【ヨガで人生勉強!】つながること

バンクーバーは、この週末は「プライドデー, Pride Day」でプライドパレード、いわゆるゲイパレードが行われました。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンンダー(LGBT)が「プライド」を持ってお祝いする日です。 毎年3連休になるこの週末は様々なイベントが行われ、特にLGBTが多いデイビーストリートは人と活気に溢れていました。 そんな賑やかな週末、先日受けた日本で有名なヨガ講師、綿本彰先生のワークショップの内容をふと考えました。 ヨガはストレッチ法、健康法だとか、ダイエット法だとか、運動だとか、色々言われているけれども、私にとってヨガはライフスタイルであり、人生の勉強。ヨガを通して人生のこと、考え方、色々なことを学んだ。 私は、ヨガで大事なのは、ヘッドスタンドができることでも、マットの上でヨガジャーナルのような軽やかで綺麗なポーズをすることでもなく、どれだけ体が柔らかいかってことでもなく、マットを降りた時にヨガで学んだことをどうやって人生に生かしていくかだと思っている。 そして、もうひとつ。私にとってヨガをする時間は「自分と向き合う時間」。自分の気持ちに気づいたり、体の状態に気づいたり、呼吸とポーズを通して私の体と心を繋げる。 ちなみに「Yoga」は「To connect, 繋ぐ」という意味。 「ヨガ哲学は絆を育む哲学」 と彰先生は言います。 不安、緊張、恐怖、怒り、嫉妬、苦しみなどの感情や思考、またエゴなどは繋がりを阻む。 ヨガとは「繋がりを阻むものを取り除くこと、そして繋がること」 他人と繋がる前に、まずは自分自身と繋がらなければいけない。 自分自身と繋がるってどういうこと? 等身大の自分を受け入れること。 等身大の自分を受け入れるとどうなるの? 自分を認めているのだから、もっと周りに対してオープンになって認めることができる。 周りに対してオープンになって認めるってことは、周りともっと繋がることができる。 私達の身体には、育った社会環境、両親の考えや価値観、文化、習慣、経験などから、繋がりを阻むような感情、思考、エゴが蓄積している。 関節には色々な感情が貯蔵されると言われているし、 怪我をした筋肉ひとつをとってもその筋肉は緊張して怖がっているわけだよね。 ヨガをしながら、少しずつ関節を動かしたり、筋肉をストレッチしてあげたりしながら、そうやって蓄積している「繋がりを阻むもの」をとりのぞいていく。 タマネギの皮をむくみたいに、一枚ずつ一枚ずつ。 きっとかなりの忍耐と時間はかかるけど。 そうすると、まずは自分との繋がりを阻む物がとれていって、自分を受け入れることができる。 周囲に対してオープンになれて、他人も受け入れられる。 そして繋がれる。

【幸せの定義?】幸せな人達が実践する6つの事 “酸っぱいレモン”から“甘いレモネード”を作る方法!

人生には予期しない困難や、苦労が絶対つきもの。でもそれをどう受け入れるかがその後を左右すると私は思う。世の中には、いつもハッピーでそんな苦労とは無縁みたいな人もいる。でもそういう人だって、きっと困難や苦労は経験している。ただ受け取りかたが違うだけなのではないか。 MindBodyGreen, 5Things Happy People Doには以下のことが書かれている。 Happyな“幸せを手にする”人がしている5つのこと 1. Happy people are resilient. ハッピーな人はすぐに回復する。回復の仕方を知っている。 『Resilient(レジリエント):たちまち元気を回復する、打たれ強い』という意味。 子供を見ていると思うけど、やつらは本当にすぐ元気を回復する。(‐^▽^‐) さっきまでワーワー泣いてたのに、え?笑ってる?さっきなんだったの?みたいな。 人生に打ち倒されても、ダウンしたままではどんどん落ちていく。 「私ってかわいそう」って悲劇のヒロインに酔いしれることも当然いい。 でも酔いしれた後は、すぐに立ち上がって再度挑戦だ! 2. Happy people are open. ハッピーな人はオープン。 人は傷つくと、もう二度とその痛みを経験したくないと思いから自分をシャットダウンしがち。でも、痛みを恐れていたら何も挑戦できないし、新しい扉もひらかない。 新しいチャンスや考えに常にオープンでいよう! 3. Happy people

ストレス社会… リラックスに本当に必要なものは?

