【他人軸】から【自分軸】への変化。 摂食障害になってしまった私の経験談

この記事を書いた人
カナダのバンクーバー在住一児の母
Kanna

皆さんはダイエットをしたことはありますか?
自分の容姿に自信がない人はいませんか?

最近はSNSで綺麗な人や可愛い人を簡単に見つけられる時代ですね。
この人のようになりたい!という憧れの人もいるのではないのでしょうか?

たくさんの情報や刺激がある現代社会を生きていると
自然と自分が他者からの影響を受けていることに気づかないこともあります。

ダイエットを誰のためにやっているのか?何のためにやっているのか?
自分に問いかけながら読んでいって下さい。

みなさんがダイエットをしたい理由はなんですか?

当時の私は
・デブと言ってきた人たちを見返したい
・水着が似合う体になりたい
・周りのみんなが細いから
・デブと言われたから
・痩せていることが見た目もいいと思うから
という理由でした。

これらは自分の意思ではなく他人がいるからできる理由です。

周りのプレッシャーを受けたり評価されることはいい刺激でもあり、ストレスにもなります。
高校生だった私は明るい性格でいじられキャラでした。
デブといじられることに対して受け流し切れていなかったのかもしれません。

人それぞれ体型に関する悩みを抱えているかもしれませんが、それは自分のために改善したいものなのか、それとも他人からの目や言われたことから生まれた悩みなのかを改めて考えて欲しいなと感じます。
私は過去にそれが出来ずに痩せて誰かに評価されたいとばかり思っていました。

【他人軸】から【自分軸】への変化。 摂食障害になってしまった私の経験談

摂食障害は身近なもの⁉

私は昔、いろいろなダイエット方法を試したことがあります。
痩せるサプリメント、レッグマジック、麺棒マッサージ、朝バナナダイエット、断食、ランニング、夜ご飯18時まで。
きっとまだあります(笑)

高校2年生の頃に始まった摂食障害。
食べるのが大好きな私は
「食べるのはやめたくない!
じゃあ食べたことをなかったことにしたらいいんだ!」
という安易な考えから過食嘔吐に数年間悩まされることになりました。

摂食障害という言葉は聞いたことはありましたが、それは当時テレビで取り上げられる拒食症だけかと思っていました。

私のダイエットのきっかけは中学の部活引退後から少しずつ体重が増えてきたなと思い、高校からスカート短くなるし痩せたいなと意識し始めました。
しかし私は食べることに幸せを感じていたのでなかなかダイエットは成功せず、リバウンドもしたことがあります。

摂食障害がやめられなくなる前にどうにかしなければと一人で抱え込むことに限界を感じ、親友に相談し、それから母親に泣きながらヘルプを求め、病院に行くことに。
しかし病院では何か他に趣味を見つけるといいよと助言され、たくさん食べそうになった時用に精神安定剤みたいなものをもらいましたが、効いている気がせず、病院の先生に相談してもやめられない自分にもっと嫌気がさしていました。

食べることが好きだった私が、食べることに恐怖を感じていました。
たくさん食べないようにしようと思っていても、いざ食べ始めたらスイッチが入って過食をしてしまい、コントロールが出来ない状況でした。ひどい時は体重をいちいち食べる毎に量ったり、唾を飲み込むのも体重が増えると思ってしまったり、一人の時は泣きながらご飯を食べていました。
もうあの日々には戻りたくありません(泣)

摂食障害が少し落ち着いてきたときに数人の友人に話した時経験している人もいました。
食べ物を食べられなくなった人や、私と同じで過食嘔吐をしてしまう人。
みんな言っていないだけで摂食障害は身近に潜んでいるのかもしれません。

私が摂食障害を克服できたきっかけ

徐々に自分の考え方が変わっていったのが1番の理由で、過食をする回数が減ってきました。

①気を遣う性格だった私から、自分のやりたいようにやる性格になったこと
過去の私の性格は
・争いごとが嫌いでいつも中間に入る役
・気を使いがちな八方美人
・自分の心の中で思っている意見を言わない
・いじられキャラ
でした。
誰かによく見られようとするのをやめたら生きやすくなりました。
自分がやってみたいことを公言することで応援され、それで自己表現もたくさんできるように!

