ジャーナリングで心も軽やかに!マインドフルにデトックスする方法

journaling

さえ プロフィール写真

この記事を書いた人
セルフエンパワーメントアカデミー主宰・心理カウンセラー
平井さえ

みなさんこんにちは!平井さえです。

私は、強くしなやかな自分軸を育み、精神的自立を叶えたい女性を応援する、「セルフエンパワーメントアカデミー」というオンラインスクールを主宰しています。

皆さんは、「デトックス」ときいて何を思い浮かべますか?

デトックスという言葉の意味を調べてみると、「体内に溜まった老廃物や有害物質を排出させることで、健康を促進する方法」と出てきました。

お野菜をたくさん食べたり、汗をかく運動をしたり、腸活やファスティングなど、最近では美容効果も期待して気軽に取り組む人も多いですよね。

「なんだか体が重いなあ」

「もっと調子を整えたいなあ」

という時、食事や運動を工夫してデトックスすることは、ヘルシーに生きるためにとても大切なセルフケアだと思います。

では、心はどうでしょう?

心のデトックスは、日々取り組まれていますか?

心のデトックスは要る?         

日々生活していると、体と同じように私たちの頭の中や心の中にも、「もう必要のないもの」がどんどん蓄積されていきます。

あの時あの人に言われたこと、ちょっとした失敗、時には今考えても仕方のない未来への不安なんかも、頭の中でぐるぐる反芻して、なんだかモヤモヤ、ズーンと心が重たく暗い感じがする・・・。

誰しもそんな経験があるのではないでしょうか。

だとしたら体と同じように心も、不要なものを排出する機会を定期的にもうけることで、ヘルシーな状態を保つことが必要だと、思いませんか?

デトックスのためのジャーナリング

journal

マインドフルネスジャーナリング

では心のデトックスは、具体的にどのように取り組めば良いでしょうか?

私はその方法として、「ジャーナリング」をお勧めします。

ジャーナリングとは、頭や心の中に浮かんだことをありのまま紙に書き出すこと。

「書く瞑想」とも呼ばれるセルフケアツールです。

ジャーナリングにも色々な種類ややり方・目的がありますが、ここではデトックスのための「マインドフルネスジャーナリング」についてお話ししたいと思います。

マインドフルネスとは、今この瞬間に心や頭の中にあることに意識を完全にむけ、あるがまま受け入れている状態を指します。

マインドフルネスジャーナリングは、意識を向けた思考や感情を、そのまま紙に書きだし見える化する手法です。

タイマーで時間を区切って、その時間内は手を止めずとにかくその時頭や心の中に浮かんだことを全てありのまま紙に書き出します。

こんなこと思っちゃだめ!と浮かんだことに良し悪しの判断をつけ書き出す内容を取捨選択するのではなく、とにかく何もかもそのまま吐き出すことがポイントです。

「もう書くことがないな」「手が疲れたな」そんなことも、そのまま書き出して良いのです。意味のあることを書こうとか、この場で何かを解決しなきゃと意気込むのではなく、リラックスしてその瞬間の自分の心の声を聞くことに集中してみましょう

アメリカの調査によると、私たち人間は1日に最大6万回の思考を行っているそうです。そしてその思考の80%がネガティブな思考。95%は前日と同じ内容を繰り返しているそうです。

ぐるぐると反芻してネガティブなことを考えていると、どんどんその考えが大きくなって頭の中から離れなくなってしまって、苦しくなって当然ですよね。

そんな状態で、ポジティブに考えよう!とか、新しいアイデアを出そう!幸せな気持ちでいよう!なんて言っても、当然難しい。

まずはそんな、パンパンに溜まった自分の頭と心の中を、ありのまま外に出すこと。

それがデトックスのためのジャーナリングです。

マインドフルネスジャーナリングのやり方

では早速、実際にマインドフルネスジャーナリングに取り組んでみましょう。

やり方は簡単。

紙とペンを用意して、10分時間をタイマーで区切り、その間はペンを止めずに浮かんだことを全て書き出す

それだけです。

時間は目安なので、5分でもいいし、慣れてきたら好きなだけ時間を長くとって取り組んでみてもいいと思います。

書いてはいけないこと、書いた方がいいテーマなどのルールは一才ありません。

途中でペンが止まったら「もう書くことがないな」や「何を書こう。何か書かなきゃ」のように、その瞬間感じた気持ちがあったらそれもそのまま書き出します。

書いたものに対して、◯✕の判断・ジャッジを下さない、ということを大切にしてみてください。

今私はこんなふうに思ってるんだなあ、こんなことを考えているんだと、ただそのまま受け止めてあげてください。

誰かに見せる必要もないし、もし見たくなければ書いた後に破って捨てても構いません。

人に伝わるように上手にまとめたり、整理したりする必要もなく、丁寧な言葉である必要もないんです。

ただただ、体のいらないものを排出するのと同じように、心の中にもういらないものを外に出してあげること。

それが大事です。

見える化することのメリット

例えば …

「なんだかモヤモヤする。違和感がある」

言葉にならないそんな感覚がある時こそ、ジャーナリングが役に立ちます。

心や頭の中にある思考や感情は目には見えません。

複雑に絡まった糸のように、ぐちゃぐちゃな状態で溜まっています。

その状態で「モヤモヤを解決しよう」「違和感をなくそう」なんて難しいですよね。

でもそれを、書くことで見える化することができます。

自分の中に何があるのか。何が絡まっているのか。

その場で、整理・解決できなくてもいいんです。それは、次のステップ。

まずはぐちゃぐちゃになっているものを、しっかりとみてあげる事が必要です。

もちろん一度吐き出したからと言って、もう二度とその思考が浮かばない。

そんなことはありません。

きっとまた、何度も頭や心の中に浮かんでくるでしょう。

でもその度に吐き出してあげる。

同じように何度でも、自分の心を軽くしてあげましょう。

「今私の頭や心の中に何があるだろう」と興味を持ち、そして適切にケアしてあげる。

感情や思考をなくすことではなく、そうやって矢印を自分の内側に向けてあげることこそ大切なのです。

note

さいごに

ジャーナリングは自分の心をデトックスするセルフケアのツールです。

今自分の中にあることを一度外に出してあげることで、ワクワクすることを考えたり、新しいアイデアが湧いてくる、そんなスペースができます。

体の健康を気遣うように、ぜひ心の健康にも目を向け、いつもスッキリ軽やかな自分でいられるように定期的にメンテナンスしてあげてくださいね。

適切に心もデトックスすることで、気持ちも明るく軽く、より幸せを感じやすい心の状態に整えることができるはずですよ。

節分を過ぎたばかりの今、こちらの記事もオススメです!ぜひ読んでみてくださいね。

Mind

journaling
いいねしよう!
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
About Wellness To Go by Arisa

ウェルネスとは、「より豊かに生きるための方法や過程。そのために意識、気づきを高め、学び、チャレンジしていくこと」。“To go” は“お持ち帰り”という意味です。
このサイトに遊びにきてくれた人が、ピンときた情報を “お持ち帰り”して、1日5分でも10分でも忙しい日常から立ち止まって、自分と向き合う時間を作り、カラダとココロの状態に気づいたり、リラックスするヒントになったら最高です。皆さんのウェルネスの旅をここから一緒に始めていきましょう!

Read More