海外では有名な混雑した日本の電車… 質問です。今日、身体と精神をOFFにする時間を数分でも作りましたか? ストレス社会で生きている我々現代人にとって、1日のうち少しでも体と精神を休めて活力を取り戻す時間を作ることは、は必要不可欠だと私は信じています。 そもそも「ストレス」という言葉は、もともと物理学において使用されていた言葉で、現在私達が使用する「種々の外部刺激が負担として働くとき,心身に生ずる機能変化(岩波書店、広辞苑より)」という意味ではありませんでした。それが1920年代に、心理学、生物学内で現在の意味として次第に使用されるようになったそうです。 マッサージにくるお客さんからよく聞く言葉「I’m stressed out…」 これは、「すごくストレスを感じている…疲れている…」という意味。ストレスによって、健康、性的機能、人間関係、仕事の成績、そして自分が誰なのか、自分自身への感覚…などが失われてしまって、それが様々な病気につながる場合もある。 ストレスを感じた時に人間の身体には以下のような反応が起こります。 ストレスに対応するために必要なホルモンが副腎から放出される。「副腎疲れてない?アドレナル・ファティーグ」を参照 自立神経系の交感神経が優位になり、心拍数、血圧を上げ、覚醒状態になる。筋肉の緊張は増加し、体は発汗する。英語ではこの反応を「fight or flight response: 闘争-逃避反応」という。反対に、その時に必要のない消化、排泄、成長、修復、生殖などの副交感神経が支配する機能は一時休業する。 体が「もうストレスの原因は過ぎ去ったよー。逃げる必要も戦う必要もないよー。」と判断すると、体を正常な状態に戻そうとするホメオスタシス(生体恒常性)という機能が働き、体は回復する。 むかーしむかしそのむかし、何千年も前の私達の祖先の人達にとってのストレスの原因(ストレッサー)は、野生の動物に食べられるから逃げるとか、戦うとかであって、その場合も体は上記に書いた今の私達の体と同じ反応をした。でも祖先の人達の場合、動物が去り、逃げるか戦うかのアクションが終われば、体は落ち着いて正常な状態にもどる。原因はすぐに解決するものなので、ストレスに対して交感神経のON/OFFが簡単だ。 しかし、現代人は会社、家庭、人間関係のストレスなど、ストレッサーはすぐに解決するものではない。そのため体がいつ交感神経を静めればいいのか分からなくなっていて、常に交感神経が働いている状態になっている。その結果、自立神経(交感神経、副交感神経)のバランスがとれず、自立神経失調症が起こる。副腎からは、常にストレスに対するホルモンが放出されつづけ、結果、体の再生能力は落ち、回復は遅くなり、本来持っている治癒力を失う。さらに高血圧、潰瘍、腰痛、免疫異常、生殖系の問題、鬱病…などの新たな病気を発生させる… ストレスに対する解決法、交感神経を静める状態の作り方は知っての通り、リラックスすること。リラックスとは「深く休息する」ことである。この休息は寝ている状態とは違う。寝ている時は筋肉など体の緊張が高まる。 マッサージを受ける事、ビーチに行ったり自然と触れ合うこと、旅行に行くこと、お酒を飲むこと、癒しグッズ… 人によって様々はリラックス法があるだろうけど、何よりも何よりも大事なことは呼吸だ。 ゆっくりと安定した呼吸は、ストレス時に働く交感神経とは逆の休息時、消化器系に働く副交感神経が優位になり、体と心を穏やかな状態に持っていく。血圧を下げたり、動脈硬化や、心臓病の進行を防ぐなどの効果があることも証明されている。 ゆっくりと安定した呼吸をすることで、ストレス社会の中で、いつOFFにしていいのか分からない体や脳が、 『お、今は休みの状態に入っていいってことなのね!Good night!(^^)v』 という感じで交感神経を静めてくれる。 お風呂に入っている時、仕事にいる時、家のソファに座っている時、時間がある時いつでも目を閉じて2〜3分だけでも、自分の呼吸にフォーカスしてみよう。 《呼吸のエクササイズ》 目を閉じて、ただ自分の呼吸を観察してみよう。変える必要はない。ただ観察する。速かったり、遅かったり、不規則だったり、スムーズだった、途切れ途切れだったりする呼吸を、変えることなく観察する。 少しずつ呼吸を長く、吸気と呼気を均等にしていく。鼻から吸って、鼻から吐く。数回繰り返す。

