#2. 28歳、はじめての決断 〜 人のせいにしない生き方【Chat with Arisa】

Chat with Arisa

ポッドキャスト、Chat with Arisa、2つ目のエピソードは、28歳で生まれて初めて自分で決断した私のはなし。

Spotifyから聴く  https://spoti.fi/3m98ab8

みなさんこんにちは!
Chat with Arisaのお時間です。
今日もいろんな場所から聞いてくださってありがとうございます。

少し前に「毎日笑顔でいられる簡単3つの習慣」という動画をYouTubeにアップしました。その動画の中で「わたしの家は、硬いおうちだったので、「楽しむ」とか「笑い」という言葉とはかけ離れた環境で育ちました。音楽が流れていることもなかった」
というお話をしたのですが、そしたらコメントで
「育たれた環境が全く想像と違っていて、びっくりしました!」
「もとから明るい家庭で育ったかのようだったので意外でした!」

という声をいただきました。

なるほどー。そんなイメージがあったのだなと思ったので、今日は過去のメルマガを読んだあとに、両親と私のことも少しだけお話ししたいと思います。

このメルマガは2年前の母の日に配信したメルマガです。

————
Happy Mother’s Day!

母の日ですね。
世界中のママ達、ママになろうとしている人達、
犬や猫の動物のママ達も、
いつも本当にお疲れさまです!!

お母さんのことが大好きで、友達のような関係である人もいるだろうし、そんなよい関係じゃない人もいるだろうし、
はたまた、いわゆる”毒親”とよばれる母親の人もいるだろうし。

ま、家族は色々、人生も色々。笑

私といえば、母親とすごく仲がよいわけでもなく。

日本にいた頃は買い物したり、レストランに行ったり、ショーを見に行ったり、表面的には仲のよい親子でしたが、
深い話や彼氏の話は一切したことありませんでした。

私の旦那さんはカナダ人で、今年で結婚10年を迎えますが、いまでも会うことを拒否されています。
あまり人間関係には悩んだことがない私でしたが、唯一悩んだのが、両親とのこと。

友達のように仲のよい家族、
やること全てをサポートしてくれる家族をうらやましく思った時期もありましたが、ま、各お家にそれぞれのストーリーがある。

それは親の世代だけではなく、何世代にもわたるものであったりもするわけですよね。

カナダに来てから数年はその事実にジタバタと戦っていましたが、
ある時、すっと全てを受け入れた感覚になって、
そしたら自分自身がすんごい楽になりました。

自然にお母さんへの愛情や感謝も湧いてきた。

あなたのお母さんだったからあなたは今こうしてここにいて、こんなにAwesome な人になっている!

だからもし、自分の中で親のせいにしていることがあったりしたら、自分で責任をとりましょう。
親がどうであれ、自分の力で未来は変えていけるよ。

————

こんなメルマガでした。
ここでも書いているように、私がバンクーバーに来て長いこと悩んでいたことは両親との関係でした。

私は2006年に10ヶ月カナダビクトリアにいき、語学留学をしました。
そこで今の旦那さんにあい、1年日本に帰り、2008年にカナダバンクーバーに住むことを決めました。

私はとっても保守的で硬い家で育ちました。
私の父はとにかく海外、特にアメリカが嫌いな人です。
がちがちの西洋医学の人なので、東洋医学は大嫌いです。
ヨガや瞑想はカルトだと言われたことがあります。
ま、それもわからなくもないのですが。

そんな家で育った私は昔から「なんだか狭い世界にいるなぁ」ということは感じていたんですが、だからといって自分でやりたいこともわからず。やる勇気なんてぜんぜんなく。敷かれたレールの上を道くさしながらなんとなく歩いていた。
そのせいか、付き合う男性というのは、ほぼ自分と違う仕事をしていて、違う世界を見せてくれる人でした。

ですから、医師をして3年後に最初にビクトリアに語学留学をするといった時も、それはそれは大反対でした。
でもこの時、私は人生で始めて「反対されてもいく」という自分の決断をしたんです。
28歳のとき。おそすぎる反抗期です。

それまで私は、何かあるごとに親や環境のせいにして生きてきました。

「あなたにだめっていわれたからやめた」
「あなたがこうしてほしかったからこうした」

何かあるごとにこんなふうに思っていたんです。
自分で決めていくよりも、その方が楽だから。

ビクトリアにいくのはそんなサイクルを断ち切ろうと思った決断でもあったかもしれません。
ビクトリアにいって、帰ってきたら今度は白人の彼氏ができたなんていうもんだから、海外嫌いの父親からは
「一番恐れていたことがおきた」と言われ、父母ともに大反対でした。

1年後にまたカナダに戻るのを目標に、日本で働いていたのですが、その1年間は悩みました。
今までまで「いい子」でいた私はこんなに両親を悲しませてまで、私はカナダにいっていいのか?
これでカナダに行って振られたり、うまくいかなかったら、「ほれみたことか」と言われるか。

苦しかったのは私だけではなく親もだったと思います。
それでもやっぱりいきたくて、覚悟を決めました。
もう親や環境のせいにして生きるのはやめて、自分で決めていきよう!
覚悟というとなんか怖い気がしますが、
「これで何が起きても私はしっかりと道をつくっていける」
というような、なにか見えないものを信頼するようなそんな感覚で
バンクーバーにきました。