②他人からの視線を気にせず生活できるようになったこと
胸が大きいこと、体格がいいこと、そばかすを今までコンプレックスに感じている時もありました。でも案外他の人って自分のことを見ていないということに気づきました。
私たちは今自分の人生を謳歌しているはずですよね?それなのに他人に言われたことを気にして生きていては疲れてしまいます。
他人のいいところを見つけるのは素晴らしいことですが、それを自分と比較しないようにしています。

③私が体格がいいことで誰かに迷惑をかけたことがないこと(笑)
太りすぎで医師から減量しなさいと言われたこともなく、誰かの大切なものを自分の体重のせいで押しつぶして壊したりしたこともないのに、なぜデブといじられなければならなかったのか今では疑問に感じます。
昔も明るい性格と言われていましたが、今はもっとポジティブな考えを持っています。
なんでもプラスに捉えられるようになりました。

④自分の周りの仲良しの友達や家族が体型に関して何も言ってこないこと
体型をいじられることがほぼなくなりました。
他人のことを面白おかしく言って笑いの対象にしたり、頑張っている人に対して無理だよと言う人はきっと世の中にいるかもしれません。その人達の言動一つで自分の行動に制限をかけることはもったいないと気づきました。

【他人軸】から【自分軸】への変化。 摂食障害になってしまった私の経験談

最後に

今の体型は昔とほとんど変わっていませんし、買い物に行って着られない服がある時にここのお肉がなければなと思うことはあります。しかし、今の自分の体型に悲観的になってストレスになることはありません。

他人に何かを言われたり評価されることを気にしすぎる他人軸】で自分らしさを失う人が減りますように。
自分軸】で自分が本当にやりたいこと(仕事やプライベート)を出来るように私もまだまだ勉強や努力が必要ですが、マイペースにやっていこうと思います。

昔私は自分の事を本当に好きではありませんでした。
だから痩せて自信を持ちたいと思うようになったり、痩せられない自分を嫌いになったりもしました。
今はありのままの自分を受け入れ、自分の性格も理解し、自分のいいところ、直したい所がわかるようになりました。

これを読んだ皆さんに質問です。
【あなたの好きなところは何ですか?5つ考えてみて下さい。

忙しい日々で自分と向き合うことを忘れないように、自分の体と心に感謝しながら過ごしていきましょうね。

最後まで読んでいただき有難うございました。

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2 thoughts on “【他人軸】から【自分軸】への変化。 摂食障害になってしまった私の経験談”

  1. すっごい分かります!摂食障害まではないですが学生時代はほんっとに他人軸で生きてきました。目立たないように、嫌われないように、必死でした。また走る時にドスドスと言われ周りからドスドスと呼ばれたりもしましたぁ。笑いながら気にしないようにしてましたが心では泣いてました。
    キレイになれば人気者になるとずぅ〜っ思ってました。
    社会人になり徐々に他人の目なんて気にならなくなりましたが常に評価は頭にありました。そこから不安が生まれ自信がなくなっていきました。
    今は人生の休憩をもらい心身ともにリラックスしているので落ち着いています!長年の癖は直ぐにはなおらないですね。
    焦らず気長にやっていこうと思ってます??
    自分の好きなところは…
    1 笑顔 2 料理が上手 3 きれい好き 4 興味のある事はとことんやる 5 負けず嫌い 6 嘘つかない…
    ですかね??

    すごく、ゲンキ付けられましたぁ。
    ありがとうございます?

    Reply
    • コメントありがとうございます!!
      誰かが言った何気ない一言を相手は覚えていなくても、それが自分のコンプレックスだったりした場合、言われた側はずっと忘れられないですよね。
      他人の評価!気になっていました。集団行動から外れないように生きてきましたが、それをやめたらもっと自分の事がわかるようになりました。
      焦らずにやっていきましょう。私もこれからもっと自分のことを好きになれるようにしていきます。
      自分の好きなところを言えるって素晴らしいことだと思います♡

      お互いに自分中心に生きていきましょうね!
      ブログに目を通していただきありがとうございます。
      Kanna

      Reply

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