なんでヨガなの?〜ヨガを通して、「幸福を感じるパターン」を理解する

先日、いつもお世話になっているバンクーバーの現地情報を伝えているライフバンクーバーの王子さんとご飯を食べていた時、 『なんでヨガなんですか?ヨガの何がいいんですか?』 と純粋な質問をされた。彼は私にインタビューをしてくれた人でもあるのだけど、その時も彼と話していると自分の思いが鮮明になっていったり、その後も色々考えることができた。そして今回も… まったく、彼の質問は率直で、毎回考える機会をくれる。ヨガをしている者同士がヨガの良さを語る時、いちいち説明しなくても通じる所がある。でもヨガをしていない人に『なんでヨガ?何がいいの?』と聞かれて頭の中では分かっていたつもりが、言葉にするとうまく説明できなかった。 『ヨガは”つなぐ, to unite/ to yoke”っていう意味なのよ。呼吸とポーズを通して、体とマインドとスピリットをつないでさ…. 』 『ファシャ(筋膜)に働く数少ない動きの一つと言われてるんだよ。筋膜にはエネルギーのチャンネルがあると言われててさ…』 なんて、シャンディーガフを片手に、焼き肉を食べながら、知っている単語を並べてみたが…私も何を言っているか分からなかったから、聞いている彼もさっぱりだっただろうな…(・・;) ヨガをするようになって学んだ事はいっぱいある。それはおいおい書いていきたいと思っている。そもそも私がヨガをする、そして続けられている理由は、 『ヨガをした後は毎回気持ちがよくてHappyな気分になるから。頭も体もスッキリして、地に足がつき、落ち着いた態度(Feel grounded)になるから』   私は父親に『ヨガなんてものは宗教だぞ!!』と言われたことがある。 ヨガの哲学や歴史的背景を考えると、そう言うのもなんとなくわかる。だいたいオウム真理教は「ヨガ」を導入していたしね。そんなお父様の血を少なからず受け継いでいる私は(笑)、ゆっくりした動きのスピリチュアル重視なヨガには初め興味がなく、カナダに来てから汗をたんまーりかくビクラムヨガというホットヨガにはまった。 40℃、湿度40%というとにかく暑い部屋での90分間のクラス。ポーズは難しいものは一切なく、しかも毎回同じ26種類のポーズ。 かく汗の量ははんぱじゃない!肩こりもなくなる!代謝よくなる!肌も綺麗になる!体重増えなくなる!痩せる!終わった後の爽快感たまらない!暑いの大好きな私にはサイコー! と、とにかく、フィジカル面の効果あり、運動の一部としてのヨガが好きになった。1年半はこのホットヨガのみをやり続けた。やっていくうちにメンタル面の効果も気づいていくようになった。そしてティチャートレーニングをとり、他のタイプのヨガもやりだした。 でもどのタイプのヨガをしても、ヨガ後は気持ちがよく、Happyな気分でスタジオをでるのはかわらなかった。 「私達が幸せと感じる瞬間や、最高だと思う瞬間にはパターンがある」 メンタルコーチ、作家であるJon Wortmannはハッフィントンポストの記事:『Why yoga works』でこういう。記事の中ではヨガを例にあげてそれを説明している。そのパターンとは、 1段階:Being centered  –

【ヨガで人生勉強】自分のペースを知る

You TubeやDVDで簡単にヨガができる現代、家でヨガの練習をする人も多いけど、私はスタジオに行ってヨガクラスを受けるのが好き。 基本怠け者の私は家で1人でやるということが続かないの…  (-。-;) それに加えて、名前も職業も、お互いのことを何も知らない他人達が、たまには顔見知りもいるけれど、そんな人がみんな 『ヨガを通して、健康な身体、Happyな人生を得る』 という同じ目的を持ってクラスにきている。その一体感というか、コミュニティーが私は好きだ。 『私、体堅いし、みんながしているポーズとかできないし、だからクラスはとらない…』 と聞いたことがある。そんな人達に声を大きくしていいたい! ヨガは人と比べるものではない! ヨガを何十年やっている人が横で逆立ちのポーズをしていたって、やらなくてもいいし、できなくてもいいし、インストラクターの教えているポーズがその日の気分と違ったら、チャイルドポーズをすればいい! 最初は周りの人が気になるかもしれない。 でもやっていくうちに、人と比べることをしなくなる。 ヨガを通じて自分のペースが分かるようになる。 そして、それはヨガマットを降りてからもあてはまって、 人と比べずに、自分のペースで人生を進んでいけるようになる。 ヨガをしっかりやりだして4年以上が経つ私。 去年までヘッドスタンドや、ハンドスタンドなど、難しいポーズを練習したいとも思わなかった。 数回試してはみたが特に気持ちよくもなく、つらいだけ。 「気持ちよくないポーズをなんでする必要があるのよ?!(  ̄っ ̄)」 と思い、それ以降試しもせず。 でも去年初めてふとやってみたいなと思い、練習を始めたら、以前よりも筋肉もついてコアもしっかりしてきたせいか、昔はあんなに難しいと思っていたポーズが意外にも簡単にできて、そして気持ちもいいもんだから、これまた毎日練習したくなる。 ハンドスタンドはまだまだ練習過程だけれどもね… 「やってみたい」と思った時がその時なんだろうね。 早い、遅いは関係なく、その人のペース。 私は28歳で語学留学をした。平均よりはちょっと遅いけど、大人になってしたからこそ英語に対する意気込みも違ってより身についた気がする。 私達の生きている時代、情報量がとにかく多い。 「〜はいい、〜は悪い、〜すべきだ、〜するとモテる!  子供の教育法………. などなどなど」

