この記事を書いた人
ヨガ&瞑想インストラクター/Wellness To Go主宰
Arisa
みなさんこんにちは!Wellness To GoのArisaです。
以前Voicyでお話した精神科医のkagshun(カグシュン)さんが言われた言葉で、ものすごくしっくりきたものがありました。それは
「健康的な傷つき方ができることが必要」
という言葉。
すごく印象的だったことを今でも覚えています。
(よかったら下記リンクから後半だけでも聞いてみてください!)
セルフLOVEを語ろう♡芳麗 x kagshun x Arisa【後編】
ということで今日は、「HAPPY脳」や「幸運体質」を身につける方法のひとつとして私が注目している
”健康的な”傷つき方
というお話をします。
ヘルシーな傷つき方とは?
傷つき方にも色々あります。
たとえば「健康な」傷つき方というのは、こういうもの。
- 自分の感情をだせたり
- NОって言えたり
- 言ったあとケロッとしたり
- レジリエンスが働いて柳の木のようにぎゅっと戻れる
こういうのは、健康的な傷つき方です。
逆に、
- 何も言えなくて溜め込んでしまったり
- 何か言われたことで、自分への否定ととらえたり
- 相手に依存したり、すがってしまったり
こういうのは「不健康な」傷つき方。
皆さんにも心当たりありますか?
どうやったらヘルシーに傷つけるの?
じゃあ、どうしたら健康的に傷つけるのか?
それは、まず「自分が傷ついた」という自覚をしっかりもつこと。
不健康に傷つく人は、傷つくと同時に、
「きっとこれは私が悪いんだ」
「こんなことで傷ついてちゃだめだ」
「あの人は本当はいい人だから」
などと、なんらかの理由をつけて、自分が傷ついていることを認めようとしない。
でも自分で「事実を認めてあげる」って大事なんです。
自分はこういう経験があって、
今、人に傷つけられて、苦しいんだ、悲しいんだ
こういう思いがあるんだ
…ということを認めてあげること。
自分を癒していくこと=セルフヒーリングにはまず「事実」を見てあげることが必要です。
私たちは「事実」と「意見」を混同しがちです。
でも、認めてあげるのは「事実」であって、自分や誰かの「意見」とは違う。
どうぞその点を混同せずに、思い切り自分が傷ついたことを認めてあげてください。
セルフヒーリングのための3つのステップ
「ヒーリングをするのは、炎症した傷を治すのと同じ過程」だと
ドン・ミゲル・ルイスの「Mastery of Love」という本に書かれています。
まず一番に
「傷口を開いて膿をだす」
これは「事実を見る」ということです。
膿を出す時少し痛いのと同様、
真実を見ること、自分が傷ついている事実を認めることは、痛く辛い時もあります。
でもそれもしっかりと見て、感じてあげること。
そして、次のステップとして、
「綺麗な水で洗い流す」
これは自分やまわりも許していく行為です。
最後に
「愛の絆創膏をはる」
これでもう大丈夫!!
繰り返し実行して「セルフLOVE」につなげよう
「自分が傷ついていると認める」
↓
「自分やまわりを許す」
↓
「愛の絆創膏を貼る」
この3つの行動ステップを繰り返していくことが、
自分を大切にすること、セルフLOVEに繋がっていくと私は感じています。
人生生きていればだれでも傷つくことって絶対にあるけれど、
私達はその恐れを乗り越えていく。
私たちには
愛、強さ、勇気がしっかりと備わっていることを
必ず覚えておいてくださいね。
さいごに…
瞑想は、自分を第三者的に観察する力がつきます。
ぜひこちらの瞑想もやってみてくださいね。
それでは皆さま、今日も素敵な一日を!!
ヨガ&瞑想インストラクター/Wellness To Go主宰
愛知医科大学を卒業後、医師として働き、語学留学をきっかけにカナダ、バンクーバーに移住を決意。バンクーバーでヨガや瞑想に出会い、マインドフルネスなライフスタイルに興味を持つようになる。医師、マッサージセラピストとしての経験を通し、体とマインドへの深い興味と理解を持ちながら、YouTubeチャンネル「Wellness To Go by Arisa」を通して、多くの人が幸せに自分らしく生きていく手段をシェアしている。チャンネル登録者数は18.8万人、毎週行なっているライブヨガレッスンは800人近くが参加する。著書「バンクーバー式ウェルネスヨガ」を通し、心と体に意識をむける習慣作りを多くの人に伝えている。
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