この記事を書いた人
多読家/ワーママ両立戦略家
Nao
皆さんこんにちは、多読家のNaoです。
「忙しい毎日の中でも、自分らしく、心地よく過ごしたい」
そんな想いを抱える女性たちに向けて、家庭もキャリアも大切にしたい方のための”おすすめの本や読書習慣のコツ”をInstagramでご紹介しています。
春のはじまりは、新しい気持ちでスタートできる、ちょっと特別な季節。
でもその一方で、知らず知らずのうちに頑張りすぎてしまう時期でもありますよね。
今回はそんな春にぴったりな「自分をリセットし軽やかな一歩を踏み出したくなる本」3冊をご紹介します。
新生活に少し慣れてきた今こそ、自分のペースを取り戻すタイミング。
立ち止まるヒントになったら嬉しいです。
春は習慣を見直すのに最適なタイミングです!
新年度が始まる春は、新しいことにワクワクする反面「早く慣れなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」とつい肩に力が入りがち。
そんな日常に追われて、ふと”自分らしさ”を見失っている瞬間はありませんか?
忙しさに追われる中で、いつの間にか自分の本当の気持ちや、大切にしたいことを後回しにしてしまうことってありますよね。
私自身も、子どもの新学期や仕事のバタバタに気を取られて「あれ、最近、自分の気持ちを置いてきぼりにしてたかも…」と後になって気づいたことが何度もあります。
そんな時こそ、自分自身をリセットし、心と習慣を見直すのに最適なタイミング!
新しい環境に慣れ、落ち着いてきた今、改めて自分に向き合う時間を持つことが、心身のリフレッシュや前向きな変化への第一歩になるはずです。
今回は、あなたの心を軽くし、習慣を整えるためのステキなヒントを与えてくれる3冊の本をご紹介します。
どれも簡単に始められて、無理なく続けられる方法を教えてくれる、とっても読みやすい本。
読んでいるうちに、自然と心、体、思考、そして習慣をリセットし、前向きな気持ちで新しい一歩を踏み出す準備ができるはずです。
これらの本が、あなたに新たな変化をもたらす一歩となりますように。
「新しい変化を起こしたい人」に贈る一冊
『移動する人はうまくいく』長倉顕太 著(すばる舎, 2024)
「変わりたいけど、何から始めればいいのかわからない…」
そんな風に立ち止まってしまうこと、ありますよね。
この本では、「考えてばかりで動けない」をやめるための最強の方法として、“移動する”というシンプルな行動を提案しています。
遠くに引っ越したり、大きな決断をする必要はありません。
例えば、いつもと違うカフェに行く、初めての場所に足を運ぶ…そんな小さな「移動」が、思考や行動のパターンをガラリと変えてくれるんです。
環境を変えることで、自然と行動力や継続力もアップし、結果として人生そのものが豊かに変化していきます。
また、「最善の選択を探す」のではなく「選んだことを最善にする」という考え方が、この本を読んで私が一番共感したポイント!
気になることがあるなら、完璧じゃなくても“見切り発車”でOK。
「行動しながら整えていくほうが、はるかに進みが早い」という一文にとても勇気づけられました。
また「移動」には人間関係の悩みや、閉塞感から自分を解き放つ力もあります。
新しい場所や人との出会いを通して、記憶に残るような“新しい自分”にも出会えるかもしれません。
この本をオススメしたいのはこんな人!
『移動する人はうまくいく』は、こんなあなたにオススメです。
- 人間関係のストレスから解放されたい
- 今の環境にモヤモヤしている
- 自分の時間をもっと大切にしたい
今の生活から、次の新たな一歩を探している方にぴったりの1冊です。
小さな移動から、大きな変化を生み出してみませんか?
「習慣が続かずモヤモヤしている人」に贈る一冊
『続ける思考』井上新八 著(ディスカバートゥエンティワン, 2023)
新生活で「よし、やってみよう!」と始めたことも、気がつけば三日坊主になってしまっていた…。
そんな経験、きっと誰にでもありますよね。
この本は、行動を「続けること」へと変えるための考え方や仕組みを、優しく教えてくれます。
特に印象的だったのは「意志の強さ」ではなく「思考のクセ」が習慣化のカギだという点。
「続く人」は特別なのではなく、ちょっとした見方や仕組みの違いで続けられているだけなんだと分かり、気持ちがすごくラクになりました。
例えば「毎日5分だけ」と決めて始めるだけで、想像以上の変化が生まれることも。
「続けること自体を楽しむ」発想もユニークで、無理なく続けられます。
私もこの本を読んでから、毎朝の顔トレや1分の美トレ、スキマ読書を習慣に。
短い時間でもコツコツ続けていると「ちゃんと積み重なってる!」と実感できて、自然と前向きになれます。
“やりたいこと”と“やるべきこと”の両立に悩む毎日にも、きっと優しいヒントをくれるはずです。
この本をオススメしたいのはこんな人!