1日1回でOK?初心者でも簡単にわかるマントラ&瞑想方法(脳への効果もアリ)

日本にいた時、瞑想(メディテーション)なんて、お坊さんとか、宗教家の人とか、ちょっぴり不思議な人とかがするもんだと思っていた。バンクーバーに来て、ヨガをするようになって、「メディテーション」と言う言葉を頻繁に聞くようになった。 成功者やセレブ達はやっている人が多いというではないか! そんな時に、ハフィントンポストを読んだハズバンドがハリウッドの映画監督や、プロデューサー、セレブリティ達がやっているいう瞑想法を習いたい。と言い出した… 彼は瞑想やヨガとはほど遠い人だから 「はい?なにを血迷っていらっしゃるの?」と驚いた。 しかも私自身ヨガもしてるし、マッサージも私にとってメディテーションだから、わざわざお金を払ってまで習いたくないという感じだった。が、説得され、半信半疑でそのコースを受けてみた。 それが私と瞑想の関係のはじまり。 コースを受けた後、なかなか毎日は続けられずon-offの状態が続いていたが、ここ数ヶ月は、朝時間があえばダンナと一緒に10分-20分の瞑想時間をとっている。そして、一緒にするその時間が好きだったりする。 瞑想が脳と体にもたらす効果とは? 瞑想は脳の前頭前皮質に作用する。 この前頭前皮質とは、人間の個性に大きく関係している場所である。 瞑想は以下のような効果をもたらすと言われています。 瞑想と脳の関係はこちらの記事(『科学的証明にもとづく、瞑想がもたらす脳への効果』)もぜひご覧ください! 心配や不安が少なくなる ストレスを下げる 思いやりの心が強くなる 集中力がつく、集中力がとぎれた時にそれに気づいてもどってこれるようになる 創造力が豊かになる:これはopen-monitoringと言われる、周囲の物音に敏感になって、その物音に集中する方法のほうが効き目があるようです。 物覚えがよくなる 瞑想というと、人は「思考をとめて、感情もなくして、無の状態を作る」と思う人が多いけどそうではない。瞑想中、頭の中には色々な思考が浮かんでは消えていく。それを第3者的にジャッジもせず、見守る。その練習の繰り返しで、熟練者達は「無の状態」が作れるようになるんだろうな。 『意識を呼吸に向ける』という瞑想のやり方が一般だけど 今でこそこの方法でやる時もあるが、やり始めたばかりの時は難しかった。だって意識を呼吸にむける『集中力』が必要となる。そんな集中力ないない!! 今回は私がハズバンドと習った、集中力を必要としない、子供でもできる(実際にADDやADHD, 注意欠陥・多動性障害の子供達にも使われていて、効果が証明されています)方法をシェアします!  初心者でも超簡単にできる集中力のいらない瞑想の方法(マントラを使おう!) この方法は「マントラ」を使用します。 マントラ(Mantra)の「マン, Man」は 「mind, マインド」で「トラ, tra」は「tool, 手段」という意味。「マインドを静めるための手段」という勝手に解釈しています。

