この記事を書いた人
ヨガ&瞑想インストラクター/Wellness To Go主宰
Arisa
おはようございます、Welness To GoのArisaです。
突然ですが・・・
I am not enough.
私は充分じゃない・・・
こんなふうに思ったことある人はいませんか?
正確には、この言葉ではない人のほうが多いと思います。
でもついつい、そうネガティブに思ってしまう。実際にはそんなことはないのに。
私もそう思っていた時がありました。
今日は、次第にそう思わなくなっていった私の経験についてお話します。
日本で失って、カナダで築いた私の●●
I am not enough.
私は充分じゃない。
そんな心の声。それは…
親に対してかもしれないし、
仕事に対してかもしれない。
今、何か人に教えようとしていること
かもしれない。
行動しても行動しても、
”自分の期待を満たしていないような”
”誰かの期待を満たしていないような”
”社会の期待を満たしていないような”
そんな感覚です。
私は、両親に対してありました。
勉強、ピアノのお稽古、仕事、
つるむ友人や選ぶ男性まで(笑)
常に期待に応えられていないような、
充分じゃないと感じられているような
そんな感覚があった気がします。
というか、私が勝手に感じていた。
日本にいた時は、
達成してきたことや肩書き、
物質的なものからのプライドは高かったけど、
内側の自分の価値や自己肯定感があったかと
聞かれたら、なかった気がします。
それが、カナダに来て、持っていた肩書きがなくなって
0からアイデンティティを構築していく中で
ヨガや瞑想に出会い、自分に正直になり、
少しずつ、I am not enoughという感覚がなくなっていきました。
私がカナダに来て築いていかれたものは、そう。自分に対しての肯定感。
日本時代にはあまり感じられなかった「自己肯定感」「セルフ・エスティーム」を、カナダで暮らすようになって徐々に築いていったのです。
機内で聞いたJay Shettyのポッドキャストをご紹介
以前、旦那さんのお母さんを訪ねるのに、メキシコからカナダに飛ぶ飛行機の中で、
Jay Shettyという人の「自己肯定感」に関する、こんなPodcastを聴きました。
5 Mindsets Necessary To Build Self Confidence And 4 Ways To Know You’re Enough.
(自分に自信をつけるのに必要な5つのマインドセットと、自分が充分だと知るための4つの方法)
このポッドキャストの内容によれば”健康な”セルフ・エスティーム(自己肯定感)を構築するために、以下の4つの領域を考える必要があるということが、研究でわかっているそうです。それは、
- 「安心、安全」
- 「アイデンティティ、自分の価値観」
- 「スキル、才能」
- 「コミュニティ、所属している感覚、まわりに理解される感覚」
次は、この4つの領域のことを、私と一緒にもう少し深く紐解いていきましょう!
”健康な”自己肯定感を築くための4つの領域
「安心、安全」
1つ目のこれは、子供の時に「安心、安全」を感じながら育ったかどうかが
大きく関係しているといいます。
人は、安心安全な環境を与えられないと、
自分で安心安全を作り出す必要があります。
ヨガや瞑想はまさに、
自分自身の中に安心安全を作りだす練習です。
自分自身で作りださないと
その空間を外側から埋めようと誰かに頼ったりします。
時々それが、毒のある人間関係を
引き起こす可能性にもなります。
「アイデンティティ、自分の価値観」
みなさんは、自分が大切にしている価値を
3つ挙げることができますか?
どんな人に囲まれたいですか?
自分自身、どんな人間に成長していきたいですか?
自分が大切にしていることが明確になると
それにそって決断ができます。
自分の大切なことを満たしているので、
幸福感にもつながります。
自分が大切にしている価値観じゃない人と
「一緒にいるのやめる」という決断もできます。
「スキル、才能」
今している仕事は、
あなたのスキルが最大限に生かされていますか?
例えば、人とのコミュニケーションが上手な人が、
人とまったく話さないでいい職場にいたら、
その人の才能が発揮されません。
もしかしたら、仕事場で自分は価値がないな・・・と
感じることにつながるかもしれません。
新しくスキルを身につけること、
そして仕事で、仕事以外で発揮する場所を見つけることは、
自信にも繋がっていきます。
「コミュニティ、所属している感覚、まわりに理解される感覚」
あなたのことを理解してくれる人、
サポートしてくれる環境がありますか?
友達でもパートナーでも、グループでも、
あなたを理解してくれる人、
サポートしてくれる人がいる環境に自分をおくことは
大切です。
そして時々そのためには、苦しい決断もあるかもしれません。
”健康な”自己肯定感チェック〜Arisaの場合〜
上記4つを、カナダに来てからの私に当てはめて考えてみました。
私が自分で自覚する、この4つの領域での私の自己肯定感チェックを体験とともにシェアします。
まずは「安心、安全」。
両親は安心安全を与えてくれましたが、
喧嘩が多い家庭でした。
それが今私の潜在意識のどこかにその
トラウマはあると思います。自分ではわかりませんが。
ヨガや瞑想をやりながら、
安心安全は自分で作りだせることを学び感じました。
「アイデンティティ、自分の価値観」。
カナダに来てゼロからのスタートをしたことで、
自分がどんな人になりたいか、
どんなことを大切にしたいか、
どんな人に囲まれていたいか。
それをよく考えました。
「スキル、才能」。
挑戦し続けることで、
自分の隠れて持っていた才能を見つけたり、
新しいスキルをつけることをするようになりました。
「コミュニティ、まわりに理解される感覚」。
私の一番の理解者は旦那さんです。
討論することもあるけれど、
100%サポートしてくれています。
そして、日本の友人、
カナダで出会った友人たちや、
オンラインを通して出会った人。
一つのコミュニティではなく、
いろんな場所にそれぞれのグループがあることは
宝物です。
ここにいるだけで充分!
何か新しいことに挑戦する時、
人と比べたり、まだまだだな・・・と
思ったりすることはもちろんありますが、
I am not enough.
私は充分じゃない・・・
と自分の存在を否定することがないのは、
この4つの領域/エリアを練習してきた結果なのかもしれないと
ポッドキャストを聞きながら思いました。
今、みなさんが一番にアプローチできそうだなと感じる
領域/エリアはどれですか?
「I am not enough.」
もしも、その声が頭の中で聞こえたら、
それは単なる意見です。
あなたはここに存在しているだけで充分。
これは真実です。
意見を優しく聴いて、受け止めたあと後、
この真実に少しだけ心を開いてみてくださいね!
ヨガ&瞑想インストラクター/Wellness To Go主宰
愛知医科大学を卒業後、医師として働き、語学留学をきっかけにカナダ、バンクーバーに移住を決意。バンクーバーでヨガや瞑想に出会い、マインドフルネスなライフスタイルに興味を持つようになる。医師、マッサージセラピストとしての経験を通し、体とマインドへの深い興味と理解を持ちながら、YouTubeチャンネル「Wellness To Go by Arisa」を通して、多くの人が幸せに自分らしく生きていく手段をシェアしている。チャンネル登録者数は18.8万人、毎週行なっているライブヨガレッスンは800人近くが参加する。著書「バンクーバー式ウェルネスヨガ」を通し、心と体に意識をむける習慣作りを多くの人に伝えている。
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