『続ける思考』は、こんなあなたにオススメです。
- 新しい習慣を始めても、いつも途中で終わってしまう
- 「ちゃんと続けられた」という小さな達成感が欲しい
- 忙しい中でも、自分の時間を大切にしたい
「続けられる自分」に変わっていくことで、毎日がちょっとずつ、自信に変わっていく。
この春、新しい行動を「続ける力」に変えてみませんか?
「疲れを感じたり、自分を整えたい時」に読むべき一冊
『リセットの習慣』 小林弘幸 著 (日経BP 日本経済新聞社, 2022)
「気持ちがざわつく」「やる気が出ない」…
そんなとき、ただ頑張るよりもまず「リセットする」ことが大切だと気づかせてくれる一冊です。
著者は、ベストセラー『整える習慣』などでも知られる、自律神経の名医・小林弘幸さん。
本書では、悪い流れを断ち切り、心と体をリセットするための99の習慣が紹介されています。
ひとつひとつが1ページ完結でとても読みやすく、どれも今日から試してみたくなるような、やさしいアドバイスばかり。
例えば…
- 迷ったときは「行動するほう」を選ぶ
- 「過去の自分」と比べない
- 今は通過点だと思えば、希望が見えてくる
といったメッセージに、読みながら何度もハッとさせられます。
私自身も最近迷ったときは「行動するほう」を意識して選ぶようにしています。
ほんの小さなことでも、動いてみるだけで気持ちが思った以上に整ったり、物事がいい方向に進んだり。
その積み重ねで、少しずつ自己肯定感も上がってきている気がしています。
ストレスの多い毎日に、ちょっと疲れてしまったとき。
前向きになれない自分を責めてしまうようなとき。
この本は、そんなときあなたに、そっと寄り添ってくれる存在になるはずです。
この本をオススメしたいのはこんな人!
『リセットの習慣』は、こんなあなたにオススメです。
- 最近なんだか疲れている
- 気持ちが前向きにならない
- 立ち止まってしまいそうなときに、優しい言葉がほしい
1日1ページだけでも勿論OK。
“自分を整えるための読書”を、この春から習慣にしてみませんか?
おわりに
新年度が始まり、少しずつ日常が落ち着いてきた今。
だからこそ、ちょっとだけ立ち止まって自分を見つめ直すチャンスだと思います。
実は私自身、これらの本に出会ってから「自分にやさしくする習慣」が少しずつ増えました。
小さな「移動」で気分を変えてみたり、三日坊主を責めずに「また今日から」とリスタートしてみたり。
うまくできなくても、リセットすればいい。
そんな風に思えるようになって、心がずっと軽くなった気がします。
◎『移動する人はうまくいく』では…思考から行動に移す勇気を与えてくれ、
◎『続ける思考』は…忙しい日々の中でも続ける力を育てるコツを教えてくれ、
◎『リセットの習慣』は…心が疲れたときに、静かに優しく寄り添ってくれる、存在です。
どの本も、無理なく始められ、実践してみたくなるようなアイデアが詰まっています。
もし今、なんとなくモヤモヤしていたり、少しだけ生活を整えたいと思っているなら、ぜひこの3冊のどれかを手に取ってみてください。
今、ちょっとした一歩を踏み出すことが、一年後に「あのとき始めてよかった」と思える小さなきっかけになるかもしれません。
少しずつ自分に優しく、新しい挑戦を楽しみながら、これからの毎日を豊かなものにしていきませんか?
最後に…今回ご紹介した本は、私のInstagramでもっと詳しくご紹介しています。
「ちょっと気になるかも」と思う本があったら、ぜひ本屋や図書館で手に取って、日々の暮らしに取り入れてみてくださいね。
あなたの毎日が、少しずつ心地よく変わっていきますように。
みなさんが読んでみたいなと思った本はありましたか?
ぜひコメントで教えてくださいね!
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