この記事を書いた人
踊る歯科衛生士
Thalia貴子
こんにちは。ベリーダンサー&歯科衛生士のThalia貴子です。
突然ですが女性のみなさん、自分の身体とむきあえていますか?
肌荒れ、疲れやすさ、生理痛、イライラ・・・
私もこういう不調を感じた一人です。
なんとなく不調にゆらぎ始めた方はもちろん、そうではない方にもぜひ!
この記事では、みなさんの「ゆらぎ」「不調」の予防法の1つとして私のフェムケア体験談を知ってほしいと思い、シェアします。
40代目前で感じた私のゆらぎ
2年前頃から生理前になると、極端に免疫が落ちるようになりました。
毎月ではありませんが、家族が誰も風邪をひいていないのに、私だけ喉が痛かったり、微熱がでたり。
これらが生理の始まりとともに治ることもしばしばでした。
(この時期はまだ世の中がコロナに敏感で、医療職ということもあり、何度か検査もしましたが、毎回陰性でした)
免疫低下が落ち着いたかと思うと、今度は排卵期にチクチクと下腹部に痛みを感じるようになりました。
特に鎮痛薬を飲むほどでもなく、毎月時期が過ぎると自然に治ってしまいます。
ここまでで症状が一定でないことや、年齢、ストレスなど自分なりに分析してみると、そろそろ更年期障害?ホルモンバランスがゆらいでいるのかも?などと考えるようになりました。
ゆらぎ不調な私を救った!同世代からのフェムケア情報
そろそろ私も「ゆらぎ」や「更年期」に効くサプリのお世話になる時期かな…
そんな風に思っていたタイミングで、ある日子供の幼稚園での公式ランチ会がありました。
そこでたまたま同世代のママたちと同席になり(くじ引きで決まったので本当に偶然でしたが、これが幸運でした)会話が盛り上がり、気づくと年齢の話に。
「みんなはプチ更年期ってある?」
ある一人のママ友の一言に続いて、他のみんなも少しずつ、自分の不調について口に出し始めました。
「運動や生理用品、下着の素材にはこだわっているけれど、不調がある」
ということを、私も打ち明けてみました。すると黙って聞いていた一人のママが一言。
「みんなフェムケア、したほうがいいよ!」
フェムケア??
ケアの名前は聞いたことがあったけれど、私には関係ないと思っていたことだったので驚きでした。
でもこのフェムケア情報が、私の悩みだったゆらぎや不調を救ってくれるきっかけになるのです。
次は、私がフェムケアに詳しい友人に聞いたデリケートゾーンのケアが重要な理由をお話しします。
乾燥は大敵!デリケートゾーンの保湿
まず皆さんは乾燥が気になる時、どこを保湿しますか?
顔?身体?頭皮?
実は乾燥するのは皮膚だけではないんだそうです!
女性が持っているデリケートゾーン、つまり粘膜も乾燥対策が必要なのだそうです。
特に驚いたのは、デリケートゾーン(粘膜)の吸収率です。
参考までに、以下は友人から聞いた話をもとに、個人的に調べたパーツごとの経皮吸収率に関する、一般的な比較です。
- 前腕 3.3%(標準)
- 額 21.5%
- 頭皮 4.3%
- 腹部 4.3%
- 粘膜(膣)66.2% ⇐なんと前腕の約20倍!
注:表は(出典)SpringerLink/Openi/JamaNetworkのデータより筆者が作成したもの
粘膜(膣)の保湿成分や有効成分の吸収率が非常に高いのがわかります。
この話を聞き、そういえば生まれてこの方、デリケートゾーンの保湿なんて一回もしたことなかった!と、はっとしました。
他人事と思っていたフェムケアが、一気に自分事となった出来事でした。
考えてみると女性のデリケートゾーンは、
- 粘膜部分にぴったりショーツが触れている
- トイレのたびにペーパーで付近を拭く
- 生理中はナプキンが触れている など
生まれて何十年も、日々摩擦や乾燥に脅かされているな…と。
自分の身体を大事にできていなかったことに反省しました。
さて次は、フェムケアを始めた私が実感した心と体の変化についてお話しします。
【体験談】フェムケアを始めてみた!
