瞑想とチネイザンの相乗効果!心と体をリセットするセルフケア

森の中で寝ながら瞑想

shiochan プロフィール写真

この記事を書いた人 
チネイザンプラクティショナー
しおちゃん

暑い夏が終わり秋の気配を感じる今日この頃、体が疲れていませんか?

季節の変わり目に心身のバランスが崩れていると感じることはありませんか?

そんな時こそ「チネイザン」と「瞑想」を取り入れて、心身を整える方法を試してみましょう。

チネイザンって初耳の方もいらっしゃいますか?

私が実践しているこの方法は、心と体のバランスを保ち穏やかな日々を過ごすための秘訣です。

チネイザンとは

チネイザンってマッサージのこと?

チネイザン療法(氣内臓セラピー)は、古代中国で発祥した気功療法の1つといわれています。

お腹を中心に触れるホリスティックな療法で、単なる腹部マッサージではなく体全体を一つの生命体として扱います。

腹部を中心に、皮膚や骨を含むすべての臓器に働きかけます。

もっと詳しく知りたい方は、以前私が書いた「お腹からカチカチの体と心を解放する!チネイザンとは?」の記事をご覧ください!

チネイザンの効果・好転反応は?

チネイザンの効果は多岐にわたります。

  • 便秘や下痢など、お通じの改善
  • 臓器全般の機能向上
  • 不眠解消
  • 疲れやすさ、だるさの軽減
  • 生理痛、生理不順、更年期症状の緩和
  • むくみ、冷えの緩和
  • 深いリラクゼーション、安心感
  • 生きがいの再発見など

これらはほんの一部に過ぎません。

あなたにとって必要な状態になっていくのではないかと、私は思っています。

チネイザンセッション後、一時的に体調が悪化する好転反応のような状態になることがあります。

これにより、セッションの効果を実感する前に不快な症状を経験し「効果がない」と感じる人もいるかもしれません。

効果には個人差があり医療行為の代替とはならないため、深刻な症状がある場合は医療機関への相談が必要です。

チネイザンセッションの流れ

基本的なチネイザンセッションは、一対一のマンツーマンセッションで、リラックスした状態で行います。

仰向けに寝たお客様のお腹を中心に施術者が触れていきます。

ゆっくりとした動きで、内臓に溜まった緊張やストレス、感情も解放していきます。

セッション後は、体全体が軽く感じられ、心も落ち着きます。

チネイザンを行うと痛い場所に気づくことがあります。

その痛みは、あなたにとって意味のある痛みなのでしょう。

無理にほぐしたり治そうとするのではなく、優しく寄り添う。そんなイメージで私はセッションをしています。

お腹マッサージ

瞑想の効果と心身への影響

瞑想は心身にリラクゼーションをもたらします。

瞑想を行うことで心が落ち着き、ストレスが軽減されることが科学的にも証明されています。

瞑想後には心の変化も感じられ、集中力が高まり、感情のコントロールがしやすくなります。

心理学的にはマインドフルネス瞑想は心の筋トレとも言われ、心拍変動の改善や心地よいリラックス状態をもたらします。

参考リンク: [科学的証明にもとづく、瞑想がもたらす脳への効果]

また、メタアナリシス研究(多くの個々の研究を統合して分析する方法)では、瞑想が心身の健康に以下のような多岐にわたる効果をもたらすことを科学的に裏づけています。[出典]

・集中力と注意力の向上

グラナダ大学のカセダス博士によるメタアナリシスでは、瞑想が実行機能(頭と心を上手に使う能力)に対して中等度の改善効果があることが示されています。

この研究では16件の研究(被験者合計1,112名)を対象に分析が行われました。

・ストレスの軽減

瞑想はストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げることが示されています。

2022年のメタアナリシスでは、マインドフルネス瞑想がストレス軽減に顕著な効果を持つことが確認されました。

・睡眠の質向上

瞑想は不眠症状の軽減にも効果的で、深い睡眠を促進します。

リラクゼーション技術を通じて睡眠の質が向上し、日中の疲労感が軽減されます。

・疼痛管理

瞑想は痛みの感覚を和らげる効果があり、慢性痛の管理にも有効です。

マインドフルネス瞑想を通じて痛みに対する感受性が減少し、痛みをより効果的にコントロールできます。

・精神疾患の症状改善

瞑想はうつ病や依存症などの精神疾患の改善に有効です。

ウィスコンシン大学のゴールドバーク博士らのメタアナリシスでは、瞑想が認知行動療法と同等の効果を持ち、全体的には中等度の改善効果があることが示されています。

これらの効果により瞑想は体の健康を維持し、全体的な生活の質を向上させるのに役立ちます。

瞑想する女性

チネイザンと瞑想の相乗効果

チネイザンは寝ながらする瞑想?