バンクーバーにきてから数年は両親のことは常に頭の中にありました。

言われる言葉はいちいちイライラするし、悔しいし、悲しいし、もうどうやって接していいかわからないし、どうしていいかわからない!そんな状態が続いていました。

最初は「私が親の狭い視野を広げてやる!」と意気込んでいたのですが、そんなことをしたら勝手にからまわりしてイライラするばかり。

「両親に認められたい」

これが私の深いところにあった思いだったと思います。
今してる仕事を認めてほしい。
私の愛する旦那さんを認めて欲しい。
私の生活、生き方を認めてほしい。

本当に毎日のように悩んで思ったことは
両親もひとりの人間で、彼らにも私には知らない育った環境や経験からの価値観がある。彼らの苦しみや戦いがある。
意見が自分と違うことだってあったって当たり前だし、違いを人として尊重したい。
親だから子供を認めるべきというのは、私や社会が勝手につくった思い込みで、縛られることはないんじゃない。

自分の大切にしていきたいこと、価値観が親と一緒だとやっぱり生きやすいとは思います。でも私は違いました。世の中にはそうじゃない人もいる。

家族だから必ず理解しあわなきゃいけないとか同じ意見をもっていないといけないというわけではないということ。

だからそこに、
「もっとこうだったらよかったのに!」とか「なんでー!?」って
一喜一憂するよりも、しっかり自分とのバウンダリー(Boundary: 他者との境界線)をもって、自分の幸せにフォーカスする。
自分の人生を生きること。

こんな家族がいいなというものは自分で築いていけばいいんです。
こんな人生がいいなと思えば、必ず築いていけます。

今目の前にいる人を大切にしたり
自分の好きなことをしたり、夢を追いかけたり。
悩みながらも自分の人生を生きようとしていると、
自分の幸せにフォーカスしていると
そんな自分のことが愛おしくなってきます。
好きになる。
自分を自分で認めてあげれるようになります。

そんなAwesomeな自分がこの地球に存在しているのは、
自分にしかもってないGiftを持って存在しているのは、
やっぱり両親やご先祖さまがいてからこそなので
両親やまわりに感謝の気持ちがわいてきます。

自分の人生を生きるっていうのは、
家族と全く違う方向にいけとか、
社会の常識をやぶれ!とか、
そういうことを提案しているのではありません。

Are you happy with your life?

答えがYESなら、Keep going!です。
NOなら、立ち止まって幸せになる、自分の人生を生きる決断をしてください。

人生は一回きりのチャンスです。

これを聞いてくれてるみなさん、ここに存在してくれてありがとう!
今日も思いっきりいきていきましょう。

聞いてくれて本当にありがとうございました
今日もDon’t forget to smile.

来週またこの場所で一緒にチャットしましょう!

ぜひフォロー、サブスクライブしてね!

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4 thoughts on “#2. 28歳、はじめての決断 〜 人のせいにしない生き方【Chat with Arisa】”

  1. 家族にはいろんな形があり、認めたくない事実を大切なフォロワーに告白できるくらい割り切れたんですね!弱みというか、言いたくないこと、言える強さにインスパイアされてます( ╹▽╹ )

    やっぱヨガ哲学はすごいなぁ!人生をバラ色に好転させますね!
    〘自分の人生に責任をもつ〙
    ほんとそのとおりですね。
    すべては自分の選択の結果ですね。耳が痛いなぁ。これを修行とよぶのでしょうかね?(笑)

    Reply
    • Yukikoさん、コメントありがとうございます!
      修行というとなんだか辛い感じがしてしまうけれど、Don’t take it too seriously!で笑いと軽さをその中に見つけていくと楽しいかなって思ってます。

      Reply
  2. Arisaさん、はじめまして!Alyssaと申します。Arisaさんと漢字も全く同じ名前を私は持っていて、勝手ながら親近感を抱いております。先月からWellnesToGoに参加していて、グレーだった私の世界がカラフルになりつつあります。Arisaさんのパワーもですが、メンバーのみなさまのパワーも影響を与えてくれています。1年間くらい悩んだ末の入会だったのですが、「入ってよかった!」と現在心から思っています。
    Podcast、ありがとうございます。Arisaさんと似ている点が多くてびっくりしました!お堅い家庭だったり、母親と表面的には仲が良いけれど…な関係だったり、”いい子”に努めていたり。
    私はお堅い家庭、兼過保護過ぎる親の元に育ちました。私自身はものすごく稀な難病持ちということもあって未だに実家暮らし、仕事も探し中、でも海外に出たいし自分のビジネスもやってみたい。本当の自分じゃない自分を親の前で演じるのをやめたい。と思っているのですが、親の意思に沿わないとなんて言われることやら…という葛藤に、心を擦り減らせています。今朝このPodcastを聴いて、「私も自分のために生きたい!」と強く思えました。目からうろこ、どころか目から涙でした。もっと自分に正直に生きたいし、楽しみたい、と思いのたけをPodcast聴き終わった後に書き殴って、ビジュアライゼーションもやって、明日から新しい自分として生きるんだと決めました。
    生きるために大切なことを教えてくださって、本当にありがとうございます。これからも応援してます!

    Reply
    • Alyssaさん、コメントありがとうございます!とっても嬉しいです!名前の漢字まで同じだなんて!
      「親の意思に沿わないとなんて言われることやら」すごくわかります。自分のために生きる!口で言うのは簡単ですが、実際はたくさんの葛藤があると思います。
      それでも、必ず乗り越える力が私達みんなにある!と私は信じています。だからAlyssaさんもそう決めた時から、もう大きな力はAlyssaさんの味方💖
      心から笑顔になれる選択ができることを応援しています!

      ちなみに、有紗という漢字。バンクーバーに住み始めた時に、漢字にはどういう意味が含まれているの?と聞かれました。
      有『存在する』 Be present
      紗『薄絹』Silk
      って意味だよー。って教えると、なんて美しい名前!とたくさんの人に言われました。なんだかシェアしたくなりました。

      Reply

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