前に書いたこちらの記事で
人間の感情は「幸せ」でだけではない。
感情のバランスがとれているということは、
「幸せ」の感情だけを持っていることではなくて、
怒り、妬み、悲しみ、不安、自分のすべての感情とつながって、
それを処理できること。
と書きました。
もちろん、ポジティブな感情もネガティブな感情もぜーんぶハグしてあげればいい。
でもさ、でもさ、
ネガティブな感情はできるだけ少なくしたいじゃん。
コントロールなんてできるのか?
それには、食事、運動、睡眠時間、環境などライフスタイルがすべてが関係してくると思うのです。
私がなんとなーーーく頭にいれているのはアーユルヴェーダ。
私はアーユルヴェーダの基本的な知識しかないのですが
働いているVida Spaはアーユルヴェーダのトリートメントがあり、
お客さんに説明していると
“Wow, it does make sense! すごくわかる!あたってるわ!”
なんて言う人がいたりして。
アーユルヴェーダ 、Ayurvedaは
『Science or Knowledge of Life、生命の科学/知識』
(Ayur: Life Veda: Knowledge)
と言われるインドの伝統医学であり、ヨガとともに5000年もの歴史があります。
身体的、精神的にバランスととることにフォーカスをして、
病気を予防したり、回復させたりと、
より健康に、美しく歳をとっていく知識です。
美しく歳とりたいじゃないの!!(●⌒∇⌒●) わーい
アーユルヴェーダと西洋医学の違い
●アーユルヴェ–ダでは、私達ひとりひとりが全員違う個々であるので、みんなにあてはまる”よい食事”や、”よいライフスタイル”はない。
●予防が鍵。身体的、精神的にバランスを維持していくことにフォーカス。
(もちろん治療もする)
●アーユルヴェーダでは食事やライフスタイルは非常に重要な薬だと考えられている。
「Let food be the medicine, let the medicine be the food. 汝の薬を食事とし、汝の食事を薬とせよ。」
と西洋医学の父、ヒポクラテスは言っていましたね。
でも、私はもともと西洋医学の人なので、西洋医学が悪いとは一切思いません。
西洋と東洋のよい面をとりいれたバランスが必要ですよね。
アーユルヴェーダによると、私達はVata(ヴァータ)、Pitta(ピッタ)、Kapha(カパ)3つの”Dosha, ドーシャ”があります。
多くの人は1つか2つ優位なドーシャがあり、それが個々の特徴を作りあげています。
Vata(ヴァータ)の人の特徴:エネルギーは空気 ”動き”
・創造性が高い、活力がある、回復力がある、楽しい、元気、適応力が高い、ワクワクすることが大好き、瞬発力がある。
・バランスが乱れている時
恐れ、不安、心配、地に足がついていない感覚が高まる。
《その他、キーワード》
物覚えが早い、新しい知識をすぐ自分のものにするが、忘れやすい。
細くて背が高いか、低い。手足が冷たい、汗をあまりかかない。暑いのが好き。
乾燥肌、髪、便秘ぎみ。大腸。
突発的に行動しがち。いろんなアイデアや考えが頭のなかにいっぱい。
Pitta(ピッタ)の人の特徴:エネルギーは火 ”代謝、消化”
・リーダー、自信、知性が高い、賢い、上手に自己主張ができる(アサーティブ)、起業家、集中力が高い、チャレンジすることが好き、情熱的、整頓上手
・バランスが乱れている時
怒り、嫌悪感、忍耐力がない、攻撃、要求
《その他、キーワード》
中肉中背、消化が早い、食欲旺盛、快便、汗をよくかく。
肌がうすく、そばかすが多い。日焼けするとすぐ赤くなる。
暑い気候に長時間いられない。身体に炎症がおきやすい。小腸。
パブリックスピーキングが上手。
Kapha(カパ)の人の特徴:エネルギーは水 ”貯蔵、成長”
・愛情深い、寛大、地に足がついている、リラックス、あくせくしていない、
ジャッジしない、責任感が強い、頼りになる、誠実、忍耐力が強い、
・バランスが乱れている時
嫉妬深い、自信がない、うつ状態、変化を怖がる、執着心が強い
《その他、キーワード》
身体が大きめの人が多い、目が大きく、髪の毛や皮膚に潤いがある。
体重が増えやすい。湿気があり寒い場所が苦手。
ゆっくり話す。ゆっくり動く。エネルギーが蓄えられやすいので持久力が高い。
健康、免疫力が高く、病気にかかりにくい。
アレルギー、喘息、鼻炎、肺。
自分のドーシャは、『アーユルヴェーダ、体質診断』とかで検索すると色々でてくるのでぜひやってみてください。
【参考】アーユルヴェーダの体質チェック
どうやって自分のドーシャのバランスとればいいのか?
ヴァータへの生活アドバイス
同じ時間に寝る、起きる癖をつける。
火が通っていて、温かい、消化によいものを食べる。
よく休息する。
身体を動かすことはとってもよいが、激しい運動は適度に。
ヨガ、タイチ、ウォーキング、水泳などはとってもよい。
興奮しすぎるアクティビティーは避ける。
ピッタへの生活アドバイス
直射日光や、揚げ物、辛い食事をとりすぎない。
働きすぎ、飲み過ぎ、タバコに注意。
お腹がすいたら、我慢をしずにその時食べる。
新鮮な野菜、サラダ、ジューシーで甘い果物をたくさんとる。
カパへの生活アドバイス
毎日動くこと。動かないとカパの人はどんどん動きたくなくなっていきます。散歩したり、ヨガをしたり身体を動かしましょう。
温かく、軽い食事。
脂っこいものや、甘いものをとりすぎない。
こんな感じ。
私は、いつやってもヴァータとカパが同じくらいで。
最近やったらピッタも少しでてきてたけど。
だから、朝とかベッドの中でいつまでも寝ていられちゃうから、怠け者になりやすい。毎日運動とか身体を動かして、気持ちよく生活できるようにしている。
寒いところが苦手なので、身体を温めたり、ローフードではなくて、温かい料理してあるものを食べたり。
ダンナさんはもう、ピッタしかない人だから、
ストレスがかかると、小腸に炎症ができやすくなったり、怒りが強くなったり、インテンスになったり、興奮しやすくなったりする。
アーユルヴェーダの食事法は、彼の持っているクローン病や、潰瘍性大腸炎にはとってもよいと言われているので、私がもう少しとりいれてあげればいいんだけどね…。
少し知っておいたりすると、自分がバランスとれていない時をしっかり見つめられたり、ストレスの時の自分の反応がわかったり、それの対処法がわかったりするかもって思います。
ま、これがすべてじゃないけどね。
そしてなによりも内面から美しく歳をとっていこうぜー!
それ重要。(*゚▽゚)ノ
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ヨガ&瞑想インストラクター/Wellness To Go主宰
愛知医科大学を卒業後、医師として働き、語学留学をきっかけにカナダ、バンクーバーに移住を決意。バンクーバーでヨガや瞑想に出会い、マインドフルネスなライフスタイルに興味を持つようになる。医師、マッサージセラピストとしての経験を通し、体とマインドへの深い興味と理解を持ちながら、YouTubeチャンネル「Wellness To Go by Arisa」を通して、多くの人が幸せに自分らしく生きていく手段をシェアしている。チャンネル登録者数は18.8万人、毎週行なっているライブヨガレッスンは800人近くが参加する。著書「バンクーバー式ウェルネスヨガ」を通し、心と体に意識をむける習慣作りを多くの人に伝えている。
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