科学的根拠あり!”笑顔”でいることの大切さ

笑顔でいることの大切さ


この記事を書いた人
ホリスティック栄養士 

Eriko

”笑顔”にはなんとなく良いイメージがありますが、笑顔でいることの大切さは科学的に証明されていることはご存知ですか?

今回のブログ記事では、ホリスティック栄養士の私Erikoの観点から、”笑顔”が自分と周りに人たちの心と体へ与える「影響や効果」「笑顔でいることの大切さ」そして「笑顔の作り方」についてお話しします。

“笑顔”の効果1.腸内環境を改善する

心が健康であることは、腸を健康に保つために大切な要素です。

緊張するとお腹が痛くなったり、ストレスを感じると便秘や下痢になることはありませんか?

私たちの脳と腸は強い関係で結ばれており、お互いに信号を送り合い、コミュニケーションをとっています。

そのため、笑顔で前向きな気持ちでいると、腸も元気に活動をします。

逆に、ストレスや不安、またはネガティブな感情を経験すると、腸内細菌叢のバランスが乱れ、ガス、膨満感、便秘、下痢、炎症などの消化器系の問題が起こります。

腸の健康は、栄養素の消化吸収だけでなく、免疫機能、感情のコントロール、睡眠の質、食欲などにも関係します。

つまり、笑顔には腸のコンディションを整えながら、心と体全体のバランスを整える力があります。

“笑顔”の効果2.ストレスを軽減する

笑顔は、幸福感とリラックス感を促進するエンドルフィン、ドーパミン、セロトニンといった神経伝達物質の分泌量を増やします。

ストレスは、成長したり生き残るために欠かせないものですが、過度なストレスは体と心の健康を崩す原因となります。

笑顔でいることを選択すると、ストレスと上手く付き合えるようになり、わたしたちの体はバランスの取れた腸内細菌叢を維持することができるようになります。

腸内環境とストレスの関係については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、あわせてお読みくださいね。

笑顔でいることの大切さ

“笑顔”の効果3.栄養素の消化吸収を改善する

笑顔は副交感神経系を刺激します。副交感神経系が優位な状態では、体と心がおやすみモードに切り替わり、体がリラックス状態に入ります。

また、胃が収縮し、胃液の分泌が増え、消化が促され、栄養素の消化と吸収がスムーズに行われます。

逆に、ストレスを感じていると消化が上手くできなくなってしまうので、食事をする時は、リラックスできる環境で食事を楽しむようにしましょう。

仕事をしながら、ネガティブなSNSやニュースを見ながら、苦手な人と一緒に、散らかった机で食事をするのはおすすめしません。

“笑顔”の効果4.心地よい人間関係を築く助けをする

笑顔は自分だけでなく、周りの人にも良い影響を与えます。

初めて行く場所でも、笑顔の人が迎えてくれたら、ほっとします。

知らない土地で道を尋ねたい時に、ブスッとしている人と笑顔の人が目の前にいたら、笑顔の人に話しかけるのでないでしょうか。

そして、笑顔で道を案内してもらえると、道がわからなくて不安だった気持ちが消えて、安心感に包まれます。

笑顔でいると、人が集まってきます。

笑顔は、他者に良い印象を与えるだけでなく、他者に安心感を与え、他者とポジティブな影響を築くのを助けてくれます。

心地よい人間関係を築くことで、幸福度を上げることができます。

”出会いの中であなたが一番最初にすることは挨拶でも、握手でもないわ。あなたがまず一番最初にすることは、笑顔よ”

リトルミー(ムーミン)

人も自分も幸せにする4つの”笑顔”の作り方

笑顔を増やするために、今この瞬間からできることはたくさんあります。

笑顔を増やするための”4つの簡単な方法”を、ここでみなさんとシェアします。

①笑顔で1日を始める

試しに今日から1週間、毎朝鏡を見て自分自信に笑顔を送ることから1日を始めて見てください。

一見なんでもない行動ですが、こうすることで脳にこれから始まる1日がポジティブであると認識させることができます。

その結果、その日に起こったり、目にする物事を”前向きに捉えられ”るようになります。

笑顔でおはようと声をかけ合って1日を始めると、朝ごはんが美味しくなったり、太陽が気持ち良く感じられます。

作ってもらったり、自分の作った朝ごはんにケチをつけて1日を始めるよりも、笑顔で目の前のごはんに感謝しながら1日を始める方が、良い1日を過ごせる気がしませんか?

②感謝の実践

朝でも夜でも良いので、今感謝していることを3つ上げる時間を毎日5分だけ作ってみてください。何も浮かばない日や感謝する気分ではない日もあると思います。

でも、そんな時こそ、安心して眠れる場所があること、喉が渇いたら水を飲み、お腹が空いたら食事を食べられることなど、当たり前すぎて感謝するのを忘れてしまっていることを思い出す良い機会です。

③周囲をポジティブな雰囲気で囲む

話したり会うと理由はわからないけどポジティブになる友人や家族と時間を過ごしたり、エネルギーのあふれるミュージカルやコンサート、美術館に場所に足を運んだり、大好きなカフェやレストランに食事に行ったり、ヨガやダンススタジオやスポーツクラブに参加したり、自分を笑顔にする場所に足を運んでいますか?

私はピラティススタジオに行ってエクササイズをして体を動かして、自分と同じようにピラティスが好きな人たちと会話をしたり、気分転換にかわいいカフェで仕事をしてみたり、近くの自然公園にハイキングや自転車を漕ぎに行くと、たちまち自分の奥に眠っていたポジティブパワーが溢れてきます。

元気が出ない、ネガティブ思考が止まらない、そんな時は自分の好きなものにふれたり、ポジティブパワーが溢れている場所に行ってみてください。

④腸の健康をサポートする

先ほど話したように、腸と脳は繋がっており、常にお互いにコミュニケーションを取り合っています。普段の食事で腸の健康を意識することで、自然に笑顔があふれるポジティブ脳を作ることができます。

栄養価が低く添加物の多い過度に加工された食品はさけ、できるだけ素材そのもの、自然の形に近い状態の食材を、シンプルな味付けや調理でとりましょう。

また、納豆やザワークラウトなどの発酵食品や食物繊維を豊富に含む野菜、果物、豆などを食べることで、心の健康や感情に大きな影響を与える腸内環境を整えることができます。

腸内環境を整える食事については、こちらの記事でもっと詳しく紹介しています!

同じものを毎日食べるのではなく、いろんな種類の食材をバランス良くとってみて下さい。

以前紹介した美腸レシピも簡単にすぐにできるので、おすすめ。ぜひご参考に!!

笑顔でいることの大切さ

笑顔は、あなたの周りの誰かの1日を明るくするだけでなく、私たち自信が毎日をポジティブに過ごす助けをしてくれます。

また、笑顔には、腸内環境を改善し、栄養素の消化吸収を助け、ストレスを軽減し、心地よい人間関係を築くする力があります。

今、どんな表情でこのブログを読んでいますか?

もし強張った顔をしていたら、早速笑顔を作ってみませんか?