なにかを習慣にしたい時の法則は、

『小さくはじめる!』

例えば、毎日運動をする(ジムに行く)習慣をつけたかったら、朝起きて5分だけ走ることを2週間ー1ヶ月毎日する。そして徐々に時間を増やしていく。

現在の起床時間が9時で、もっと朝早く起きる習慣をつけたかったら、いきなり7時にするのではなく、まずは8時半起床を1ヶ月続けてみる。
急なジャンプは長続きしません…少なくとも私は…

だから、瞑想もまずは毎日2分間からはじめてみましょう。紹介した方法では、正座なんてしなくてもいいし、いつでもどこでもできます。1月は瞑想2分をみんなで習慣にしていこう♪エイエイオー!

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