チネイザンは「寝ながらする瞑想」のようだと私は感じています。

私自身チネイザンを受けているとき、まるで瞑想をしているかのような感覚になることがあります。

施術者による優しい腹部へのタッチで内臓がゆらぎ、それにより全身がゆらぐ。

このゆらぎを堪能していると、寝ているような寝ていないような不思議な感覚になることがあるからです。

心身に滞っていたものが流れ、深いリラクゼーションを味わうことができます。

瞑想とチネイザンの組み合わせ

瞑想とチネイザンを組み合わせることで、心と体のバランスがさらに整い、日々のストレスや疲れが軽減されます。

瞑想で心をリラックスさせ、チネイザンで心身の緊張を解きほぐすことで、全身の調和がさらに取れるのではないでしょうか。

これはまさに、瞑想とチネイザンの相乗効果と言えるでしょう。

チネイザンでのセルフケア

”セルフ”チネイザンの概要

自宅でできるチネイザンとして「セルフチネイザン」があるのをご存じでしょうか。

自分でお腹に触れることで内臓にアプローチし、心身の健康を促進する方法です。

詳しい説明は長くなるため、今回の記事では省略させていただきます。

まずは施術者のセッションを受けていただき、お腹への触れ方を感じてから、自宅でセルフケアするという方法が私のおすすめです。

チネイザン・おへそ・大腸へのアプローチについて簡単に解説しているこちらの動画が参考になります。

”セルフ”チネイザンのポイント

”セルフ”チネイザンを行う際のポイントは、リラックスと感謝です。

両手をお腹に当てて、優しく腹部に触れていきます。

「セルフチネイザン」と検索すれば様々なやり方が出てくると思いますので、それらを参考にするのも一つの方法です。

私が自分で行うときは、細かいやり方はあまり気にしていません。

今触れたいところに触れたいように触れる。

「あぁ、私の内臓ありがとう」と感謝をこめて。

自分で自分に触れることも充分なヒーリング効果があるそうです。

夜寝る前などリラックスした状態で感謝しながら自分に触れる。

あなたも今日から実践してみませんか?

おわりに

チネイザンと瞑想は、季節の変わり目における心身のケアに非常に有効です。

チネイザンは腹部を中心とした内臓へのアプローチを通じて心身の健康を改善し、エネルギーの流れを整えます。

瞑想は精神的な平穏をもたらし、心のバランスを整えます。

これら二つの技術は、それぞれ独立しても効果的ですが、組み合わせることで相乗効果が生まれ、より深いリラクゼーションと健康促進が期待できます。

具体的にどのような変化を感じられるか、人それぞれではありますが、たとえば私がチネイザンセッションをさせていただいた方の中には

「チネイザンを受けた後、まるで瞑想をした後のような感覚でした」

「ぼぉーっとしてた」

というような感想をおっしゃったり、中にはチネイザンで滞っていた感情が解放されたという方もいます。

5回連続して受けていただいた方で、1回目と5回目が別人?というくらい素敵に変化した方もいらっしゃいます。

「間食をしなくなって痩せた」というお声もいただきました。

月に1回程度、これまで100回以上チネイザンを受けている私自身も、「己の心身を整える」感覚でチネイザンを役立てています。

瞑想を行った後のようなリラックス感と、内臓が活性化され生命力がアップする感覚が非常に心地よいのです。

ですので瞑想が好きな方は、チネイザンの奥深い面白さを堪能していただけると思います。

この機会に、自分の内側を深く見つめるセルフケアをしてみませんか?

森の中で瞑想する女性

Body, Mind

森の中で寝ながら瞑想
いいねしよう!
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
About Wellness To Go by Arisa

ウェルネスとは、「より豊かに生きるための方法や過程。そのために意識、気づきを高め、学び、チャレンジしていくこと」。“To go” は“お持ち帰り”という意味です。
このサイトに遊びにきてくれた人が、ピンときた情報を “お持ち帰り”して、1日5分でも10分でも忙しい日常から立ち止まって、自分と向き合う時間を作り、カラダとココロの状態に気づいたり、リラックスするヒントになったら最高です。皆さんのウェルネスの旅をここから一緒に始めていきましょう!

Read More