害のあるストレスを【健康なストレス】に変える方法

2008年4月1日、エイプリルフールの日に嘘のように日本を飛び立ち、バンクーバーに来た。 人生のターニングポイント。 毎年、4月1日は、結婚記念日なんかより(旦那よ、申し訳ない…)、私にとっては感慨深い日であります。 ここ最近天気のぽかぽか陽気なバンクーバーの太陽とか、綺麗な空気とか、雲ひとつない青空とか、海とか、山とか、桜とか、道ばたに咲いている花とか、人とか、すべてが暖かく私を支えてくれてる気がして、バンクーバーにきて本当によかったなと思うのです。 さてそんな4月は『National Stress Awareness Month – ナショナル ストレス アウェアネス マンス』らしい… どうやら1992年からあったそうです。 アウェアネス、Awarenessとは【気づき】ということ。 つまり、ストレスに対して、もっと気づいていこうよ!という月。 日本では4月は何かと”始まる”月だから、これを機に自分とストレスの関係に向き合い始めてみるのも悪くはない。 ということで、ストレスについて話していきたいと思います。(*゚▽゚)ノ 私達が生きている上でいいも悪いもストレスはつき物。 でもすべてのストレスが害になるわけではない。 私達は向上していくためにある程度のストレスが必要なのです。 健康なストレスは人を駆り立てて、ゴールを達成させたりする 自分のストレスが分かっていて、それに上手に対応している人は、外見も健康的だという! 人の体は、実績が重視されるような何か(プレゼン、重要な会議、手術など…)に面した時、以下のような反応が起こる。 交感神経系、視床下部、下垂体、副腎がアドレナルやコルチゾルなどのストレスホルモンを血液中に放す。 そして、心拍、呼吸が早くなり、筋肉が緊張する。 次に起こる過程が「健康なストレス」と「害になるストレス」との違い。 健康なストレスと害になるストレスとの違い 健康なストレスに対しての体の反応はこんなことが起きる。 血管が開いて、血流が多くなり、脳、筋肉、手足は挑戦に立ち向かう。

『いのちをいただく』ということ

Facebookで友人がシェアしていた話を読んでいて、これはぜひ書きたいと思ったので書きます。 食事を食べる前に言う『いただきます』という言葉は日本にしかない。こちらの友人に『どういう意味?』と聞かれると『作ってくれた人や、こうやって今日も食事が食べれることとかへの感謝を表しているんだよ』と説明している。しかし、この『いのちをいただく』という話を読んで、本当の意味を知った気がした。 自ら栄養を作りだしていける植物とは違って、我々人間は栄養を得るために、他の生き物を『食べる』必要がある。牛、鶏、豚、魚はもちろん、植物だって生き物だ。30分かかって作られた食事は、作ってくれた人の30分ぶんの『いのち』が含まれている。『いただきます』は『いのちをいただきます』という意味。 私はベジタリアンでもビーガンでもない。肉も食べる。バンクーバーにはベジタリアン、ビーガンレストランも多く、ベジタリアン人口も多い。カラダにあうからと言って肉をとらない人もいるし、牛や鶏などの命あるものを殺して食べるなんて、という動物への愛情表現からの人もいる。それは個人個人の自由だ。でも、その肉がどうやって食卓に並んでいるというのしっかり考えたことがある人はどれくらいいるだろう… 数年前にオプラ・ウィンフリーのトークショーで牛のとさつ場(Slaughterhouse, スローターハウス)がとりあげられていた。さすがに実際に牛を殺す所にカメラは入れなかったけど、実際に銃で殺される牛を目の前でみたジャーナリストは涙をにじませながら『強烈だ…』とコメントしていた。その後、水で洗われて、機械からぶらさがる牛の皮をはぐ作業までしっかりとテレビでは流れていたから、これもすごい。そのジャーナリストは『この現場を見たからといって、ベジタリアンにはならない。でも確実に肉に対する、食べ物の対する感謝の気持ちは忘れてはいけないと思った』と話していた。このエピソードに興味のある方はこちらを→ Oprah Show ~Inside a Slaughterhouse~ そして先ほど、友人がシェアしていた「ベジタリアンになろう(ポールマッカートニー)」のYou Tubeを見た。動物達の扱われかた、殺されかたが愛も感謝も尊重もないひどいものだった。もちろん、これですべてのSlaughterhouseをジャッジしてはだめだと思う。そうじゃない場所ももちろんあるだろう。 忙しい毎日に追われふと忘れてしまう食への感謝。書かれているように、まさにたくさんの生き物から渡された命のバトン。感謝して喜びに満ちた人生を生きる… 思い出させてくれてありがとう。 以下は私がfacebookで読んだもの。『いのちをいただく』という絵本のもとになったお話だそうです。実際にこの絵本を読んでいないので、どこまでが引用なのかわかりませんが… お時間のある方は是非読んでもらいたい。そしてぜひ、子供達や、友達に伝えていってほしいなぁ… 『いのちをいただく』 著者:内田美智子 ***************************************************************** 坂本さんは、 食肉加工センターに勤めています。牛を殺して、 お肉にする仕事です。坂本さんは この仕事がずっといやでした。牛を殺す人がいなければ、 牛の肉はだれも食べられません。だから、 大切な仕事だということは 分かっています。でも、 殺される牛と目が合うたびに、 仕事がいやになるのです。 「いつかやめよう、いつかやめよう」 と思いながら 仕事をしていました。 坂本さんの子どもは、

