カナダ人はアメリカ人の比べて、言わなくてよい時に「I’m sorry」をよく言うと言われていて、時々ギャグにされたりもしています。(^▽^;)
日本人も同じですよね。
でも大切な家族や、パートナー、友達と言い合いをした後に心から謝ることって苦手な人多いのではないでしょうか。
こんな言葉を聞いたことがあります。
”謝ることは、必ずしも自分が間違っていたとか、
相手が正しかったということではない。
自分のエゴやプライドよりも、
相手との関係を尊重するという意味である。”
どんなに仲のよい夫婦でも、家族でも友達でも、意見のくい違いは必ずある。
自分の勝手な思いや不満を相手にぶつけてしまったり、
イライラしている時にふと言われたなんてことない言葉を違う方向に受けとめて、よけいイライラして言い返したり、
かっとしたはずみで相手を傷つけるようなことを言ってしまったり…。
大丈夫、大丈夫。あなたひとりじゃありません。(⌒-⌒)
人間だもの、みーんなあるんです!
大切なのは、その後。
時間を作って、目を見ながら、心から言う「ごめんなさい」で、より深い人間関係が築けたりします。
「だって、私悪くないんだもん。あっちから言ってきたから言い返しただけだし。」
「謝ったら負けでしょ。」
って思ったあなた!
もし、その人との関係を大事にしたかったらこの言葉を思い出すといいかもしれません。
謝ることは、どちらかが間違っていた、正しかったということではありません。
自分のエゴ以上にあなたとの関係を大事にするという意味です。
でも「謝りゃーいいでしょ」的な感じで謝るのもねぇ…ヾ(・・ )
ということで… 以下の5つを頭においてみましょう。
1. 気まりの悪さ、恥ずかしい思いを捨てましょう
謝ることはやっぱりなんとなく恥ずかしい。だから、みんな避けようとしてしまいます。
自分の弱さを見せることにもなるし、謝ったことからもっと弱い自分をさらけだすような会話になることもあります。
以前「深く親密な人間関係をもつ4つの方法」でも書いたように、心のもろさや弱さを受け入れることは、よりよい人間関係を保つことができます。
2. ポジティブなボディランゲージを使いましょう
「目は心の鏡」と言いますよね。目をあわせなかったり、腕を組んでいたり、それだと本当の気持が伝わらないと思います。
時間を作って、目を見て、心から思いを伝えましょう。
3. 自分を正当化しようとしない
「傷つけること言っちゃってごめんね。でもさ、最初にあなたが言ったんだよね!あれは言うべきじゃない!私もすごく傷ついたし…」
なんて会話になってしまったら、第2の言い争いをもたらします。
謝る時に「でもね…」は必要ありませんよ。
4. 自分の心から正直に、明確に伝える
考えすぎると、相手の聞きたいと思う言葉を考えてしまったりして、自分に正直になれません。自分の心に正直に、シンプルに明確に伝えましょう。
5. 解決策を考える
でもそこに人間関係の考え違いがあったのは事実。
謝ることで、自然にお互いの気持ちも落ちついて、それからよい話しあいができると思います。落ち着いて解決策を考えれば、お互いがより成長し、よい関係が築けますよ、きっと。
数日前、ダンナに対して”BITCH”だった私は、
「ごめんね…」と思いを伝えようとしたら
「Sorry for being cranky? ♪( ̄▽+ ̄*)」
(Crankyは「気難しいとかイライラしている」という意味)
と言われ、
「クランキーちゃうわい!!!そのこと謝ろうそしたんじゃないし!!ちゃんと話し最後まできけや!」
と意地になった私。( ̄Д ̄;) 女こころは複雑ね。アハ。
謝っている人の話しは、ちゃちゃを入れずにしっかり最後まで聞いてあげましょう♪
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ヨガ&瞑想インストラクター/Wellness To Go主宰
愛知医科大学を卒業後、医師として働き、語学留学をきっかけにカナダ、バンクーバーに移住を決意。バンクーバーでヨガや瞑想に出会い、マインドフルネスなライフスタイルに興味を持つようになる。医師、マッサージセラピストとしての経験を通し、体とマインドへの深い興味と理解を持ちながら、YouTubeチャンネル「Wellness To Go by Arisa」を通して、多くの人が幸せに自分らしく生きていく手段をシェアしている。チャンネル登録者数は18.8万人、毎週行なっているライブヨガレッスンは800人近くが参加する。著書「バンクーバー式ウェルネスヨガ」を通し、心と体に意識をむける習慣作りを多くの人に伝えている。
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