ゆらぎ世代に突入かな…と認めていつつも、
「まだ毎日できるケア(フェムケア)を始めていなかった!」
と自分にはっとしてすぐ、ケアに使う天然オイルを探し始めました。
オイルを探すと同時に‘フェムケア’と検索すると、その方法なども情報はたくさん出てきます。
私は初めて体験するし、まだ小さい子供がいるので、短時間でシンプルにできる方法から始めることにしました。
(私はフェムケアのメリットは感じつつも、その専門家ではないので、商品のおすすめは割愛させてください)
私がしているフェムケアは、
1日1回、お風呂上がりに2.0~2.5mlと、たっぷりめのオイルをデリケートゾーン一体に塗ること
です。
膣内までは塗りませんが、表面だけではなく、入り組んでいる部分(小陰唇)は丁寧に、前方から会陰まで塗っています。
最初の3~4日は慣れないので、大変に思うかもしれませんが、慣れてくれば時間はかかりません。
5分あればできてしまします。
立ってケアする場合は、片足を低めの台にのせ、膝が90度くらいになるようにするとしっかり塗れるようです。
座りの場合は、洋式トイレで行うと簡単です。
フェムケアの頻度は、気にする方は、トイレのたびに保湿する方もいるそうですが、その際には手が清潔かどうか、毎回しっかり確認する必要がありそうですね。
ちなみに生理中は無理せずケアをお休みしています。
基本的にずぼらな私は、このブルーな期間に「手間が減ってちょっとラッキー☆」な気分になれます。
フェムケアを始めて変化した私のこと
1.おりものの量が減った
一番驚いたのは、フェムケア(1日1回の保湿)を始めてすぐにおりものの量が減ったことです。
おりものの多さは体質によるものと思っていたので、疑問にも思いませんでしたが、ケアを初めて以降、全くと言っていいほど!おりものシートに頼る日がなくなりました。
もともとおりものとは、(排卵期以外は)自覚するほどの量がでないのが普通なのだそうです。
この変化で自分のデリケートゾーンが乾燥に脅かされていたことに、やっと気づけたのでした。
粘膜は吸収した材料が早く、効果的に作用するとも言われます。
(そういえば口腔も粘膜ですが、即効性を期待する薬は、舌下に入れますよね)。
これはまさに、それを裏付けた出来事でした。
2.不調を感じにくくなった
フェムケアを始めるまでは1ヶ月の中で、排卵期以降の2週間はなんとなく疲れやすかったり、ぼーっとしてしまったり、身体がスムーズに動かないことが多かったです。
それが始めて2ヶ月目にはだんだんと不調を感じる日が減ってきました。
あとちょっとがんばろう!が久しぶりにできるようになりました。
3.排卵痛・生理痛の軽減
こちらも2ヶ月ほど続けると、軽さを感じるようになりました。
あれ?もう生理の時期だっけ?とカレンダーを確認したのはだいぶ久しぶりでした。
生理中の腰やお腹が重たい感覚も薄れました。
1ヶ月調子がいいってなんて快適なんだ!!と感じた出来事でした。
さいごに〜骨盤底筋も動かそう〜
フェムケア+骨盤底筋の運動
身体の中心にある女性器。そのケア(フェムケア)についてお話ししてきました。
この女性器が健康だと、身体全体に前向きなエネルギーがあふれます。
これは18年、ベリーダンスを踊り、研究をしてきた私の視点で言っても間違いはありません。
(ベリーダンスはお腹や下腹部のコアな筋肉=骨盤低下筋を鍛えます)
今日までデリケートゾーンの乾燥に関する知識は浅かったものの、18年のベリーダンス経験から「鍛えない筋肉が衰えていく」という事実についてはよく理解しています。
たとえ見た目に見えない小さな筋肉であっても、身体の内側の筋肉であっても(膣・子宮)同じです。
たっぷり保湿剤を吸収できるためには、適度に運動をして、いい状態の筋肉が必要不可欠なのです。
フェムケアで私が効果を早めに効果を実感できたのも、この運動をしていたからかもしれません。
おまけ★ベリーダンス de 骨盤低筋エクササイズ
ベリーダンスの基礎はお部屋の中でも簡単にでき、骨盤周りの深部筋肉(骨盤低筋などのインナーマッスル)を鍛えられます!
私のインスタアカウントでは筋力アップになる、簡単ベリーエクササイズをご紹介しています。
ぜひ、裸足になってリラックスしてお試しください!
お手持ちのヨガマットの上でも可能ですよ。
踊る歯科衛生士
歯科衛生士/ダンス&スマイルセラピスト。2006年より国家資格を持ち、歯科医療現場に携わる。巷では踊る歯科衛生士と呼ばれる。
現役勤務もしながら、ベリーダンスで培った14年の経験を加え、心と顔筋のつながり研究をする。「踊りながら心身体を整える」リズムベリーダンスのコンテンツ作成が目標。女の子ママ。
他の認定記録→2014年よりベリーダンス講師、2017年より表情筋講師、2022年より歯科食育士。
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