映画『happy – しあわせを探すあなたへ』

ハズバンドにすすめられ『happy』という映画をみました。 彼は寝れない時ひたすら映画を見たり、様々な記事を読んだりしているから、私が気に入るような物があると教えてくれる。 5大陸16か国を巡る4年間のロケを敢行し、心理学や脳医学の世界的権威と幸福度を高める鍵を読み解くドキュメンタリー映画。 これがすごくよくできていて、想像していた以上に感銘を受けた! もちろん知っている情報もあれば、新しい情報もあったけど、それよりも、アメリカ、ブラジル、ブータン、東京、沖縄、インド、カラハリ砂漠など、実際の人々達の笑顔や悲しみに嘘はなく、映像から受けるインパクトは、今まで『幸せ』についてなんとなく知っていたつもりだった事をより鮮明にしてくれた気がする。 『幸せはお金では買えない』とは私は思わない。 住む家があって、食べるご飯があって、ある一定の幸せを得るにはお金が必要だ。でもそれが満たされた時、自分の内側の幸せが根底にないと、環境的、物質的な幸せだけの自分は『もっともっと物、お金が欲しい!』となる。 世の中で私達がフォーカスしがちな『環境的、物質的な幸せ』いわゆる収入、仕事、社会的地位、住んでいる場所、持っている車などは実は『幸福度』の10%しか占めないらしい。そしてこれらは、先ほど述べたようにどれだけあっても、どんどん欲しくなる物達だ。 『幸福度』の50%は遺伝子ーこれはびっくりしたのだか、生まれながらの物もあるようだ。 そして残りの40%は自分達の行動。 つまり私達のする行動で、幸せは高められるということ! 内側から幸せであれば、結果的に、よい夫婦関係、仕事ができるようになる、収入が多くなるなどの他のゴールも達成することができるよね。 映画の最後である教授はこういう。 『幸せになることは技と考えてもいい。バイオリンや、ゴルフを練習するように、幸せになることを練習することは可能だ。一人一人が毎日ほんの少しの時間でも、幸せや、人に対する思いやりを練習したら、世界はよりよい場所になるはずだ』 幸せになる方法は人それぞれ違うけど、私達が楽んですること、よく遊ぶこと、新しい経験をすること、友達や家族、人のために役立つこと、今自分がもっているものすべてに感謝すること、そういうことがすべて幸せへの道。 自分一人の幸せだけを考えるんじゃなくて、人への思いやり、優しさ、愛、それがめぐって自分の幸せも高まるんだよね… そして数年前に日本でTEDx Tokyoに参加した時のこと。 この映画のプロデューサー、清水ハン栄治さんがいた!! ので、もちろんどれだけ映画が好きかをご本人に伝えてきました(笑) LINEが新しくなりました!こちらからお友達になってくれたら嬉しいです。
LINE限定インタビュー動画を定期的に配信しています。 Arisaヨガ&瞑想インストラクター/Wellness To Go主宰 愛知医科大学を卒業後、医師として働き、語学留学をきっかけにカナダ、バンクーバーに移住を決意。バンクーバーでヨガや瞑想に出会い、マインドフルネスなライフスタイルに興味を持つようになる。医師、マッサージセラピストとしての経験を通し、体とマインドへの深い興味と理解を持ちながら、YouTubeチャンネル「Wellness To Go by Arisa」を通して、多くの人が幸せに自分らしく生きていく手段をシェアしている。チャンネル登録者数は18.8万人、毎週行なっているライブヨガレッスンは800人近くが参加する。著書「バンクーバー式ウェルネスヨガ」を通し、心と体に意識をむける習慣作りを多くの人に伝えている。